2009-02-01

09.02.01 ピヤシリ山(987.1m)

道北の秀峰、ピヤシリ山。一等三角点が設置されている山頂は広々していて、景色を眺めるには最高です。山頂直下にある小屋の存在も魅力です。





天候:晴れのち雪
気温:-12.0℃
風速:NW4.8m/s



参加者:笹本さん・長谷川さん・渡辺さん
ガイド:土栄



行程
08:17 駐車場 発
09:36 412m 着
11:35 782m 着
12:30 ピヤシリ山 着
12:45 小屋
     お昼
13:35 小屋 発
14:04 782m 着
15:30 318m 着
16:19 駐車場 着



所要時間:8時間02分
  登り:4時間13分
  下り:2時間44分
歩行距離:16.5km
累積標高:±891m



山行の様子

すっきりとした青空の下、ピヤシリスキー場を出発。サンピラーの名所だけあって体が引き締まるような冷気が辺りを覆っています。、正面に見えているのがピヤシリ山。山頂部にガスがかかっているようですが、登っているうちに無くなることを願いましょう。

歩き出すとすぐにこんな標識が目に入ります。なんでも220m間隔で立てられていて、山頂までの数は50個だそうです。ということは片道11km?とんでもなく長い行程ですなあ。

とはいえ、歩くのはしっかりと圧雪された道ですから、深雪をラッセルするわけでもなく、楽をさせてもらうことができます。山奥の林道がきれいに均されているのはスノーモビルツアーが入るためのようです。

標識ナンバー9から30までは林道がかなり遠回りの迂回をしているので、林の中をショートカットしました。締まっていて深さもない歩きやすい雪でした。

標高点692m付近から、ずいぶん近くに見えるようになったピヤシリ山です。素晴らしい長めに感嘆すると同時に、え?まだあそこまで歩くの?と思ってしまいます。

再び圧雪された林道を行き、何度かショートカットを試み、木々が低くまばらになってきたら山頂まではあとわずか。

広い山頂部にはスノーモンスターの子供達。間を縫って最後の一がんばり。

スタートから4時間!ようやく登頂です!

残念ながら遠望は効きませんでしたが、厳しい高山帯の冬景色をたっぷり堪能し、さあ、あの小屋で休憩です。

小屋ではストーブが焚かれていて、ぬくぬくとお昼を摂ることができました。しっかり休んで、長い下りに備えましょう。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この報告やSNで紹介された、このツアーの魅力以外にも、
スキー場のある九度山の山頂の西の断崖の眺め、
782を過ぎてからの刻々と近づく山頂や小屋の眺め(もっと遠いと錯覚していたことが、小屋の前を走るスノーモービルが見えたので分かりました)、
林道の左に見える880超の小ピークの存在(思わず登りたくなる)、
山頂北東の大岩、
下川からの夏道側の991ピーク(双耳峰になる?)、
下りの782からのルート取り、
トドマツの大木の幹の温かさ、
一本の樹の幹に付いたツルアジサイとイワガラミ(双方のドライフラワー付きで幹の特徴がよく分かりました)
枯れても枝に残るシナノキかオオバボダイジュの実とほう葉、
など、盛り沢山でした。

DOEI Takuma さんのコメント...

確かに782mを過ぎて、いきなり山頂が近くなった気がしましたね。
長くて密度の濃い山行だった気がします。