表大雪の核心部、お鉢平を一気にまわる剛毅なコース。見晴らしのいい高山帯が延々と続く登山道は、楽しさと厳しさを教えてくれます。
リフトから見上げる黒岳。
背後には青空。
黒岳8合目から上では百花繚乱の様相を呈しています。
特に目立っていたのはチシマノキンバイソウ。
黒岳を越え、石室を越え、北海岳へ向かう道。
ツガザクラとチングルマに囲まれた道。
北海岳への登りでは、今年もイワブクロの白花に出会えました。
高貴・・・
来し方、黒岳をかえりみる。
そしてようやく北海岳。
一人佇み何を眺めているのでしょう?
それはお鉢平。
2~3万年前に噴火した跡。
その後しばらくは、湖になっていたという話です。
北海岳から間宮分岐までは、タカネスミレの独演会。
登山道の両脇がずうっと黄色で染められています。
北海岳を振り返る。
おや、ガスが出てきたようですね。
怪しい雲行きです。
間宮分岐で和気藹々とお昼休憩。
この後、雷が鳴りだしあんな恐ろしい目に遭おうとは・・・
催行日:2006年7月17日(月・祝)
天候:晴れのちガスのち雨一時雷
気温:17.6 ℃
風速:N 1.0 m/s
参加者:
安藤さん・岡田さん・高野さん
田中さん親子・渡辺さん
ガイド:土栄
行程:
06:40 | 黒岳7合目 発 |
08:05 | 黒岳 着 |
08:36 | 黒岳石室 着 |
10:25 | 北海岳 着 |
11:22 | 間宮分岐 着(お昼) |
11:55 | 発 |
12:42 | 北鎮分岐 着 |
13:55 | 黒岳石室 着 |
14:45 | 黒岳 着 |
16:01 | 黒岳7合目 着 |
所要時間:9時間21分
歩行距離:16.3 km
累積標高:1344 m
一言:
青空の下、展望とお花を楽しんだ前半と、ハイマツの陰に身を潜め、雹と雷をやり過ごした後半。優しい顔と厳しい顔。山の両面を見た気がします。
(土栄)
1 件のコメント:
雷は怖かったけど、過ぎた後、晴れ渡った清々しい空気のなか、黒岳への登りの途中から振り返って見渡した山々が、本当にきれいで感動しました。
あと、北海岳への道が貸切状態で、静かに道々のお花を満喫できて、幸せした~。
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