登山口から山頂まで、標高差の割に距離が短く、それゆえ急登がちなウェンシリ。途中の岩峰に緊張しつつ山頂を目指します。
登山開始は麓のキャンプ場から。広く明るく川のせせらぎもある良いキャンプ場です。
いきなりの急登から始まるこのコース。直登に次ぐ直登。結構滑ります。
今は閉鎖されている氷のトンネルへ向かう道への分岐。ここから岩尾根のはじまりです。
こんな岩壁をよじ登ったり。
よじ登ったり。
こんな狭い尾根をたどったり。
ときには岩の基部を巻いたり。なかなかのスリルが待っています。
さらに新しい倒木も至る所にあり登山道を塞いでいます。薮こぎだってしなければなりません。
標高1000m辺りまで来ると山頂方向の展望が一気に開けます。時間と体力の関係で今日はここまで。山頂を眺めながらお弁当をいただきましょう。
振り返れば青空。とても11月とは思えない陽気。休憩中も長袖のTシャツ一枚で充分でした。9月の大雪山でももうちょっと着込みますよねえ。
催行日:2006年11月5日(日)
天候:晴れ
気温:16.8 ℃
風速:SW 0.8 m/s
参加者:
坂本さん
ガイド:土栄
行程:
08:07 | 登山口 発 |
09:37 | 氷のトンネル分岐 着 |
11:33 | 1000m台地 着(お昼) |
12:19 | 発 |
13:38 | 氷のトンネル分岐 着 |
14:44 | 登山口 着 |
所要時間:6時間37分
歩行距離:5.0 km
累積標高:652 m
一言:
絶好の天気に恵まれた晩秋の一日。山中でも気温16℃もあるというポカポカ陽気で、休憩中も防寒具の必要なし。岩場歩きに緊張したり両手両足を使って倒木を越えたりと、楽しみ多い山行でした。山頂を踏めなかったのがちょっと残念?
(土栄)
2 件のコメント:
北尾根コースの方がコースは長いが、ほとんど尾根歩きで楽ですね。途中、あざやかなベニテングダケが5~6ケ、下川コース分岐付近にはイワツツジの真っ赤な実と、なかなかの山ですね(9月末)。
昨年9月末に氷のトンネル登山口~山頂~中央登山口~氷のトンネル登山口の周遊をしましたが、紅葉が素晴らしかったのを思い出します。
特に北尾根コースは展望といい登山道の苔むした感じといい、素敵なコースでした。
両登山口を結ぶ車道歩きが大変でしたが・・・
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