知る人ぞ知る北大雪の縦走コース。ニセイも平山もそれぞれ素敵な山ですが、両山を繋いで歩けば魅力も倍増です。ギザギザの稜線も。
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天候:曇りのちガスのち晴れ
気温:13.2 ℃
風速:W 7.4 m/s
参加者:今村さん・岡田さん・工藤さん・進藤さん・細川さん
ガイド:土栄
行程:
06:29 ニセイ登山口 発
08:16 見晴台 着
09:32 ニセイ 着
11:20 アンギラスピーク 着
12:30 比麻奈山 着
13:03 窪地 着
お昼
13:50 窪地 発
14:58 冷涼の滝 着
15:36 平山登山口 着
所要時間:9時間07分
歩行距離:12.4km
累積標高:+ 1110 m / - 1215 m
山行の様子:
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縦走はニセイ登山口からスタート。曇りがちな空の下、すぐに真っ白なガスの中へ突入です。
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最初のピーク、ニセイカウシペ。山頂からは全く何も見えず。風は強いし、このままだとどこを歩いているのかわからないまま縦走終了かも・・・?
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なんて不安をかかえつつ、平山に向かって下り始めます。笹の急斜面の滑りやすいこと!
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すると。まさか。一瞬太陽の光が見えたかと思ったら、一気にガスが抜けていきました。おお、表大雪!
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そして行く手にはギザギザの稜線。通称「アンギラス」。
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ハイマツや笹をかき分け、時には岩をよじ登り。大雪山系ではなかなか味わえない「冒険感」!
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「アンギラス」最高地点を越え、比麻奈山へと続く道。
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ようやくたどり着いた比麻奈山分岐からは、ニセイとアンギラス。こう見るとよくも歩いてきたものです。
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平山側の稜線は飛ばされそうな強風が吹きすさんでいます。なんと最大瞬間風速は19.1km/s!平山の山頂は軽くスルーして、這々の体で下山にかかります。
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稜線直下の岩陰にて、ようやく人心地。風を避けて楽しいお昼ご飯の時間です。あとはのんびり下るだけ。
5 件のコメント:
スタッフノートの「とある縦走」回答編ですな。
参加した人の感想を聞きたいなあ。
とある稜線歩きたかったです。
ニセカまでは行ってるのですが…
ウズラバのはくさんちどりは2年前に初めてニセカで見ましたよ。今週末から天気よくないですねぇ…いつから雨女になってしまったのやら、ふぅ
奇跡を願うしかないかな!!!
ねっ、土栄さん。
上川地方の週間予報はそう悪くはありませんよ。
大丈夫・大丈夫!
ササさんもemikoさんも次回ぜひ“とある稜線”歩きましょうね。
あはっ、「とある稜線」でした。
ところで、ひょっとして、キャラ間違えてません?土栄さん。
emikoさん、店晒しにならずに済みました。有難う。
ところで「ニセカ」ですか。
ニセイカウシペの略称としては、土栄さんは「ニセイ」、小父さんは昔先輩から聞いた「ニセイ・カ」。ほかに「ニセ・カウ」っていうのも聞いた事あるな。
アイヌ語のnisey-ka-usi-pe(深山の渓谷をなす断崖ーの上ーそこにいつもあるー・・であるもの)をどこで二つに分けるか、それをどう略すかで異なるかな。
kaの前で分けて、それを「ミス・チル」風に略するなら「ニセ・カ(ウ)」だけどね。
小父さんのニセイカの難点は、「ニセイ・カ」は言いにくいこと、言い間違えると偽烏賊、偽以下に聞こえること(失礼だよな)。
箱根山が「箱根の上のほうにある山」で、それを「箱根」と略して呼ぶなら「ニセイ」で良いかな。
おっと失礼しました、ベーグルさん。
アイヌ語山名については、日本語風に略したくない気持ちがあります。
アイヌ語として区切りの良い場所で区切りたい。
ですから、ニセイもしくはニセイカのどちらかがいいのかなと思います。
一番気になっているのは、十勝連峰の山で、一般に上ホロ・下ホロと呼ばれる山。
一人で上ホロカ・下ホロカと言っています。
ついでに言うなら、上ホロカメットクというのもとても気になりますが、この詳細はいずれ詳しく書きたいと思います。
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