2006-12-27

06.12.27 旭岳・天女が原

いよいよ始まりました。今シーズンのスノーシュープログラム。第一回目は当然私たちの庭、旭岳は姿見の池・・・と言いたいところでしたが、強風によりロープウェイ運休ですって。急遽天女が原コースに変更です。

最初はスキーコースを登っていきます。折々動物の足跡を追って脇道に逸れたり。

第一天女が原は厚い雲の下。今日は旭岳は見えそうにありません。

湿った雪が降る日には、大きな木の下で休憩を取りましょう。太い太いエゾマツの下で。

スキーコースを外れてしばらく森の散策です。途中、ぱっと視界が開けて、エゾマツの森が眼下に広がります。

冬でも凍らないワサビ沼。まだ雪は少ないようですね。

スノーシュープログラムといえば尻滑り。これがメインイベントです。急斜面を一気に滑り降りれば、気分は爽快。何度でも登り返したくなります。

催行日:2006年12月27日(水)

天候:

参加者:
大島さん

ガイド:土栄

行程:

10:29山麓駅  発
11:21第一天女が原 着 
11:43お化けダケカンバ 着
12:30展望台 着
13:04ワサビ沼 着
13:30すべり台 着
13:54旭岳VC 着

所要時間:3時間25分
歩行距離:4.3km
累積標高:180 m

一言:

強風・湿雪と天気には恵まれませんでしたが、そんな日でも雪山には楽しみが沢山ありました。リス・ウサギ・キツネなど、動物の足跡を追いかけたり、雪のすべり台を滑り降りたり。途中で出会った子供達にも元気を分けてもらいました。

(土栄)

2006-11-19

06.11.19 黄金山(739.5m)

黄金山に始まり黄金山に終わる今年の山楽舎BEAR夏山プログラム。小さいけれど満足感は高い良い山です。

ここ数日で降ったらしい雪に覆われ、真っ白な登山口。標高190mでこれですから、山頂はさぞ・・・

前半部はゆるやかな登山道。眼下に小川を眺めながら。

旧道との分岐をすぎると目の前に現れる黄金山。青空の下。てっぺんのイワイワのところまで登りますよ。

そしてここから急登のはじまり。雪のおかげで登りやすい場所や雪のせいで滑る場所。時には立木や張ってあるロープに頼ってよじ登ります。

ただでさえ狭くて怖い山頂は雪に覆われて緊張感も5割増。

それだけに当然眺めも良いのです。日本海は目の前に。

綿雲から透ける陽光があたるとぽかぽか暖かく。

雪の中の日向ぼっこ。登山道を外れたり、木登りを楽しみながらゆっくり下山しました。

催行日:2006年11月19日(日)

天候:晴れ

気温:1.8 ℃

風速:S 2.3 m/s

参加者:
細川さん・和作さん親子・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

08:50登山口  発
09:14旧道分岐 着 
10:52黄金山 着(お昼)
11:16    発 
12:25旧道分岐 着
12:55登山口  着 

所要時間:4時間05分
歩行距離:4.4 km
累積標高:521 m

一言:

新雪を踏みしめ、ロープ便りに急坂を登り、たどり着いた山頂は怖いほどの高度感がありました。その分景色は最高で、遠くの山並みとすぐそこに見える日本海に大感激。道無き道を行く下りと最後の木登りも楽しかったですね。

(土栄)

2006-11-18

06.11.18 石垣山(525.1m)

催行人数に達せずツアー中止

2006年11月17日 石垣山見張りの岩

2006-11-05

06.11.05 ウェンシリ岳(1142.3m)

登山口から山頂まで、標高差の割に距離が短く、それゆえ急登がちなウェンシリ。途中の岩峰に緊張しつつ山頂を目指します。

登山開始は麓のキャンプ場から。広く明るく川のせせらぎもある良いキャンプ場です。

いきなりの急登から始まるこのコース。直登に次ぐ直登。結構滑ります。

今は閉鎖されている氷のトンネルへ向かう道への分岐。ここから岩尾根のはじまりです。

こんな岩壁をよじ登ったり。

よじ登ったり。

こんな狭い尾根をたどったり。

ときには岩の基部を巻いたり。なかなかのスリルが待っています。

さらに新しい倒木も至る所にあり登山道を塞いでいます。薮こぎだってしなければなりません。

標高1000m辺りまで来ると山頂方向の展望が一気に開けます。時間と体力の関係で今日はここまで。山頂を眺めながらお弁当をいただきましょう。

振り返れば青空。とても11月とは思えない陽気。休憩中も長袖のTシャツ一枚で充分でした。9月の大雪山でももうちょっと着込みますよねえ。

催行日:2006年11月5日(日)

天候:晴れ

気温:16.8 ℃

風速:SW 0.8 m/s

参加者:
坂本さん

ガイド:土栄

行程:

08:07登山口 発
09:37氷のトンネル分岐 着
11:331000m台地 着(お昼)
12:19        発 
13:38氷のトンネル分岐 着
14:44登山口 着 

所要時間:6時間37分
歩行距離:5.0 km
累積標高:652 m

一言:

絶好の天気に恵まれた晩秋の一日。山中でも気温16℃もあるというポカポカ陽気で、休憩中も防寒具の必要なし。岩場歩きに緊張したり両手両足を使って倒木を越えたりと、楽しみ多い山行でした。山頂を踏めなかったのがちょっと残念?

(土栄)

2006-11-03

06.11.03 ピンネシリ(1100.3m)

樺戸山地最高峰のピンネシリ。山頂にレーダー雨量計測施設があり自然度は低いものの、遠く大雪山まで見渡せる展望は一見の価値ありです。

林道脇の駐車帯。ここから登山が始まります。若干雲量が多めですが・・・

見上げると青空が。うん、これならきっと大丈夫。山頂に着くまでこのままでいてよ。

この時期の低山の楽しみといえば、落ち葉踏み。カサコソカサコソ尾根道を行きます。

ピンネシリの脇に仲良く並ぶマチネシリ。やはり全天雲に覆われてしまいましたが、山頂はばっちり見えています。

だけど肝心のピンネシリが・・・。頭を雲に突っこんでおります。ちょっとちょっと。どうにかしてください。

どうにもなりません。ピンネシリへの最後の登りは霧の中への登りとなりました。

広い山頂に到着。どんどん霧が濃くなってきているような。風も強いです。

すぐ近くにあるこんな大きな建物がガスに煙って見えません!

どの方向にどの山が見えるか示して書いてありますが・・・。まあ気分だけでもありがたくいただきましょう。へー、あっちに暑寒別が見えるんだー。

すっかり葉を落とした林の中で、風を避けつつお昼ご飯。

催行日:2006年11月3日(金・祝)

天候:曇り

気温:計測せず

風速:計測せず

参加者:
笹本さん・細川さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

08:08登山口  発
09:04車道 着
10:36分岐 着 
11:11ピンネシリ 着(お昼)
11:43      発 
12:05分岐 着
13:18車道 着
14:15登山口  着 

所要時間:6時間07分
歩行距離:12.7 km
累積標高:824 m

一言:

山楽舎BEARが誇る晴女・晴男の力を持ってしても、ピンネシリにかかるガスを吹き飛ばすことは出来ませんでした。残念ながら山頂からの展望はお預けとなってしまいましたが、下山まで雨が降り出さなかっただけ良しとしましょう!

(土栄)

2006-10-28

06.10.28 化雲岳第一公園(1360.4m)

三国山に登る予定だったこの日。天候と積雪状況を鑑みて目的地を変更しました。行き先は・・・今月2回目の第一公園。冬景色を楽しみに、いざ。

黒く低い雲に覆われた旭岳。滝見台からの眺めです。予報では雨ですし、展望は望めないかも。とほほ・・・

前回(10月4日)は無かった倒木。体育の日三連休の暴風雨にやられたのでしょう。登山道上に無数にある倒木をあるいは乗り越えあるいはくぐりして進みます。

標高1000mが近くなるとさすがに積雪が見られるように。おや、青空が見えてきましたね。これはもしかして・・・景色が期待できる?

そして到着、第一公園。なんとなんと、いつの間にやら暗い雲はどこかへ去り、青空と太陽が現れていたのです。

振り返ると、旭岳!まさか山頂まで出ているとは。白く雪を被り一層美しさを増しています。

白雲岳だって見ることができるのです。これまたいい山ではありませんか。こんな山々を眺めながら、陽光を浴びながら、のんびりお昼を食べる幸せ・・・。

行きに見えなかった旭岳。滝見台にて。同じところで同じ日に撮った写真とは思えません。

流れ落ちる滝だって晴れている方がいいというもの。羽衣の滝。

どんどん天気が良くなって、終いには雲一つ無くなって。帰り際に立ち寄った忠別ダムから表大雪。今日も一日いい山でした。

催行日:2006年10月28日(土)

天候:曇りのち晴れのち快晴

気温:6.6 ℃

風速:E 0.6 m/s

参加者:
今村さん・細川さん

ガイド:土栄

行程:

07:18天人峡  発
08:13滝見台 着
09:08看板 着 
10:32第一公園 着(お昼)
11:27     発 
12:24看板 着
13:12滝見台 着
14:04天人峡 着 

所要時間:6時間46分
歩行距離:9.6 km
標高差 :788m

一言:

雨の中歩くことになるかと覚悟を決めていたものの、あれよあれよと雲が去り青空がやってきました。どんより雲に隠されていた旭岳も第一公園に着くころには、雪で飾られた姿を見せてくれます。天気予報もこんな風に外れるなら大歓迎!

(土栄)