2009-06-20

09.06.20 美瑛岳(2052.2m)

雨の予報にも関わらず、覚悟を決めて向かった美瑛岳。さて、その結果は。





天候:高曇り一時雨
気温:17.9℃
風速:E0.8m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
05:48 望岳台 発
06:45 小屋分岐 着
08:06 ポンピ沢 着
09:01 美瑛富士分岐 着
10:26 美瑛岳 着
     お昼
11:06 美瑛岳 発
12:23 ポンピ沢 着
13:36 小屋分岐 着
14:28 望岳台 着



所要時間:8時間40分
  登り:4時間38分
  下り:3時間22分
歩行距離:13.4km
累積標高:±1350m
歩数:19473歩



山行の様子

曇り空ではあるものの、表大雪から十勝連峰に至るまで全ての山々が見えていました。目指す美瑛岳もご覧の通り。これから雨が降る予報ですが、山頂に着くまでなんとか持ってほしいものです。

避難小屋を通り過ぎ、雲の平でささやかに咲くお花を愛で、尾根を乗越したところで再び現れる美瑛岳。これから登らなければならない標高差600mが、下から上まで全部見通せてしまいます。誰しもが思う、「これ、登るの?」。

雪に埋もれたポンピ沢を越えると、急登の始まり。一箇所、雪の着いた急坂のトラバースがあるのですが、安全に歩けるよう整備されていました。感謝。

美瑛富士との分岐点。標識が雪に埋もれているので注意が必要です。登山道は既に露出していますが、雪渓を使ってギリギリまで標高を上げます。登山道に合流する時には植生に立ち入らないようしましょう。

頑張って登ってようやく美瑛岳が間近に。お天気はなんとか持ってくれたようです。むしろ好転したかも?

待望の山頂は低い雲と高い雲の狭間に。遠くの山までよく見えています。意外な展開に一同感激の声。

美瑛岳から見る十勝岳は何度見ても雄々しくて猛々しくて立派な山です。左右に控えるのは境山・富良野岳。

雲海に浮かぶトムラウシ。手前に頭だけのオプタテシケ。

東大雪方面も、低い雲がたなびく上に山を見せ、幽玄な雰囲気です。これだけ景色が眺められて、しかも風もない暖かいとくれば、ゆっくり休んでいくに如くはありません。

下山は雪渓を滑ってあっという間。ま、ポンピ沢からがだらだら長いんですけどね。

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