2008-06-15

08.06.14-15 雄阿寒岳(1370.4m)

阿寒湖畔に屹立する独立峰・雄阿寒岳。しっとりした樹林帯とすっきりした高山帯をともに楽しめる秀峰です。





天候:曇り
気温:2.9℃
風速:W7.0m/s



参加者:長谷川さん・福永さん
ガイド:土栄



行程
05:42 登山口 発
06:25 一合目 着
07:30 三合目 着
08:39 五合目 着
09:46 雄阿寒岳 着
10:24 雄阿寒岳 発
12:05 三合目 着
13:34 登山口 着



所要時間:7時間52分
  登り:4時間04分
  下り:3時間10分
歩行距離:12.4km
累積標高:±1322m
歩数:16000歩



山行の様子

阿寒湖末端にある登山口。晴れていれば、湖越しに雄阿寒岳の山頂が見られます。今日は・・・今のところガスですが、これからに期待して登り始めましょう。

阿寒湖・太郎湖・次郎湖と、最初は水辺を行き、次いで針葉樹林帯を縫って高度を上げます。苔むした巨木や絡まり合う根、一冬を越した落ち葉の絨毯。森の魅力がたっぷり詰まっています。

4合目を越えたあたりでガスの中に突入!うっすらと太陽の暖かさを感じることができるので、雲はそう厚くないとは思うのですが・・・

5合目で森林限界を越え、ハイマツ生い茂る高山帯に入ります。8合目の気象観測所跡まで来ると、おっ、雲の切れ間に青空がのぞいているではないですか!

昨日は下界でも気温6度くらいまで下がりましたから、山頂では当然こうなります。岩や木に貼りつき成長した氷が、気温の上昇とともにサラサラ音を立てながら降り積もっていました。その上をサクサク踏んでいきます。

風の通り道、9合目から見上げる山頂は再びガスの中。思わせぶりな天気に一同焦らされっぱなし。

長い登りを終え、ついに雄阿寒岳山頂に到着!山頂はうっすらガスの中にあり、やはり太陽が透けて見えてはいるのですが・・・。足下の湖も遠くの山も残念ながら顔を見せてはくれませんでした。

この日はちょうど山開き登山会が行われていて、100人とも聞くその行列とすれ違いながら賑やかな下山です。3合目を越えたあたりから徐々に青空が見えだし、1合目付近ではついに陽光が林床にまで届きます。

太郎湖まで来ると、なんとこの青空!晴れて嬉しい、というよりはむしろ悔しい気分が大です。

そして恐れていたことが。登山口からは、なんとすっきりと雄阿寒岳の姿が見えたのです。まさかここまでお天気が好転するとは。どうせならあと3時間早く晴れてくれれば・・・。

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