2010-06-09

10.06.09 ニペソツ山(2012.9m)

北海道の日帰りの山としては抜群に行程が長いニペソツ山。でも、その分山頂に立った時の充実感には言い難い素晴らしさがあります。





天候:快晴のち高曇り
気温:13.0℃
風速:W4.3m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
06:32 登山口 発
08:52 天狗のコル 着
10:15 前天狗 着
12:26 ニペソツ山 着
     お昼
12:55 ニペソツ山 発
14:39 前天狗 着
15:27 天狗のコル 着
17:07 登山口 着



所要時間:10時間35分
  登り:5時間54分
  下り:4時間12分
歩行距離:15.0km
累積標高:±1573m
歩数:20085歩



山行の様子

旭川を4時に発ち、歩き始めは6時30分。長い一日の始まりは丸木橋渡りから。

昨年同日と比べると、今年の雪融けは明らかに遅くなっています。小天狗の岩場を通らずに下を巻いて来られるほど。6月初旬でここまで雪があるとは。

ただでさえ雪の多い天狗のコル付近はこの通り。夏道を探す必要は全くなく、完全に自由に雪の上を歩いていけます。前天狗への登りもかなり上まで雪をたどっていけるのでかなり楽でした。

でも、前天狗の上部まで来ると別世界のように雪が消えてしまいます。振り返って石狩連峰が間近。

そしてお待ちかねニペソツ山の勇姿。前天狗に登りついた瞬間、突如として姿を現すニペソツ山には、何度見ても感動させられます。

前天狗からの景色だけでも充分満足してしまうのですが、もう少し先に行くとさらにさらに素晴らしい山容を見ることができます。ここから下って登り返しが待っています。気持ちを引き締め直していきましょう。

登山道上の雪は数カ所わずかに残っているだけで、特に注意すべき箇所はありません。急登をゆっくりゆっくり進むだけです。

岩場のトラバースを終え西面に出ると、山頂はもうすぐそこ。

念願叶ってやってきた山頂。高い雲が空を覆ってしまいましたが、展望には支障ありません。長い時間休憩できませんので、しっかり目に焼き付けてくださいね。

いつまでも感慨に耽っていたいところですが、これから長い長い下りが待っています。もう一頑張りといきましょう。

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