旭川から車で3時間。登りたいけれどなかなか機会がない山の一つです。遠くから眺めると平らに見えますが、実際登ると意外に大変な登りが待っています。

行きがけに三国峠から見るウペペサンケ。独特の山容にうっとり。

登山口は標高910mの森の中。ここから、

うっそうとした森の中を登り、

笹藪を漕ぎ、

1600mのピークまでたどり着くと、ようやく目指す山・ウペペサンケの全容が白日の下にさらされます。遠くから見るのとは印象が全く異なります。どっしりとしたいい山です。

ここから展望の稜線歩きが始まります。待ってました!この時期まだ咲いていたコマクサなどを愛でつつ標高を稼ぎます。

近づいてきた山頂。あと一登り。

平らな稜線が続くウペペサンケにはいくつか山頂があります。今回は糠平富士と呼ばれる1834.6mのピークを目的地としました。お昼を食べた後、もうちょっと先のケルンを目指します。途中に紅葉を始めたウラシマツツジ。

そして細尾根のケルンに到着。ここまでに至る尾根歩きとここからの景色は一番の楽しみです。皆が眺める視線の先には・・・

ニペソツ山。いい山です。
催行日:2006年8月27日(日)
天候:晴れのち曇り
気温:16.5 ℃
風速:E 0.6 m/s
参加者:
柿本さん・金田さん・笹本さん
長尾さん・長谷川さん・山口さん
ガイド:土栄
行程:

07:30 | 登山口 発 |
08:46 | 1399m 着 |
09:43 | 1600m 着 |
10:46 | 1696m 着 |
11:23 | ウペペサンケ 着(お昼) |
11:51 | 発 |
11:59 | ケルン 着 |
13:15 | 1600m 着 |
14:06 | 1399m 着 |
15:30 | 登山口 着 |
所要時間:8時間00分
歩行距離:10.5 km
標高差:923 m
一言:
前半は視界の効かない森歩き・笹藪歩きですが、1600mピークに立つと突然開ける視界の先に、どっしりとしたウペペサンケの山並み。続く稜線の道。山頂からの細尾根も緊張感がありました。
(土栄)
2 件のコメント:
下りで熊笹摑みを始めて、安心だし、膝に優しいしですっかり癖になってしまいました。これって自然に優しくないのでしょうか?登りでコースの笹刈りして欲しいとの声があがっていましたが、それに比べれば些細なこと、熊笹だしマッいいかとも思うのですが?
真剣に考えるとなかなか難しい問題になるでしょう。
でも、いろいろな議論をすっとばすと、登山道に覆い被さっている笹は掴んでもいい、のではないかと思います。
登山道の刈り払いは最低限の管理でしょうから、おっしゃる通り「それに比べれば些細なこと」なのではないでしょうか。
コメントを投稿