2014-12-28

14.12.28 小丸山

2014年最後のツアーは白金の森歩き。晴れていれば美瑛川の向こうにドドンとそびえ立つオプタテシケ山が見えます。




天候:曇り
気温:-1.1℃
風速:SW0.4m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
10:12 除雪最終点 発
10:52 林道入口 着
12:11 四阿 着
12:36 展望台 着

13:26 展望台 発
13:39 四阿 着
14:15 林道入口 着
15:00 除雪最終点 着



所要時間:4時間48分
  登り:2時間24分
  下り:1時間34分
歩行距離:5.7km
累積標高:±147m



山行の様子

除雪最終点から雪に閉ざされた車道を進みます。

夏には野鳥の森として遊歩道もあるようですが、雪に埋まって判然としません。コンパスにまかせてまっしぐら。

湿雪が降った直後とあって木の枝も幹もぽってりと雪化粧しています。

トドマツに接写。樹皮と地衣類と雪のコラボ。

こちらは凍みナナカマド。以前試しに食べてみたことがありますが、食感はまあまあ味はほとんどありません。

木自体の暖かさでできる霜の花。

真っ白な世界にはアジサイのドライフラワーがよいアクセントになっています。

展望台から見下ろす原生林。一面雪を被っています。

オプタテシケ山は…残念。見えませんでした。

来た道を引き返して出発点へ。大雪原と化した模範牧場が迎えてくれました。

2014-12-27

14.12.27 姿見平ー天女ヶ原

ロープウェイを利用して姿見平に上がり、裾平経由で山麓駅までもどる計画でしたが…




天候:雪
気温:-6.8℃
風速:SW1.5m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:53 姿見駅 発
10:41 石室 着

11:33 石室 発
11:59 姿見駅 着

12:54 姿見駅 発
14:30 天女ヶ原 着
15:01 山麓駅 着



所要時間:5時間14分
  登り:0時間48分
  下り:0時間26分
  下り:2時間13分
歩行距離:4.8km
累積標高:+103m / -591m



山行の様子

雪が舞う姿見駅。視界はほとんどなし。とりあえず石室まで行ってみることに。

前後左右まったく何も見えません。コンパスのありがたさをひしひしと感じながら慎重に進みます。

何度も歩いているコースですが、ホワイトアウトの時には石室が見えるとホッとします。

蝶番が壊れていて戸が閉まりきっておらず、室内には大量の雪が。まずは外から、次いで中から雪かきをして、ようやく入ることができました。

姿見の池で愛の鐘を鳴らし、一度駅舎に戻ります。

暖房で温まり、もう一度厳寒の世界へ。時に雪に埋まりながら下っていきます。

慣れている方は颯爽と駆けるように。

天女ヶ原に至るとようやく雪雲から抜け出すことができました。見返す盤の沢。

気温的にも湿度的にも風速的にも雪の結晶を観察する絶好の日。きれいな結晶が次から次へと私達に降り落ちてきます。

最後はエゾマツ林を縫って。

2014-11-09

14.11.09 敏音知岳

山頂から利尻富士が見たい!というお客様たってのご希望で、目的地を変更して訪れた道北は敏音知岳。予報では晴れとなっていますが、そう上手く見られるものでしょうか?




天候:晴れ
気温:-℃
風速:-m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:01 道の駅 発
09:56 紅葉の滝 着
10:38 軍艦岩 着
11:11 敏音知岳 着

12:05 敏音知岳 発
12:52 紅葉の滝 着
13:34 道の駅 着



所要時間:4時間35分
  登り:2時間10分
  下り:1時間29分
歩行距離:8.2km
累積標高:±659m



山行の様子

三角屋根が特徴的な道の駅ピンネシリ。ここでトイレと登山届を済ませて出発します。

前半は樹林の中の散歩道といった感じです。

森の巨人たち百選に選出された千本シナ。ここを過ぎてしばらく行くと急坂に取り付くことに。

天然の石畳のように白っぽい小岩が敷き詰められています。

九十九を折って登りきれば軍艦岩が迎えてくれます。

ここから山頂までは高木に邪魔されず展望を楽しむことができます。背後に広がる雄大な景色。

いかにも”山”という風情の山頂部。

真っ青な快晴の空。視線の先にあるのは…

うっすら霞の先に浮かぶ利尻富士!こんなに大きく見えるとは予想外でした。

中頓別の街並みの向こうにはオホーツク海も見えていました。



今日のパノラマ

山頂から踏み跡をたどって一つ先のピークへ。そこから眺めた東〜南〜西方面。

2014-11-01

14.11.01 北見富士

大雪山のいたるところから眺められる秀麗な三角錐の低山。登山道はありませんが、軽い藪漕ぎで山頂に立てるということでやってきました。夏山ツアー初登場となります。




天候:快晴
気温:8.2℃
風速:S1.7m/s



参加者:6名様
ガイド:土栄



行程
08:47 登山口 発
09:11 作業道 着
10:27 北見富士 着

11:27 北見富士 発
12:36 登山口 着



所要時間:3時間49分
  登り:1時間40分
  下り:1時間09分
歩行距離:3.1km
累積標高:±443m



山行の様子

先週に続き素晴らしい快晴の日曜日。林道脇でしっかり身支度を整えます。

まずは藪漕ぎ。といっても踏み跡はしっかりついていますし、丈も低いし、下手な登山道よりも歩きやすいくらいです。

笹薮が終わると急登となります。しっかりつけられたピンクテープとわかりやすい踏み跡があり、これなら迷う人はいないでしょう。

山頂に近づくにつれて林床はコケに覆われてきます。ふわふわの土壌は優しげな感触。

山頂直下、ごく狭い範囲にとけのこりの雪がありました。

三角点と立派な標識の置かれた山頂に荷物を置き、展望を求めて5分ほど藪を漕ぎます。

冬に登りに来た時に見つけた展望台です。ほぼ全山高木に覆われているこの山において、おそらく唯一大展望が得られる場所かと。

雪を被った武利岳。連なる武華山。

自分の目で、あるいはカメラで景色を堪能して、山頂に戻ります。ぽかぽかと陽光を受けてお昼休憩とします。

下山して林道から見る北見富士。見れば見るほど整った山容です。



今日のパノラマ

山頂直下の展望台から見る東大雪〜表大雪〜北大雪。

2014-10-19

14.10.19 冷水山

夕張の市街地に面したスキー場の山。何度か滑りに来たことはありますが、登るのは今回が初めてです。




天候:快晴
気温:16.9℃
風速:S1.2m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
08:58 駐車場 発
09:40 リフト降り場 着
10:28 冷水山 着

10:43 冷水山 発
11:26 駐車場 着



所要時間:2時間28分
  登り:1時間30分
  下り:0時間43分
歩行距離:5.2km
累積標高:±461m



山行の様子

なんという快晴、なんという暖かさ。最高の日曜日です。

以前は登山道があったと聞きますが、今はもう使われていないようです。Mt.レースイスキー場の管理車道をてくてく歩きます。

標高を上げると見えてくるのは札幌を囲む山々。手稲山から余市岳・札幌岳・空沼岳・恵庭岳を経て最後は樽前山で締め。

青空に向かって登れば山頂はもうすぐそこ。

三角点の置かれた山頂に到着。

ここからの景色は素晴らしいの一言。

冠雪の夕張岳が間近に眺められます。この角度の夕張岳は私たちにとっては大変新鮮なもの。

景色を堪能したら、スキー場を突っ切って適当に下っていきます。

紅葉の海に浮かぶかのような夕張の街並み。

緑の草が気持ちよさそう、に見えますが、鹿やらなにやらの糞がそこかしこ。くれぐれも気をつけて。



今日のパノラマ

冷水山山頂より、北西〜西〜南西方面。