2014-03-30

14.03.30 イルムケップ山

音江山・沖里河山とともに山塊をなすイルムケップ山。大雪山系・夕張山地・増毛山地など主要な山々からほぼ等距離に位置する絶好の展望台です。






天候:晴れ後曇り
気温:2.0℃
風速:S5.3m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
08:03 257m 発
08:37 385m 着
09:23 554m 着
10:23 806m 着
10:51 イルムケップ山 着

11:04 イルムケップ山 発
12:07 554m 着
13:01 257m 着



所要時間:4時間58分
  登り:2時間48分
  下り:1時間57分
歩行距離:11.6km
累積標高:±692m



山行の様子

薄曇りの中のスタート。歩き始めから展望が開け、やる気を奮い立たせてくれます。

その後、樹林帯に入るため遠くの景色を見ることができなくなります。代わりに枝ぶりの良い木や、

一冬を越した寒晒しの実や、

幹にまとわりついているかのようなコブを愛でながら、緩やかな尾根を淡々と登っていきます。

気がつけばイルムケップ山山頂も間近。

806mピークを越えたらあとは平らな山頂部のお散歩となります。

音江山も見えてきました。

立派な標識のあるイルムケップ山山頂。

表大雪や十勝連峰が見える方面に思いを馳せています。

下山中、振り返ると、遠くにさっきまでいた山頂が見えていました。



今日のパノラマ

山頂からの眺め。遠くの山は雲に隠れています。

2014-03-23

14.03.23 忠別峠

予定変更でやってきたのは今シーズン2回目の忠別峠。今日は間近に迫る旭岳を見ることができるでしょうか。






天候:晴れ後曇り
気温:3.1℃
風速:S1.1m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
09:04 駐車帯 発
10:03 669m 着
10:26 忠別峠 着

10:44 忠別峠 発
11:40 駐車帯 着



所要時間:2時間36分
  登り:1時間22分
  下り:0時間56分
歩行距離:4.3km
累積標高:±278m



山行の様子

青空広がる忠別ダム湖畔。これは山頂から見事な景色が堪能できるかも・・・

なにやらの冬芽が、外皮を脱ぎ捨て春を迎える準備中。

目の前のこの丘が最初の目的地である標高点669m。

なかなかの急登ですが、雪が締まり気味でスノーシューの爪が良く効いてグイグイ登っていけます。

木々の合間から旭岳は・・・残念ながら見えず。やや雲が増えつつある感じです。

669mから先は広く平らな稜線歩き。立ち並ぶ木々を縫い、のんびりと進みます。

先行者の足跡が続くこの先が三角点・忠別峠。

そこからの景色はこの通り。旭岳~忠別岳~トムラウシが望めるはずなのですが、さきほどよりもさらに雲が増えているようです。

登りとは反対方向に進み下山します。すらりと伸びるダケカンバが見所の一つ。

最後は道道を歩いて駐車帯まで戻ります。

2014-03-09

14.03.09 鉄甲山

旭川市・和寒町・鷹栖町と三自治体の境界を画する鉄甲山。標高400m程度の低山ですが、上川盆地を挟んで見る大雪山の山並みは雄大です。






天候:曇り時々晴れ



参加者:5名様
ガイド:土栄



行程
09:21 除雪最終点 発
12:03 鉄甲山 着

12:37 鉄甲山 発
13:21 422m 着
15:15 除雪最終点 着



所要時間:5時間54分
歩行距離:6.6km 
累積標高:±359m



山行の様子

維文峠に続く道の除雪最終点。スノーモビル愛好家の車がずらりと並んでいました。

しばらくスノーモビルの轍を踏んで楽させてもらって、整然と並んだカラマツの木立に入ります。

3月も半ばにさしかかろうというこの時季に、旭川近郊の低山だというのに、予想外のこの深雪。真冬と違い雪が湿り気を帯びているので、漕いで歩くのに難儀します。

なだらかに広い鉄甲山に到着。思いのほか時間がかかりました。

軽くお昼休憩を取った後、次の目的地へと縦走開始。鞍部から登り返すと背後に鉄甲山山頂部が見えてきます。

綺麗な三角錐は雲居山。その肩となる標高点422mに到着です。

ここからの景色が絶品なのですが・・・今日はお預けのようです。

今シーズン最後かも知れない深雪です。しっかり名残を惜しんでおきましょう。

私たちの前に道はない。私たちの後に道はできる。湿雪の上を6人も歩けば、そこには立派な道ができあがります。

今日の行程もあとわずかとなった頃、ようやく青空がほほえんでくれました。