2008-07-05

08.07.05 雨竜沼湿原

山上の湿原としては国内有数の規模を誇る雨竜沼。大小様々の池塘と、色を添えるお花。ラムサール条約の登録湿地となってからは、初めてのツアーです。





天候:曇り
気温:21.4℃
風速:S1.5m/s



参加者:金森さん・藤田さん
ガイド:土栄



行程
07:56 登山口 発
08:29 白竜の滝 着
09:48 テラス 着
10:56 展望台 着
     お昼
11:30 展望台 着
12:15 テラス 着
13:55 登山口 着



所要時間:5時間59分
  登り:3時間00分
  下り:2時間25分
歩行距離:12.2km
累積標高:±570m
歩数:14120歩



山行の様子

今日の天気は曇り。登山口から少し登ると、そこはすっかり雲の中。ぼんやりと見え隠れする木々が神秘的です。

湿原の始まりを告げる展望テラスまでは2時間弱の道のり。広い湿原は、やはり雲に覆われていて、全貌を見せてくれません。 湿原の向こうに暑寒別岳がそびえ、素敵な景色なんですが・・・

漂う霧は遠望を奪いはしますが、その代わり足下のお花をしっとり元気に見せてくれます。ヒオウギアヤメの鮮やかな紫は一際目立っていました。

今を盛りと咲いている花の脇で、来るべき開花の時を待つ蕾。ただでさえ濃い紫色が一段と深く見えます。

池塘に目を向けると、ウリュウコウホネの黄色いお花がチラホラと。もっと近くで見たいところですが、木道から外れないよう、ぐっと我慢・・・。

湿原と言えば、まずこの黄色が思い浮かぶ、エゾカンゾウ。朝咲いて夕方閉じる、いわゆる一日花ですから、まさに一期一会と言えます。

小一時間かけてゆっくり湿原を巡ったら、高台にある展望台まで一登りしましょう。ここからなら湿原の全貌が・・・見えませんね。湿原を吹き抜ける心地よい風が、このガスを吹き飛ばしてくれることを願いながら、お昼休憩です。

願いが通じたか、帰るころには青空がのぞき、湿原の端まで見通せるようになりました。それにしても広大な湿原です。

まん丸な池塘の間を縫って。よく見ると左右の池塘、水面の高さが異なるのですね。しかも片方は木道よりも高い位置に水面が来ていますよ。

再び展望テラス。行きがけにはガラガラでしたが、 お昼時だからかすっかり混み合い賑わっていました。団体ツアーも複数入ってきているようです。夏山シーズンが始まったのですね。

0 件のコメント: