標高の割に山の深さを味わえる暑寒別岳。いつもは大雪山から眺めているこの山をたまには登ってみることにしました。
早朝の登山口。
さわやかな夏の陽射しが降り注ぎます。
よもやこの後、あんな激闘が繰り広げられるとは・・・
うっそうと茂る森の中の登り。
そこにはわんわんと飛び交う蚊の大群が。
蚊の海を泳ぐようにして歩を進めます。
滝見台からの眺めは絶品。
海も山もそしてこれから登る登山道も全て見ることができます。
ここまで来ると蚊もやや少なくなります。
滝見台以降は急登続き。
9合目を越えて最後の登りも一苦労です。
でも、ここを登りきると・・・
山頂までは別世界が開けています。
ようやく蚊とも急登ともお別れです。
振り返れば日本海。
浮かぶ白雲。
あるいは残雪と新緑のやまなみ。
この風景を見るためなら、蚊でも急登でもどんと来い!
海へ飛び込むように下っていきます。
待っているのは・・・やはり蚊なのです。
催行日:2006年6月30日(金)
天候:快晴のち晴れ
気温:18.0 ℃
風速:S 0.3 m/s
参加者:
石井さん・笹本さん・鞠子さん・渡辺さん
ガイド:佐久間・土栄
行程:
06:52 | 登山口 発 |
07:45 | つつじヶ丘 着 |
09:33 | 滝見台 着 |
11:31 | 暑寒別岳 着(お昼) |
12:19 | 暑寒別岳 発 |
13:32 | 滝見台 着 |
15:03 | つつじヶ丘 着 |
15:50 | 登山口 着 |
所要時間:8時間58分
歩行距離:17.0 km
標高差:1304 m
一言:
壮絶なる虫との戦い・・・。休憩もまともにとれないほどの虫の襲来に打ち勝ち、長い長い坂を登りきり、山頂に立ったときの喜びと言ったら。苦労の甲斐が報われる大展望でした。
(土栄)
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