2014-06-02

14.06.02 九重山行・1日目

九重山行1日目は牧ノ戸峠から久住山・中岳と九州本島の最も高い辺りを経て法華院温泉まで下る道のりです。





天候:曇のち雨



行程
09:07 牧ノ戸峠 発
10:53 扇ヶ鼻分岐 着
11:30 久住分れ 着
12:29 久住山 着
13:40 中岳 着
14:27 久住分れ 着
15:56 法華院温泉 着



所要時間:6時間49分
歩行距離:9.8km
累積標高:+688m / -746m



山行の様子

昨晩泊まった長者原から始発バスで牧ノ戸峠まで。月曜日だというのに朝から沢山の登山者で賑わっています。

歩き始めてまず目につくのはこちら。ツツジ科のなにやら。下山後調べたところ、ツクシドウダンのようです。見た目全然ツクシに似てないのにと思いましたが、地名の「筑紫」なのですね。

そしてお待ちどうさま。これが憧れのミヤマキリシマ。もうすぐ満開を迎えそうな、生のエネルギーを感じる咲き具合です。

扇ヶ鼻分岐を越えると、いかにも火山という感がしてきます。

久住分かれへの下り。久住山が間近に聳えています。

避難小屋から久住山まではなんとなく白雲岳を思わせる登り。最後は岩がごろごろ。

一等三角点の山頂からは九重の山々が眺められます。朝から雲がちですが、幸い雲底は高く展望を楽しむのに支障はありません。

久住山を後にして次は九州本島最高峰の中岳へ。数字上は1700m台とそう高くはありませんが、高山の趣があるのはまだ若い火山であるおかげでしょう。

中岳山頂から今日の行程を振り返ります。結構長い距離を歩いてきました。

山頂から下り始めたとき、ぽつりぽつりと雨が落ちてきたかと思うと、見る間にガスが垂れ込め振り方も激しくなりました。すぐに雨装備を整えます。

しばらくはほとんど視界が効かない中歩くことに。北千里浜に至ってようやくガスが晴れました。雨はまだ強めに降っていますが、景色が眺められるだけで気分は全然違います。

今日の宿、法華院温泉に到着。温泉あり生ビールあり、そして雨の日に嬉しい乾燥室ありの素敵な山荘です。北海道ではとても考えられない贅沢な山の宿です。



今日のパノラマ

西千里浜から星生山。

久住山から北方面。左から星生山〜三俣山〜中岳。中岳の左肩奥に由布岳、右肩に大船山。

中岳から坊ガツル方面。左から三俣山〜平治岳〜大船山。

中岳から久住山方面。左から稲星山〜久住山〜扇ヶ鼻〜星生山〜涌蓋山。

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