2011-12-28

11.12.28 天女が原

シンシンと新雪が降り積もった旭岳山麓。深く重い雪をかき分けて天女が原の森を逍遥します。





天候:雪
気温:-6.9℃
風速:0.0m/s



参加者:4名様
ガイド:土栄



行程
10:25 山麓駅 発
11:43 展望台 着
12:19 ダケカンバ 着

お昼

13:30 ダケカンバ 発
14:47 すべり台 着



所要時間:4時間48分
歩行距離:3.7km
累積標高:±190m



山行の様子

ロープウェイ山麓駅の脇でスノーシュー装着。まずはスキーコースの脇を歩いて足慣らし。

積雪深は180cm。数字自体は普通ですが、ここ数日でかなり積もりましたから、まだ落ち着いていない新雪に、きっと体がよく埋まることでしょう。覚悟して出発。

湿り気のある雪がぽってりと木々に乗り、クリスマスツリーのようなまゆ玉のような、そんな飾りになっていました。

深い雪にまみれて歩いたり転んだり。顔が雪にまみれて多少冷たくても楽しいもの。

いつも目印にしている不思議な枝振りのダケカンバ。普段なら通過するだけの場所ですが、今日は雪漕ぎに時間がかかったので・・・

みんなで力を合わせて整地して・・・

ツェルトを張って中に潜り込んでお昼休憩にしました。ちょうど降り出した雪を気にする必要がなく、しかも暖かいので、気がつけば1時間近くのんびりしてしまいました。

ゆっくり休んだ後は再び深雪と戯れます。太ももで雪を漕ぐなんてなかなかできない経験ですよね。

そしてメインイベントは雪のすべり台。これぞ雪遊びの醍醐味。思う存分滑り降りましょう。

最後は思い思いに雪を楽しんで。それぞれ座ったり触ったり。

2011-12-25

11.12.25 読図講座(初級)3

読図講座・初級編の三回目。今日は沢を中心に地形図を読み込みます。



参加者:9名様
講師:土栄



内容
初級編・座学3 読図(沢)

1 沢とは

2 地形図上での沢
2-1 沢の見つけ方2-2 沢を探すときの注意点

3 沢の性質
3-1 中流域
3-2 上流域
3-3 源頭部




講座の様子

いつものように会場はCoCoDe。

でも、いつもと違って今日はクリスマス。先週の雪だるまがサンタの帽子を被っていて、

クリスマス風の飾り付けが随所になされていました。メリークリスマスな気分で今日も読図に勤しみましょう。

11.12.25 ガマ岩

積雪状態を鑑みてコース変更して向かった先はガマ岩。勇駒別川のせせらぎをききながらゆったり歩けるコースです。





天候:雪
気温:-2.5℃
風速:N0.6m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
10:00 駐車帯 発
10:59 出合 着
12:00 見晴岩 着
12:45 河原 着

お昼

13:14 河原 発
13:41 駐車帯 着



所要時間:3時間41分
歩行距離:2.4km
累積標高:±69m



山行の様子

もうもうと降りしきる雪のガマ岩。駐車帯から出発します。

溶岩堤防を乗り越えるとすぐに勇駒別川が現れます。まだ積雪の少ないこの時季は川縁に近づくことができます。

エゾマツとダケカンバが混交する森。クリスマスツリーがそこかしこに立ち並んで今日の雰囲気を盛りあげてくれていました。
今日唯一の登り。ぐいぐい登って、

この先は・・・

大きな岩の上。晴れていればここから旭岳を望むことができます。今日はちょっと残念でした。

頑張って登った分、楽しく駆け下るもよし。

途中で雪に飛び込むのもよし。雪の楽しみ方はたくさんあります。

昨日までの寒気が緩み、今日は0度前後の暖かな日。腰を下ろしてゆっくりとお昼ごはんにします。

目の前の流れからはさらさらせせらぎ。雪の中の川というのはなかなか風情があるものです。

2011-12-19

11.12.18 読図講座(初級)2

読図講座・初級編の二回目。今日は尾根を中心に地形図を読み込みます。



参加者:9名様
講師:土栄



内容
初級編・座学2 読図(尾根)

1 尾根とは

2 地形図上での尾根
2-1 実演
2-2 尾根の見つけ方
2-3 尾根を探すときの注意点

3 尾根の種類
3-1 尾根の形状
3-2 尾根の性質

4 今日の要点




講座の様子

会場はいつものようにCoCoDe。暖かい灯りが迎えてくれます。

窓の外では雪だるまがお出迎え。

さあ、今日も読図に没頭しましょう。

2011-12-18

11.12.18 天女が原

今シーズンのスノーシュー初めは旭岳山麓・天女が原。どんな雪が待っていてくれるでしょうか。





天候:雪
気温:-13.3℃
風速:W2.2m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
09:41 山麓駅 発
10:49 ダケカンバ 着
12:20 カモ沼 着
12:44 ベアモンテ 着



所要時間:3時間03分
歩行距離:4.5km
累積標高:±201m



山行の様子

スノーシューを履くわずかの間にも降りしきる雪がどんどん体に積もってきます。今日は1日雪模様かな?

積雪深は1m80cm程度。2週間で1mほど積もったようです。

大雪山の冬を象徴する雪を纏ったエゾマツたち。

遠くに並んでいるのを見てもきれいですし、幹に寄って見上げるのも面白いもの。

スキーコースから外れて深雪へ。積もった雪がまだ落ち着いていないため、歩くのは一苦労。いえ、二苦労か三苦労。

いつもよりも時間をかけていつものダケカンバに到着。枝のこの曲がり具合が何とも言えません。

マッシュルームのようなブロッコリーのようなカリフラワーのような雪を固まりを愛でたら、

再びスキーコースに戻って、少し楽をさせてもらいます。

元気が回復したところでもう一度深雪に分け入ります。目的地はこの斜面。スノーシューで走り降りるには最適な斜面です。

最後はカモ沼でカモを見て帰途につきます。

2011-12-11

11.12.11 読図講座(初級)1

毎冬恒例の読図講座。今年は初級編・中級編・上級編の3コース、座学10回実技4回の全14回で開講します。まずは初級編で腕試し。



参加者:7名様
講師:土栄



内容
初級編・座学1 地形図の基本

1 はじめに
1-1 なぜ読図を学ぶのか
1-2 全体の予定
1-3 教科書

2 地形図とは
2-1 地図とは
2-2 地形図とは

3 等高線
3-1 等高線とは
3-2 標高が高いのはどっち?
3-3 傾斜の緩急
3-4 等高線の総復習

4 今日の要点



講座の様子

読図講座としては初めてとなる夜開催。会場はいつもの通り旭川市市民活動交流センターCoCoDeです。

雪の夜は明かりが仄かに反射して良い感じです。

2階の一室でそれは行われるのです・・・

みなさん熱心に取り組んでくださるので、こちらとしても気合いが入ります。初級編全5回が終わるころには地形図を見る目が変わっていると思いますよ。

2011-11-13

11.11.13 南ペトウトル山(1345m)

下山後に温泉とお食事も楽しむ「低山クラブ」。第三回目は然別湖畔の南ペトウトル山。今年の夏山ツアーの締めでもあります。





天候:晴れのち曇り
気温:7.0℃
風速:S1.9m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:22 登山口 発
11:03 南ペトウトル山 着

11:22 南ペトウトル山 発
12:34 登山口 着



所要時間:3時間12分
  登り:1時間41分
  下り:1時間12分
歩行距離:4.7km
累積標高:±553m
歩数:10422歩



山行の様子

晴れ渡る然別湖。糠平に抜ける道はすでに冬季通行止めとなっています。

登山道はあまり手入れがされていないのか、笹を漕ぎながら倒木をくぐったり、

乗り越えたりの繰り返し。いい全身運動になります。
変化に乏しい尾根を登り切るとほどなくして山頂到着。

雲が広がってきて遠望は得られませんでしたが、然別湖とその周囲を囲む山々が眼下に。日がかげるとやはり肌寒く、わずかに休憩してすぐ下山にかかります。

一気に下って然別湖。再び青空が広がり始めました。

湖畔に立つホテル風水で入浴します。間近に然別湖と天望山が眺められる露天風呂が絶品。ナトリウム-塩化物泉だそうです。加水加温循環濾過消毒すべてなしの源泉駆け流し。

ゆっくり時間をとって温泉を楽しんだら、次はお昼ご飯。鹿追町の「カントリーホーム風景」へ。

今回はそれぞれ異なるものを頼みました。風景セット(手前)と風景のスロウバーガー(奥)。写真に写っていないバターライスのオムライスも。

食後のコーヒーは自家製ようかん付き。今日もたくさんお客様とお話をすることができ、2011年の夏山シーズンを気持ちよく納めることができました。