2009-09-12

09.09.12 北鎮岳-当麻岳 周遊

先週の様子から考えて間違いなく紅葉が見頃になっているであろう、と期待を胸に向かった旭岳温泉。でもまさか、こんな思いがけない“もの”を見ることになろうとは・・・





天候:快晴後晴れ
気温:5.2℃
風速:W6.4m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
06:02 姿見駅 発
07:23 裾合分岐 着
08:40 中岳分岐 着
09:37 北鎮岳 着
10:52 比布岳 着
     お昼
11:13 比布岳 発
13:08 当麻乗越 着
14:14 裾合分岐 着
15:35 姿見駅 着



所要時間:9時間33分
歩行距離:18.7km
累積標高:±1268m
歩数:29743歩



山行の様子

下界から見たときはすっぽり雲に覆われていた旭岳。ロープウェイ姿見駅を出たとき目前にあったのは、なんと雪化粧した姿でした。神々しい・・・。でもちょっと早すぎません?

満月沼から見た旭川市方面はすっきりとした快晴となっています。ということは気象台からも旭岳が見えているということで、つまり今日は旭岳初冠雪になるわけです。

早朝の低い陽光が照らす安足間岳。くっきりと陰影を付けた山肌の、裾野は紅葉、山頂部は粉砂糖をまいたような新雪。

赤いチングルマの絨毯越しに真っ白に輝く三角錐。北鎮岳。

中岳温泉から中岳分岐に登っていく途中で登山道に積雪が現れ、お鉢平に至るとこの雪景色!紅葉見物に来て、まさか雪を眺めることになろうとは。

今日は元々お鉢平を一周する予定だったのですが、やはり時間的に余裕がないということでコース変更。北鎮岳から当麻岳に抜け、当麻乗越を経由して姿見駅に戻ることにしました。こっちも長いコースなのですが、多少は余裕が持てますから。雪の北鎮岳に登りたかったというのもあります。

北鎮岳から比布岳に続く登山道はすっぽりと雪の中。下界にはもちろん雪がなく黒々としています。

見える景色も白が多めになります。旭岳・熊ヶ岳・裾合平方面を見渡すと、雪がないのは裾合平だけということがよくわかります。

青空を背景にした白い比布岳。やっぱり雪は山をかっこうよく見せますね。

雪は比布岳を越えると少なくなり、安足間岳の少し先でなくなります。そして再び紅葉の世界へ。当麻岳から見下ろす当麻乗越方面は赤と黄と緑だけ。

ぐるっと一周を終え帰ってきた姿見平。鏡沼から見る旭岳。穏やかで暖かでガスに包まれることなく白い山を眺められたこれ以上ない一日でした。

2009-09-06

09.09.06 黄金ヶ原

この時期の定番コース黄金ヶ原。黄金色に染まるイワイチョウの黄葉を見ようと向かったが……。





天候:雨のちくもり



参加者:3名様
ガイド:佐久間



行程
06:35 登山口 発
08:15 扇沼山 着
09:25 ベベツ川源流 着
10:35 三川台分岐 着
11:00 黄金ヶ原 着

11:25 黄金ヶ原 発
12:40 ベベツ川源流 着
14:10 扇沼山 着
15:55 登山口 着



所要時間:9時間20分
  登り:4時間25分
  下り:4時間30分
歩行距離:17.9km
累積標高:±1256m



山行の様子

難所の岩塊斜面をよじのぼり……。

たどりついた山頂は霧でほとんど視界なし。

濃霧の中歩くこと四時間半。イワイチョウの黄色い絨毯が待っていた。

この池の向こうにオプタテシケ山が見える、ハズ……なんだけど。

眼前に広がっているハズの黄金ヶ原に思いを馳せる。

それにつけても見事な草紅葉。まるで錦絵のよう。

こちらは緑に映えるウラシマツツジの鮮やかな紅葉。

足下ばかりに気を取られている間に、徐々に視界が開けてきた。

行く手に見えるは硫黄沼。

ようやく見えてきた景色を楽しむ扇沼山頂。あとは岩場を下るだけ。

09.09.06 赤岳-黒岳 縦走

毎年9月第一週は赤岳-黒岳縦走を行っています。一足早く高山帯の紅葉を楽しむには絶好のコースなのです。今年の紅葉はどんな様子になっているかな?





天候:雨後晴れ
気温:15.4℃
風速:SW3.2m/s



参加者:4名様
ガイド:土栄



行程
07:15 銀泉台 発
08:54 コマクサ平 着
10:16 赤岳 着
11:02 白雲分岐 着
12:14 北海岳 着
13:44 黒岳石室 着
     お昼
14:22 黒岳石室 発
14:47 黒岳 着
15:58 黒岳7合目 着



所要時間:8時間44分
歩行距離:14.3km
累積標高:+1143m / -1099m
歩数:19921歩



山行の様子

曇り空の層雲峡から銀泉台行きのバスに乗り、うつらうつらと揺られること1時間弱。目を覚ますと、なんと銀泉台は雨でした。しかも雨脚が強い。これは雨具必須です・・・。やれやれ。

でも、身支度を調え体操を終える頃には小降りになり、第一雪渓で雨が止みガスがなくなってくれました。おかげで次から次へと現れる紅葉を楽しむことができます。紅葉の詳細については、こちら
銀泉台~赤岳
赤岳
北海平
北海岳~黒岳石室
黒岳周辺
をどうぞ。

この日素晴らしかったのは、概ねガスがちの中でも向かう場所向かう場所タイミング良く晴れてくれたこと。赤岳山頂からもこの通り。

小泉岳に向かう途中もこの通り。足下のウラシマツツジも、カメラを向けた途端に陽光が当たったりして。

何度かガスに巻かれながらも、その度に劇的に展望が開け、私たちは何度も何度も歓声を上げるはめになってしまいました。北海平から旭岳方面を見ると、赤と緑のストライプができていました。

北海岳山頂からは迫力あるお鉢平の広がりを望めます。ここでもすーっとガスが切れていき、

カルデラ壁に。太陽が射すまでに。

黒岳に向かえば向かったで、そっちの方向だけ雲が切れて青空になったりするのですから、あまりにツキすぎて怖いくらいです。

北海沢と赤石川の間のナナカマドは真っ赤に染まって、紅葉のトンネルになっていました。

これまた紅葉に包まれた黒岳石室で、やや遅いお昼休憩とします。風は弱く太陽が当たり、半袖でも快適なくらいでした。

休憩後、ポン黒岳からお鉢平方向の紅葉を一望したほんのわずか後、黒岳に至るとあたりはすっかりガスに包まれ全く展望がなくなりました。きれいな幕引きと言ってもいいかな?

でもまだカーテンコールが残っていました。一番キレイに紅葉を見下ろせるあたりで一瞬だけガスが晴れたのです。

その後はとっぷりと深いガスの中へ。一日中快晴というのも良いですが、今日みたいなお天気も劇的で感動的なものです。

2009-09-05

09.09.05 愛別岳(2112.7m)

大雪山の中で最も特異な山といえば、愛別岳の名前が挙げられます。なだらかな山系の中で、その尖峰は孤高の存在と言えるでしょう。





天候:晴れ後雨時々曇り
気温:15.6℃
風速:W0.4m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
06:14 愛山渓 発
06:40 分岐(下) 着
08:10 分岐(上) 着
09:52 銀名水 着/発
11:28 分岐(上) 着
12:08 六の沼 着
     お昼
12:33 六の沼 発
13:49 分岐(下) 着
14:30 愛山渓 着



所要時間:8時間16分
歩行距離:12.0km
累積標高:±1014m
歩数:14313歩



山行の様子

旭川を発つ時にはどんよりとした雲に覆われていましたが、登山口の愛山渓に着く頃にはすっかり青空となっていました。目指す愛別岳も見えています。長い一日の始まりです。

登るに連れて青さを増す空。涼しい秋の空気に太陽の光が暖かく。これは絶好の秋山日和ですね。

時季がまだ早いため全く期待していませんでしたが、紅葉もすっかり見栄えするようになっていました。きれいきれい。

青空と雲とそして虹と。ああ、良い日だなあ。

と思いきや、ほんのわずかの休憩中に白いガスが湧く湧く。雨も降る降る。いや、こんなのはほんの一時のこと。きっとまた晴れる・・・かなあ。

雨とガスの中でも紅葉はきれいなもの。今日一番良かったのは銀名水付近から当麻乗越方面。

雨は降っているけれど雲はまた高くなってきて、永山岳・安足間岳・当麻岳と続く稜線は見えています。様子を見ながらもう少し登ってみようか・・・と思っていた矢先、轟く雷鳴。即下山決定。ここから先、雷から身を隠す場所は一つとしてありません。安全第一。

時間はまだありますし、雨は降ったり止んだりだし、ガスも時折晴れるし、沼ノ平でも寄っていきましょうか。

この草紅葉を見たかったんです。斜面のナナカマドも鮮やかできれいですが、落ち着いた枯草色もまたいいものです。

雨降る六の沼から、ガスの向こうにうっすらと見え隠れする愛別岳を望んで。今日は残念でしたが、来年ぜひ登りましょうね。

2009-09-02

09.09.01-02 斜里岳(1547m)

年に一度の道東遠征。今年の行き先は斜里岳です。台風の影響が懸念されるところですが・・・





天候:快晴
気温:11.6℃
風速:NE3.3m/s



参加者:4名様
ガイド:土栄



行程
05:27 清岳荘 発
06:34 下二股 着
07:33 7合目 着
08:27 上二股 着
09:09 馬の瀬 着
09:37 斜里岳 着
     お昼
10:30 斜里岳 発
11:06 上二股 着
12:05 熊見峠 着
13:08 下二股 着
14:13 清岳荘 着



所要時間:8時間46分
  登り:4時間10分
  下り:3時間43分
歩行距離:11.1km
累積標高:±1222m
歩数:14683歩



山行の様子

これぞ台風一過。夜半まで降り続き、私たちを不安にさせた雨はどこへやら。清岳荘の上には真っ青な空が広がっていました。

まだ陽が射さない沢沿いを、時に飛び石伝いに渡り、

時に流れのすぐ側を伝って登っていきます。下二股から先で傾斜が急になりますが、次々と現れる滝に疲れを感じる間もありません。

上二股からわずかに行くとようやく沢から離れ、登山道は岩の露出した急登に変わります。みるみる標高が上がり、どんどん展望が開け・・・。斜里岳山頂はこれ以上ない快晴に浮かんでいました。

早く山頂に立ちたいというはやる気持ちを抑えながら、最後の一登り。全周ぐるりと見渡せる山頂からは、一面の綿雲の雲海。雄阿寒岳・雌阿寒岳が一際存在感を放っています。遠くに見えるのは・・・雪渓の形から言って表大雪でしょう。

昨日どんよりした雲に覆われていたとは信じがたい、すっきりとした空。眼下にぷかぷか浮かぶ羊雲。なだらかに続く海岸線。これまた青い青いオホーツク海。サイコーだー。

1時間ほどゆっくりと休憩を取り、満足感いっぱいで下山にかかります。新道経由ですから、登りとは違う景色が待っていますよ。その一つめは、竜神の池。地元のガイドブックによると、鉄イオンがどうたらこうたら。吸いこまれそうな不思議な色をしています。

二つめは熊見峠に至る稜線歩き。ここから見える山頂の格好良いこと。

最後は下二股に下る途中で見上げる山頂。ぐぐっと上から迫ってくる感じがします。

大満足の下山後には、もう一つおまけがありますよ。車道から見返す斜里岳全景です。この景色を胸に、長い帰路につくとしましょう・・・。