2010-09-02

10.09.02 芦別岳(旧道-新道)

長い長いひたすら長い芦別岳旧道。3年振りにツアーで訪れることとなりました。前回は陽が落ちてからの下山でしたが、今年はどうでしょう?





天候:晴れ
気温:18.2℃
風速:W2.3m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
05:35 駐車場 発
05:54 旧道登山口 着
07:37 小屋分岐 着
09:21 夫婦岩分岐 着
10:25 1279m 着
11:24 1457m 着
12:23 1579m 着
13:52 芦別岳 着
     お昼
14:15 芦別岳 発
15:13 半面山 発
16:25 見晴台 着
17:40 新道登山口 着



所要時間:12時間05分
  登り:8時間17分
  下り:3時間25分
歩行距離:17.5km
累積標高:+1969m / -1977m
歩数:23866歩



山行の様子

夜明けと共に出発。増水気味の勇振川を左手に見ながら、登ったり下ったり高巻きの繰り返し。今日の最高気温は30℃の予報。6時台にしてすでに蒸し暑くなってきました。

ユーフレ小屋との分岐を過ぎ、沢地形を登っていきます。ここの荒れっぷりが酷かった!先日の豪雨によるものでしょう。登山道はほとんど壊滅状態です。ルート探しや薮漕ぎで30分は余分に時間がかかってしまいました。ただでさえ長いコースなのに・・・

太陽が高くなるにつれ、どんどん上がる気温と湿度。汗をだらだら流しながら登っていましたが、芦別市と富良野市との市境尾根に乗ると、途端に涼しい風が体を冷ましてくれました。標高点1457mに至って、目指す芦別岳を始め、行く峰々の展望も効くようになり、これでようやく快適に歩けます。

深く刻まれた芦別岳の谷筋。北海道の山としては特異な山容です。

尾根はどんどん細くなり、切れ落ちて、高度感を増していきます。疲れが溜まってきているころですから、一歩一歩注意して行きましょう。

間近に迫った芦別岳。どっしりと美しい姿に、万感の思いが去来します。長かった・・・

最後の急登。あと少しです!

8時間かけてようやくたどりついた山頂。標識の向こうには、朝から歩いてきたルートがずっと遠くに見えています。いつまでも見続けていたい景色ですが、帰りのことを考えるとそうもいきません。わずかな休息の後、下山にかかります。


あっという間に離れていく山頂。いつだって下りは早いものです。
でも、先はまだまだ長いのです。あそこに見える貯水池がゴール。気を取り直して延々下りましょう。

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