2009-07-12

09.07.12 平山-天狗岳 縦走

平山から比麻奈山・比麻良山・文蔵岳・有明山・天狗岳と数多のピークを越えていく北大雪の大縦走です。





天候:晴れのち曇り
気温:13.5℃
風速:W3.1m/s



参加者:5名様
ガイド:土栄



行程
06:45 平山登山口 発
08:10 第一雪渓 着
09:10 平山分岐 着
10:59 文蔵岳 着
     お昼
11:25 文蔵岳 発
12:19 コル 着
14:00 有明山 着
15:07 天狗岳 着
17:09 天狗岳登山口 着



所要時間:10時間24分
歩行距離:16.3km
累積標高:+1437m / -1589m
歩数:19398歩



山行の様子

多くの車で賑わう平山登山口を出発し、蒸し暑い樹林帯を登っていくと、突如爽やかな涼風が。残雪と青空と新緑が目を楽しませてくれます。

雪渓を一つ二つと越えていくに連れ徐々に視界が広がり、やがて右手後方に目指す有明山・天狗岳が現れました。まだまだはるか彼方です。

夏雲湧き上がる稜線。平山分岐から比麻奈山の眺め。背後にはニセイカウシペ。ここからが楽しい平らな稜線歩きです。

表大雪は雲の中ですが、わずかに頭を出しているのは北鎮岳?凌雲岳?いずれ雲が晴れればわかるでしょう!

と思っていたら、文蔵岳に着く頃にはすっかりガスの中。しかも先ほどまでの暑さはどこへやら、寒いくらいの風が身を打ちます。

ガスの切れ間から一瞬のニセイカウシペ。残雪に飾られた姿はやはり美しいものです。数分間の後に辺り一面再びガスに包まれました。

文蔵岳から先は皆さん未知の世界。あまり歩く人もいないのでしょう、登山道はまだはっきりしておらず、植生がまだフカフカと残っています。気持ち良いのですが、どことなく罪悪感も。

文蔵岳から有明山までは、一気に430m下ってその後また一気に310m登り返す今日一番の難所。しかもほとんどが背の高い笹の中で、視界なし。しかも蒸し暑い。でも頑張って登り返せば、今日歩いてきた道がすっかり見えるのです。

疲れ果てた面々。有明山でたっぷり休憩を取って英気を養って、お次に目指すは天狗岳。まだまだ先は長いですよ。


最後の最後、天狗岳登山口への下りはスキー場の作業道を伝って。これがまた歩きにくい代物なのです・・・。長い行程お疲れさまでした。

2009-07-05

09.07.05 白雲岳(2230.0m)

赤岳から小泉岳にかけてのお花畑が見頃を迎えるこの時季。ちょっと欲張って白雲岳まで足を延ばしましょう。





天候:晴れ後曇り
気温:10.4℃
風速:NW1.9m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
06:34 銀泉台 発
08:09 コマクサ平 着
09:31 赤岳 着
10:58 白雲岳 着
     お昼
11:32 白雲岳 発
13:28 コマクサ平 着
14:28 銀泉台 着



所要時間:7時間54分
  登り:4時間24分
  下り:2時間56分
歩行距離:13.7km
累積標高:±931m
歩数:19180歩



山行の様子

ガスに包まれた銀泉台。昨年秋以来のご無沙汰ですが、いつものように車で溢れています。今日も多くの登山者で賑わっているのでしょう。

第一雪渓を抜け第二雪渓に至ると、ガスの上に出ました。白い雪・瑞々しい新緑・青空。気持ちの良い景色です。

コマクサ平では咲き始めのコマクサがお出迎えしてくれました。

いつもより大きい印象の第三・第四雪渓を登り、赤岳から見る目指す白雲岳。

ここからいよいよ花三昧の始まりです。ほら、あちらもこちらも一面の花ですよ。

詳しくはこちらをご覧いただくとして、主役の一人はもちろんホソバウルップソウ。

花見物を終え、白雲岳への最後の登り。ここからは少し緊張していきましょうね。

賑わう山頂は、ようやくやってきた夏山シーズンを感じさせてくれます。あちらからもこちらからも談笑が聞こえてきます。

山頂から一瞬垣間見られた新緑と残雪の縞模様。

下りは雪渓を滑りまくり。やっぱり雪が残っていると楽でいいものです。

09.07.04-05 小泉岳・緑岳・高根ヶ原 全行程

例年なら好天が続き爽やかな夏を実感できるはずの北海道の六月だが、ことしはどういうわけか雨が多く、寒い日が多かった。おかげで山は雪解けがすすまず、花々の開花は遅れ気味。というわけで、早咲きの花たちを目当てに企画した今回のプログラムも、いささか不安をもっても出発だったが……。



参加者:3名様
ガイド:佐久間



所要時間:15時間45分
歩行距離:23.6km
累積標高:±1498m


1日目:銀泉台~小泉岳~板垣分岐~緑岳往復~白雲岳避難小屋
2日目:白雲岳避難小屋~平ヶ岳往復~板垣分岐~小泉岳~銀泉台

09.07.04 小泉岳・緑岳・高根ヶ原 2日目

第一の目的チョウノスケソウに会うことが出来たきのうに引き続き、2日目は高根ガ原のウルップソウ群落を目指して、小屋を発つ。



天候:くもりのち晴れ



行程
05:30 白雲岳避難小屋 発
06:30 ウルップソウ群落(三笠分岐付近) 着
07:35 コマクサ群落(平ヶ岳付近) 着
08:45 U点(三笠分岐付近) 着
10:15 白雲岳避難小屋 着
11:30 白雲岳避難小屋 発
11:50 板垣分岐 着
12:50 小泉岳
14:05 コマクサ平 着
15:20 銀泉台 着



所要時間:9時間50分
歩行距離:14.9km
累積標高:+660m / -1153m



山行の様子

小屋を出るとすぐに迎えてくれるエゾオヤマノエンドウの群落。

朝霧のなかの出発だったが、時おりのぞく晴れ間に白雲岳の勇姿が。

歩くこと約1時間できょうの撮影スポットに着く。

さっそく構えるカメラの前には……。

見事なホソブルップソウの株や…

キバナシオガマ

一度小屋に戻って来た道を引き返す。道すがら迎えてくれるチョウノスケソウ。きのうにくらべて花数が二倍になっている。

しっかりカメラに収めておこう。

登りに苦労した雪渓も下りは快適に滑っていく。

見頃になったイソツツジの群落を見ながら、"現実"に戻っていく。

2009-07-04

09.07.04 小泉岳・緑岳・高根ヶ原 1日目


朝四時に出発したにもかかわらず、銀泉台の駐車場はほぼ満車状態。やはり皆さん、花を見たいのか……。



天候:晴れ後くもり



行程
06:40 銀泉台 発
07:35 見晴し台 着
08:20 コマクサ平 着
09:50 赤岳 着
11:25 板垣分岐 着
11:50 緑岳 着
12:35 白雲岳避難小屋 着



所要時間:5時間55分
歩行距離:8.7km
累積標高:+836m / -345m



山行の様子

準備運動もすませて、さぁ、出発

完全に雪渓で埋まった第一花園。足下に気をつけながら慎重にトラバース。

"最大の難所"第三雪渓をガンガン登る。

赤岳を過ぎると、あった、あった、ウルップソウ。

遠目に見えるのは、小泉平の撮影スポット。

開花が遅れ気味で心配されたチョウノスケソウも、しっかり花を付けている。この花に会いたくて、毎年ここへ足を運ぶのだ。

たどりついた白雲小屋では、さっそく「還暦記念登山」のお祝いがはじまる。

小屋は宿泊者50人を超えて超満員。大半が雪に埋まっており、テントサイトもこのとおりの団地状態だが……

雪の上にはスペースを気にせず張られた、おなじみのエスパース。

阿鼻叫喚の小屋内を尻目に、ゆったりとした夕餉のひとときを過ごす。

09.07.04 ピシカチナイ山(1308.2m)

一面雪に覆われる冬には登山道のない山へよく行きますが、夏山ではこれが初ツアーとなります。沢と薮と展望の山、ピシカチナイ山です。





天候:曇り
気温:20.6℃
風速:S0.8m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
08:16 ゲート 発
08:46 林道終点 着
09:12 入渓点 着
10:37 三股 着
12:04 ピシカチナイ山 着
12:37 最高点 着

12:45 最高点 発
13:44 三股 着
14:48 入渓点 着
15:45 ゲート 発



所要時間:7時間29分
  登り:4時間21分
  下り:3時間00分
歩行距離:11.0km
累積標高:±827m
歩数:11730歩



山行の様子

林道を塞ぐゲート脇に車を駐め、てくてく1時間ほど林道歩き。前半は立派な、後半は荒れた道を行きます。

ある程度距離を稼いだら林道から外れ、脇を流れる沢に降ります。水量はせいぜい足首くらい。若干暑めのこの日、足を濡らす水の流れが心地よく感じられます。

登るに従い右に左に支流を分け、その度に流れは細くなり、ついには、

流れがなくなり、沢形もなくなり、一面の笹原へ突入。笹の薄いところ薄いところを狙って歩くのですが、それでも苦労するものです。

稜線直前の深い笹薮を泳ぐようにして抜け、三角点の置かれた山頂へ。たった4人しかいないのに、座って休憩することもできない狭い山頂です。木々に囲まれ景色もイマイチ・・・

じゃあ、あっちのピークまで行ってみましょうか。実はあちらの方が標高が高いのです。しかも、しっかりと踏み跡があるというおまけ付き。

20分ほどでやってきた最高点。岩峰にうっすらと表土が乗り、ハイマツやダケカンバがかろうじてしがみついているだけの、不安定な山頂です。さて、展望はいかが?

雲がちではありますが、まずまずの景色を見ることができました。出発時にはガスの中だったことを考えると、むしろ上出来と言えるのではないでしょうか。こちらは東大雪のペトウトル・ヌプカウシヌプリ方面。

厚い雲の下に十勝連峰の裾野が見え隠れ。大麓山・トウヤウスベ山・下ホロカメトク・オプタテシケなどが判別できました。

ウペペサンケ方面も山頂ははっきりとは見えず。一番空の色は明るかったのですが。

2009-07-02

09.06.30-07.02 オプタテシケ-トムラウシ-扇沼山 全行程

大雪山を歩き慣れた人でも、まだ歩いていない方が多いオプタテシケから三川台の間。大雪山で最も原始性の高いこの区間をテント泊縦走しちゃいましょう。




参加者:3名様
ガイド:佐久間・土栄


所要時間:26時間12分
歩行距離:37.9km
累積標高:+3075m / -2759m


1日目:美瑛富士登山口~オプタテシケ~双子池
2日目:双子池~三川台~南沼
3日目:南沼~トムラウシ往復~三川台~扇沼山登山口