2013-10-26

13.10.26 黒松内岳

旭川から片道300km以上、高速道路利用でも4時間以上費やしてようやくたどりつく遠方の山、黒松内岳。そこまでしても行ってみたい、道北民憧れのブナの山です。





天候:曇り
気温:9.8℃
風速:S0.4m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:00 登山口 発
09:55 6合目 着
10:45 黒松内岳 着

11:04 黒松内岳 発
12:31 登山口 着


所要時間:3時間31分
  登り:1時間45分
  下り:1時間27分
歩行距離:4.5km
累積標高:±578m



山行の様子

登ってすぐに目立つのはブナ。大雪山付近では目にすることのない木肌を愛で、

黄色の落ち葉を愛で、

苔の上の実を愛で、

そうこうしているうちに6合目を越え、高木がなくなり、目指す山頂が眼前に迫ります。

ここから先は距離は短いもののなかなかの急登です。

設置されたロープも使い、登りきったところに待っているのは、可愛い帽子を被った山頂標識。このタイプのものは今まで見たことがありません。

曇天ではありますが、それなりに景色を見せてもらいました。左手に日本海、右手に内浦湾。道南の一番くびれているあたりですね。

急斜面は下りのほうがより大変なもの。ロープに感謝しつつ慎重に足を進めます。

3合目から1合目の間に迂回路なる枝道がつけられているので、下りはこちらを選択。

渋い紅葉を楽しみつつゆるりと歩くことができます。



今日のパノラマ

黒松内岳山頂から内浦湾方面。

黒松内岳山頂から日本海方面。

2013-10-18

13.10.18 秋田駒ヶ岳

台風一過、その後急激に気温が下がり、山々が雪に覆われた翌日。東北山行二座目は秋田駒ヶ岳です。





天候:快晴のち晴れ



参加者:2名様
ガイド:佐久間・土栄



行程
10:00 八合目小屋 発
10:31 片倉岳 着
11:36 男女岳 着
11:55 阿弥陀池小屋 着

お昼

12:26 阿弥陀池小屋 発
12:45 横岳 着
13:36 八合目小屋 着



所要時間:3時間36分
歩行距離:5.6km
累積標高:±426m



山行の様子

長いつづら折りの道を経てようやく到着した秋田駒ヶ岳八合目。広い駐車場と立派な小屋。夏山シーズンにはさぞ賑わうのでしょう。小屋の向こうに雪を被った男女岳が見えています。

歩き始めてすぐ、背後に見えてくる山並み。まんまるな山と山の間に岩手山。

山腹を巻く道をたどり、ほとんど登りらしい登りがないまま核心部へ。昨日振った雪で一面白く覆われています。

阿弥陀池のほとりを経て、

男女岳山頂を目指します。

雪の男女岳到着。そういえば去年も鳥海山で雪に降られたっけ・・・。東北に雪を呼ぶ山楽舎。

阿弥陀池小屋で昼食後、横岳経由で帰ります。阿弥陀池の反対側にも見事な火山地形が広がっています。

横岳を過ぎて名無しのピークから振り返る男女岳・男岳・横岳。

同じく盛岡方面。どこか北海道とも似ている雄大な景色です。

この後は八合目小屋に下るだけ。正面に岩手山を見すえながらのんびり行きましょう。



今日のパノラマ

阿弥陀池小屋から阿弥陀池全景。池を取り巻くのは左から、横岳・男岳・男女岳。

横岳から女岳・男岳・男女岳。

横岳の脇にある名無しピークから八幡平方面。

2013-10-15

13.10.15 八甲田山

恒例の東北山行。今回最初に登るのは青森は八甲田山です。ロープウェイを利用して楽々山歩きを楽しみます。





天候:快晴のち曇り



参加者:2名様
ガイド:佐久間・土栄



行程
09:11 山頂公園駅 発
10:26 赤倉岳 着
11:24 大岳 着
11:57 避難小屋 着

お昼

12:28 避難小屋 発
13:29 毛無岱 着
14:36 酸ヶ湯温泉 着



所要時間:5時間25分
歩行距離:9.1km
累積標高:+493m / -912m



山行の様子

足の速い台風が迫りつつある東北。今日中に上陸するようなことを言っていましたが、朝の八甲田山は意外にも青空の下。

ロープウェイ駅からしばらく遊歩道を歩きます。湿原の向こうにぽこぽこと優しげなピークが連なります。良い山容ですね。

一登りして赤倉岳に至った後は、その優しげなピークを伝うのみ。この感じ、どことなく大雪山にも似ているような気もします。

井戸岳の火口跡を越えると大岳が間近。鞍部には立派な避難小屋が見えています。

大岳山頂に到着。台風がどんどん近づいてきているのでしょう。さすがに雲がちになってきましたが、まだかろうじて青空も覗いています。

山頂から北方面。赤倉岳・井戸岳と今日歩いてきたルートを見返します。

南方面には南八甲田の山々が連なります。

避難小屋まで下ってお昼休憩をとったら、一路、毛無岱へ。

湿原を過ぎて紅葉のただ中へ。

賑わう酸ヶ湯温泉に下山。あたりはとっぷりとガスに包まれてしまいました。皆さんに温泉を楽しんでいただいている間、私はバスに乗って車を取りに・・・



今日のパノラマ

大岳山頂より田茂范岳・赤倉岳・井戸岳方面。

大岳山頂より高田大岳方面。

2013-10-09

13.10.09 山カフェ・浮島湿原

今シーズン三度目となる浮島湿原。早春の雪原、真夏の青々とした緑の湿原を見て、最後は秋の湿原でのコーヒーブレイク…。さぞ味わい深いものになるはず。





天候:晴れ



参加者:5名様
ガイド:佐久間



行程
09:25 湿原入口 発
10:25 森沼 着
11:05 森沼 発
11:55 湿原入口 着



所要時間:2時間30分
  登り:1時間00分
  下り:0時間50分
歩行距離:4.6km
累積標高:±70m



山行の様子

台風の接近で、朝になってから天気予報が悪い方に変わり、空模様が気になるところだが,曇りながらも温かく、まずまずの散策日和だ。

クロエゾマツとアカエゾマツの葉っぱの違いを見分けようと、熱心な参加者の皆さん。

いきなり視界が開けて見えた湿原は、すでに渋い枯れ色だ。

風は弱く、池塘に木々の影が映り込む。

木道の彼方にはニセイカウシペ山。楽しかった縦走の話に花が咲く。

湿原を半周してコーヒーブレイク。本日の豆はおなじみイルガチェフェ・オーガニック。

今回は皆さんマイカップを持参された。

晩秋の湿原で飲むコーヒーの味はまた格別。

池塘にはヒツジグサの葉が残る。花の時季も良かったが、冬前のこの時季も一味違った趣がある。

散策を終えたあとは、これも定番になりつつある蕎麦でお昼。今回は新蕎麦の甘みを堪能する。