2007-10-31

07.10.31 旭岳温泉-天人峡温泉

旭岳温泉から天人峡温泉まで下る一方のこのコース。晩秋の一日をゆったり静かに過ごすには最適なコースなのです。




天候:曇りのち晴れ



参加者:岡田さん・金田さん・中津川さん・原田さん・藤田さん・村岡さん
ガイド:土栄



行程
11:13 旭岳野営場 発
13:07 ひょうたん沼 着
13:47 峡谷台 着
     お昼
14:14 峡谷台 発
15:17 天人峡温泉 着



所要時間:4時間04分
歩行距離:5.5km
累積標高:+ 190 m / - 634 m



山行の様子

出発地点は旭岳温泉にあるキャンプ場。身が引き締まるような冷気の中、さあスタートです。

岩場でヒカリゴケを探したり、ちょっとした川を渡ったりしているうちに少しずつ体が温まっていきます。

足下にはきれいなツルリンドウ。赤い実がよく目立っていました。

すっと視界が開けると、そこは湿地帯のようですが・・・

そうです、ひょうたん沼に到着したのです。水面に映るはずの旭岳は残念ながら雲に隠れていましたが、青い空がくっきり映り込んでいました。

ひょうたん沼の次の展望スポット、峡谷台で遅めのお昼にしましょう。

峡谷台からは、その名の通り天人峡の柱状節理の谷が望めます。小さく敷島の滝も見えています。

ちょっと首を振ると山も見えます。雲の間から顔を出した小化雲岳。

最後は柱状節理の崖をつづら折りしながら下っていきます。所々片側が切れ落ちていて、高度感抜群です。


帰りのバスにはギリギリ間に合う時刻、天人峡温泉へと到着です。あの崖の上から下りて来たんですねえ。

2007-10-28

07.10.28 ピッシリ山(1031.5m)

道北の主峰ともいえるピッシリ山。昨年朱鞠内湖方面から登ったので、今年は羽幌側から登ることにしました。




天候:晴れのち曇り
気温:10.2 ℃
風速:W 0.8 m/s(平均)



参加者:金田(じ)さん・金田(せ)さん・佐藤さん
ガイド:土栄



行程
08:12 林道終点 発
08:44 登山口 着
10:13 3km 着
11:43 ピッシリ山 着
     お昼
12:13 ピッシリ山 発
13:12 3km 着
14:21 登山口 着
14:57 林道終点 発



所要時間:6時間45分
  登り:3時間31分
  下り:2時間44分
歩行距離:17.0km
累積標高:+ 1177 m



山行の様子

林道が崩れ落ちていて、登山口まで2kmほど余分に歩かなければなりません。

紅葉を見ながら30分ほどのんびり歩くと、ようやく登山口。ここから尾根に取り付きます。

疎林の尾根には、黄色や

赤、色とりどりの葉っぱたち。まだぎりぎり紅葉を楽しむことができます。

登山道前半は広く緩い尾根歩き。お散歩気分でサクサク落ち葉を踏みしめて。

急登が現れると後半戦。ロープを伝う箇所もあり、一気に標高を稼ぎます。

同時に見晴しも効くようになり、見上げると山頂部。

もう一登りすると一等三角点の山頂が待っています。

見下ろすとダケカンバの白い幹が笹原の緑に映え、


尾根の向こうには朱鞠内湖の水面。遠くは霞んでいましたが、さすが一等三角点からの眺めです。

2007-10-27

07.10.27 黄金山(739.5m)

諸般の事情により急遽目的地を変更して行われた今日のツアー。向かったのは小さな秀峰・黄金山です。




天候:晴れ
気温:11.8 ℃
風速:SW 0.9 m/s(平均)



参加者:笹本さん親子
ガイド:土栄



行程
09:40 登山口 発
10:11 分岐 着
12:00 黄金山 着
     お昼
12:33 黄金山 発
13:34 分岐 着
14:08 登山口 着



所要時間:4時間28分
  登り:2時間20分
  下り:1時間35分
歩行距離:4.4km
累積標高:+ 619 m



山行の様子

きれいに整備されている登山口。好天の土曜日ということで登山者でにぎわっていました。

標高200m付近でも登山道はすっかり落ち葉に包まれています。

旧道との分岐を過ぎると視界が開け、そこにはそびえ立つ黄金山。いつ見ても見事な山です。

そこからは木立の中の急登を一歩一歩。

登山道が岩がちになれば山頂はもうすぐそこ。ぐいっと登れば、

両側が切れ落ちた狭い岩場に出て、奥に山頂が見えます。

2時間ほどで登れる楽な山ではありますが、この高度感はただものではありません。

もちろん景色も抜群。群別岳がひときわ目立っています。

下りは1時間半ほど。その後、すぐ近くにある有名なイチイを見に行くことに。

林道わきに車を停めて5分ほどで立派なイチイとご対面。一見の価値有りです。

2007-10-24

07.10.24 白雲山-岩石山

催行人数に達せずツアー中止

2006年6月4日 白雲山山頂から然別湖越しのウペペサンケ

2007-10-22

07.10.22 音江山-沖里河山 周遊

日曜日あまりに天気が悪いので1日延期にした山行。晩秋の低山をぐるりと周遊します。




天候:曇りのち晴れ
気温:4.9 ℃
風速:SW 3.5 m/s



参加者:工藤さん・佐藤さん
ガイド:土栄



行程
08:06 登山口 発
08:51 剣山 着
10:22 音江山 着
11:39 無名山 着
     お昼
12:09 無名山 発
12:34 沖里河山 着
14:15 登山口 着



所要時間:6時間09分
歩行距離:11.8km
累積標高:+ 886 m



山行の様子

ふかふか落ち葉が覆う登山道。モミジやらホウノキやらの葉を踏みしめて。

ふと振り返ると、そこは紅葉の並木道でした。黙々と歩いていると気がつかないものです。今日はゆったりと最後の紅葉を楽しみましょう。

ガスにまかれ雨に打たれしましたが、音江山山頂に着いた途端、青空が広がり出しました。

陽光が当たるだけで景色が鮮やかになり、気持ちは軽やかになり。楽しい稜線歩きの始まりです。まずは無名山目指して。

広く緩やかな稜線に良く整備された登山道。登山というより散歩という気分になります。

沖里河山にて。備え付けの望遠鏡からは何が見えますか?

今日歩いてきた道のりが見えるのですね。右手奥が音江山。あそこからずっと稜線をたどってきたわけです。

さらに見えるのは石狩川の上に流れる綿雲たち。

下りは林道をたどって。紅葉のトンネルは陽光を通してきらきら輝いています。

最後はハウチワカエデの紅葉に見送られ、無事一周を終えることができました。低山とはいえ距離はなかなかのものでしたよ。

2007-10-20

2007-10-17

07.10.16-17 雌阿寒岳-阿寒富士 縦走

今シーズン最後の遠征山行は雌阿寒岳から阿寒富士への縦走。前日の移動は、綿雲浮かぶ好天の中。翌日の天気も期待したいところですが・・・




天候:曇り一時雨・雪
気温:- 0.5 ℃
風速:S 9.4 m/s



参加者:長谷川さん・福永さん
ガイド:土栄



行程
07:17 野中温泉 発
08:35 五合目 着
09:52 雌阿寒岳 着
11:06 阿寒富士 着
12:41 五合目 着
13:42 オンネトー 着



所要時間:6時間25分
歩行距離:9.3km
累積標高:+ 1116 m / - 1183 m



山行の様子

出発は野中温泉登山口から。赤エゾマツの純林を縫って歩き出します。弱い雨が降っていましたが、ほとんど濡れることなく歩くことができます。

三合目を越えるとハイマツ帯に入り見晴しが効くようになります。オンネトーもご覧の通り。雨は止み、心なしか雲が薄くなった気もします。

六合目から上は雪の世界。昨日下から見た時には雪はありませんでしたから、夜のうちに降ったものでしょう。

九合目あたりで突然風が強くなり、その後は這うようにして山頂を目指します。ここまでくればあと少し。

強風吹きすさぶ雌阿寒岳山頂。景色は・・・なにも見えず・・・。

と思いきや、阿寒富士に向かう途中、一瞬だけガスが切れました。正面が向かう阿寒富士。左手下に青沼。

荒々しい噴火口も垣間見え。ほんのわずかな時間でしたが、これが見えるのと見えないのとでは大違い。

こんな天気の中でも元気!むしろ楽しんでいるようです。

いったん下り、登り返して阿寒富士。ここでも景色は見ることができず。

オンネトーへと下る道すがら。真っ赤なナナカマドの絨毯の中を通りました。さっきまで冬の世界にいただけに、鮮やかな色がいっそう際だちます。あと一時間、森歩きを楽しみましょう。