2010-06-05

10.06.05 沼ノ平

一般的には紅葉の名所として知られている沼ノ平ですが、雪の下から大小の沼が現れ始めるこの時季も趣深いものです。ぬかるみも雪に隠れていて快適ですし。





天候:晴れ
気温:14.9℃
風速:S1.0m/s



参加者:6名様
ガイド:土栄



行程
08:52 愛山渓 発
10:41 永山岳分岐 着
11:13 六の沼 着
     お昼
12:03 六の沼 発
13:39 愛山渓 着



所要時間:4時間47分
  登り:2時間21分
  下り:1時間37分
歩行距離:7.3km
累積標高:±492m
歩数:11355歩



山行の様子

青空の下の愛山渓温泉。正面の平らな丘の上が沼ノ平です。景色に期待しつつ出発!

夏道とは異なるルートで尾根に取り付き、堅く締まった残雪を一歩一歩登っていきます。

ちょうど開き始めた若葉が鮮やかな色に染まっていました。ナナカマドの葉は開き始めは朱色ですが、徐々に濃い緑に色を変えていきます。

平らな雪原に出たら今日の登りはお終い。ここから先は景色を眺めながらの雪上散歩です。

まず見えてくるのが愛別岳。ゴツゴツとした岩肌をむき出しにしてそびえ立っています。

安足間岳から当麻岳、当麻乗越へと続く稜線は、緩やかで伸びやかで、また違った魅力があります。

半月沼周辺は既に雪が融け、木道が露出していました。大雪山もようやく夏山シーズン間近という感じでしょうか。

木道脇にはワタスゲが花をつけています。ワタスゲと言えば結実後の白い綿帽子を思い出しますが、山開き前なら花を見ることもできるのです。

ここが今日の目的地・六の沼です。雪から現れたばかりのわずかな水面が六の沼。その奥には当麻岳が立っています。

帰りのお楽しみは、おそらく今シーズン最後となる尻滑り。お尻が濡れるのも気にせず、ガンガン滑っちゃいましょう。

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