2009-07-04

09.07.04 ピシカチナイ山(1308.2m)

一面雪に覆われる冬には登山道のない山へよく行きますが、夏山ではこれが初ツアーとなります。沢と薮と展望の山、ピシカチナイ山です。





天候:曇り
気温:20.6℃
風速:S0.8m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
08:16 ゲート 発
08:46 林道終点 着
09:12 入渓点 着
10:37 三股 着
12:04 ピシカチナイ山 着
12:37 最高点 着

12:45 最高点 発
13:44 三股 着
14:48 入渓点 着
15:45 ゲート 発



所要時間:7時間29分
  登り:4時間21分
  下り:3時間00分
歩行距離:11.0km
累積標高:±827m
歩数:11730歩



山行の様子

林道を塞ぐゲート脇に車を駐め、てくてく1時間ほど林道歩き。前半は立派な、後半は荒れた道を行きます。

ある程度距離を稼いだら林道から外れ、脇を流れる沢に降ります。水量はせいぜい足首くらい。若干暑めのこの日、足を濡らす水の流れが心地よく感じられます。

登るに従い右に左に支流を分け、その度に流れは細くなり、ついには、

流れがなくなり、沢形もなくなり、一面の笹原へ突入。笹の薄いところ薄いところを狙って歩くのですが、それでも苦労するものです。

稜線直前の深い笹薮を泳ぐようにして抜け、三角点の置かれた山頂へ。たった4人しかいないのに、座って休憩することもできない狭い山頂です。木々に囲まれ景色もイマイチ・・・

じゃあ、あっちのピークまで行ってみましょうか。実はあちらの方が標高が高いのです。しかも、しっかりと踏み跡があるというおまけ付き。

20分ほどでやってきた最高点。岩峰にうっすらと表土が乗り、ハイマツやダケカンバがかろうじてしがみついているだけの、不安定な山頂です。さて、展望はいかが?

雲がちではありますが、まずまずの景色を見ることができました。出発時にはガスの中だったことを考えると、むしろ上出来と言えるのではないでしょうか。こちらは東大雪のペトウトル・ヌプカウシヌプリ方面。

厚い雲の下に十勝連峰の裾野が見え隠れ。大麓山・トウヤウスベ山・下ホロカメトク・オプタテシケなどが判別できました。

ウペペサンケ方面も山頂ははっきりとは見えず。一番空の色は明るかったのですが。

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