2010-10-02

10.10.02 三段山

山スキーの聖地として知られる三段山。無雪期は訪れる人も少ないが、十勝連峰の展望台としては第一級の山でもある。紅葉期にはどんな姿を見せてくれるのか、期待しつつ入山した。





天候:快晴



参加者:2名様
ガイド:佐久間



行程
09:20 白銀荘 発
09:45 一段目 着
10:40 二段目 着
11:45 三段山 着
     お昼
12:35 三段山 発
14:00 白銀荘 着



所要時間:4時間40分
  登り:2時間25分
  下り:1時間25分
歩行距離:6.6km
累積標高:±739m



山行の様子

吹上温泉白銀荘横のキャンプ場を横切り階段を上ると、登山口の道標が現れる。なぜか三段山方向をしめす板が地面に横たわっている。

歩きはじめるとすぐに、黄紅葉の一段目斜面が見えてくる。

ダケカンバとミネカエデの黄色のハーモニーが美しい。青空に黄葉が映える。

二段目の斜面から返り見る。黄紅葉に染まる手前の斜面と、黒々とした針葉樹林が見事なコントラストを成している。遠くにはパッチワーク状の丘の景色が見える。

徐々に木の高さが低くなり、展望が開ける。左が噴煙を上げる前十勝岳、中央奥が十勝岳。

山頂直下まで登ると、十勝岳が指呼の間にせまる。「風弱く快晴」、山頂からは360度の展望が楽しめる。

山頂でゆっくりお昼を食べた後は、周辺の散策。山頂付近の大岩をバックに記念撮影を楽しむ。

名残惜しくも山頂を後にし、緩やかな尾根を下っていくと、午後の日差しを受けて輝くミネカエデや、……

青空に映えるナナカマド。

登山口まで黄紅葉は続き、見事に色づくダケカンバとナナカマドに思わずカメラを向けてしまう。紅葉狩り日和のフィナーレを飾るに相応しい光景だ。

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