山楽舎BEARオリジナルプログラムとしては初めてとなる天狗岳。本当なら落ち葉を踏みしめ晩秋の山を楽しむはずでしたが、雪が早かったため、すっかり冬山のようになってしまいました。
スキー場のリフト一本分上がったところに登山口はあります。そこから作業道をジグザグと行き、
さらにリフト脇を登ります。しばらくはスキー場を歩くことになります。
最後のリフトを過ぎ、ようやく登山道らしい登山道に出会ってすぐ、北電の反射板が目立つ「小天狗」に到着します。そして一気に開ける展望、天狗岳。
ここからまず、広い尾根を前天狗目指して登ります。
前天狗を過ぎると尾根は細くなり、両側の視界が効きはじめます。
いくつかの小ピークを越え、徐々に高木がハイマツに入れ替わり、いつしか天狗岳を正面に歩いていることに気がつきます。
最後の急登は短い鎖場。雪で滑りやすくなっています。慎重に登っていくと、
すぐそこに山頂です。青空にそびえる姿は標高1500mほどとは思えない風格です。
山頂からはニセイカウシペや、
武利岳など、北大雪の山々を堪能できます。
催行日:2006年10月24日(火)
天候:晴れのち快晴
気温:3.5 ℃
風速:S 3.3 m/s
参加者:
笹本さん
ガイド:土栄
行程:
08:08 | 登山口 発 |
08:47 | 第2リフト終点 着 |
09:23 | 反射板 着 |
10:16 | 前天狗 着 |
11:05 | 天狗岳 着(お昼) |
11:49 | 発 |
12:10 | 前天狗 着 |
12:40 | 反射板 着 |
13:16 | 登山口 着 |
所要時間:5時間08分
歩行距離:7.1 km
累積標高:642 m
一言:
2日前に降った雪が登山道を覆い、登山口から山頂まで新雪を踏みしめる山行となりました。見事な快晴の下、白く雪化粧した遠くの山々を眺め、あれこれと山座同定するのは最高の贅沢です。
(土栄)
3 件のコメント:
下の方から見た支湧別岳、前天狗からの屏風岳、山頂近くなってやっと見えた武利岳、いずれもカッコ良かったですね。
支湧別、武利は来年お願いします。
気になる小天狗の反射板ですが、ネットで調べたところを私なりにまとめると
電力会社のマイクロ波通信にしようするもので、途中に高山があると壁になってしまうので高地に設けて電波を反射させる物
マイクロ波通信は、電力会社の事業所間の災害時の連絡や設備の運転等に利用する自前の通信ということになるようです。
今年の武利岳は残念でした。
来年、その他の山ともどもお楽しみにお待ちください。
反射板については、なるほどそういうものなんですね。
ありがとうございます。
コメントを投稿