2011-08-29

11.08.30 後方羊蹄山(マッカリヌプリ) 1日目

後方羊蹄山ツアー1日目。旭川を朝4時30分に出発して8時30分には麓に到着していました。さすが高速道路。羊蹄山の湧き水を汲み、準備万端出発です。避難小屋まで登ればよいだけなので、楽々な行程のはずなのですが・・・




天候:曇りのち晴れ



行程
09:10 駐車場 発
10:15 二合目 着
12:29 五合目 着
14:49 八合目 着
15:40 避難小屋 着



所要時間:6時間30分
歩行距離:6.2km
累積標高:+1409m / -98m



山行の様子

きれいに整備されている真狩キャンプ場。車の後部ハッチが開かなくなるトラブルがあり、出発前から汗だくになってしまいました。さらに予想外の水の重さが拍車をかけます。今日は、避難小屋で水が取れないため、1泊分の水を担ぎ上げならないのです。7人分。

ただでさえ暑いこの日。大雪山よりも緯度が低く標高も低いため、後方羊蹄山山麓はとんでもない暑さになっています。今年一番の大汗をかきつつ、見通しの効かない樹林帯を登っていきます。

3合目を過ぎるとようやく下界が眺められるようになります。視界が効く場所は風が通り抜ける場所でもあり、文字通り一服の清涼剤となってくれました。眼下には真狩の町が見えています。

単調な樹林帯の登りが続く中、気持ちの支えとなってくれるのが「合目」を表す標識。これだけを目標に一歩一歩足を運びます。

延々と続く九十九折りも八合目で終わります。樹林帯が尽きた瞬間、そこは雲の上の世界でした。この爽快感は今までの苦労を忘れさせてくれます。

九合目を通り越すと避難小屋はもうすぐそこ。

ナナカマドの実が赤く色づいていました。目的地が見えて周囲の植物に目を向ける余裕もでてきました。

改装なった避難小屋。きれいな板に張り替えられて居心地よくなっていました。今夜の宿泊客は私たちと二人連れの若者の2グループだけ。広々と使わせていただくことができました。

夕食は外のテーブルで景色を眺めながら。重たい思いをして持ってきた水を存分に使って夕食を作ります。お茶もたっぷり飲んでくださいね。

前日の天気予報ではあまり良くないようなことを言っていましたが、結局下層に雲がかかっているだけで、山頂部は青空の下。こんな風に予報が外れてくれるなら文句はありません。明日も良い方に外れて欲しいものです。

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