天候:雨のち曇り
気温:3.7℃
風速:SW1.2m/s
参加者:2名様
ガイド:柳田さん・土栄
行程:
11:20 神居古潭 発
12:21 213.2m 着
お昼
13:40 213.2m 発
14:39 神居古潭 着
所要時間:3時間08分
登り:1時間11分
下り:0時間59分
歩行距離:1.5km
累積標高:±156m
山行の様子:
今回歩くのは神居古潭周辺のちょっとした山。でもその前に、目的地に向かう道すがら、早速探鳥が始まります。フィールドスコープの先にいるのは・・・?
オジロワシ!しかも、つがいです!高倍率のフィールドスコープを覗くと、オジロワシの眼が視界全体に広がります。クチバシもツメも何もかも見えちゃいます。なのにカメラでは豆粒ほどにしか撮れません。ああ、こんなことなら望遠レンズを持ってくるんでした。
そして仲むつまじく飛び立つ夫婦。
そのオジロワシが狙っていたであろう水鳥たちも沢山見られました。マガモ・コガモ・ホオジロガモ・オナガガモ・カワアイサ・ミコアイサ・ハクチョウ。水辺にはツグミ・ハクセキレイ・セグロセキレイ。柳田さんがおっしゃるには、初心者には水鳥が適しているのだそうです。森の鳥と比べてはるかに観察しやすいからというのがその理由。確かに、じっくり見られました。
水辺の鳥を堪能したら、お次はスノーシューを履いて森の中へ。今朝の雨でじっとりと湿った雪を踏みしめ進みます。
いましたいました。オオアカゲラです。コンコンコンコン枝をつついています。他には、ゴジュウカラ・ハシブトガラ・コゲラ・キバシリ。キバシリは早くもきれいな声でさえずりを始めていました。先生曰く、なかなか聞けない貴重な経験なのだとか。
1時間かけてゆっくり登って、三角点のある山頂でお昼休憩。今日見た鳥を確認したり、鳥談義に花が咲きます。暖かいこともあって、1時間以上もお話してしまいました。歩いた時間より休憩時間の方が長かったということですね。
たっぷり鳥に浸った帰り道は、雪遊びも楽しみます。木の幹に乗ったきのこ形の雪を落とすべく、尽力する面々。
気がつくとふと立ち止まり双眼鏡を覗く先生。その視線の先にオオワシを捉えたようです。言われて慌てて双眼鏡を合わせると確かにいましたオオワシが。あんな遠くの木にとまっている鳥を一瞬で見つけられるなんて、さすがプロフェッショナルの目は違います。
見下ろすとゆるやかに蛇行する石狩川。豊かな川があるから水鳥が集まり、その水鳥を狙って猛禽がやってくる。ごく身近にこんな環境があることに感謝しなければなりませんね。
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