2007-04-30

07.04.30 姿見+天女

ゴールデンウィークの定番コースかつ黄金コースとも言える、姿見+天女ツアー。姿見の池周辺を散策し、その後盤の沢の尾根をたどって、二見川沿いに針葉樹の森を下ります。





天候:完璧な快晴
気温:1.4 ℃
風速:N 6.6 m/s



参加者:今村さん・進藤さん・鈴木さんご夫婦・原田さん・細川さん・堀さん
ガイド:佐久間・土栄



行程
10:26 姿見駅 発
11:48 5.5合目 着
     お昼
12:23 5.5合目 発
13:25 すべり台2 着
14:21 ワサビ山 着
15:05 旭岳VC 着



所要時間:4時間36分
歩行距離:6.9 km
累積標高:+195 m / -696m



山行の様子


朝。ロープウェイ山麓駅から見た旭岳。雲一つ無い青空というのはこういうのを言うのでしょう。今日の山歩きは期待できそうです。

遮るもののない雪原で、春の陽光を全身に浴びて。さあ出発です!

白い雪と青い空はいつだってよく似合うもの。その境界線を色とりどりのウェア達が歩いて行きます。

間近で感じる噴気の迫力。これまた青い空によく映えます。

冬ならではの贅沢、姿見の池の上で寝転がる!しかも旭岳を仰ぎ見ながら。

視界広がる盤の沢の尾根から。ここまで雲が無いというのはあまり記憶にありません。見事です。これから眼下の森に飛び込みます。

ダケカンバの疎林を慎重に下ります。尻滑りでもいいんですよ。

通称ワサビ山は、十勝連峰・ポン化雲岳方面の展望台。今日の晴れは遠くまでくっきり見える晴れでした。

カモ沼への最後の下り。さあみんなで滑りましょう!


午後の木漏れ日を浴びて、ビジターセンターまで帰ります。歩き終えるのがもったいないほどの好天。朝からずっと雲一つ無い快晴。ごちそうさまでした。

2007-04-29

07.04.29 裾合平

もはやゴールデンウィークの定番コースとなった裾合平。雪の中の秘湯・中岳温泉を目指して大雪原を横断します。




天候:高曇りのちガス
気温:1.8 ℃
風速:W 6.6 m/s



参加者:石井さん・小野さん・大島さん・杉本さん
ガイド:佐久間・土栄



行程
10:29 姿見駅 発
11:24 ゴジラの背中 着
13:02 中岳温泉 着
     お昼
13:42 中岳温泉 発
15:02 ゴジラの背中 着
15:37 姿見駅 着



所要時間:5時間08分
  登り:2時間33分
  下り:1時間55分
歩行距離:8.1 km
累積標高:+350 m



山行の様子

ロープウェイ姿見駅を出ると、すぐに飛び込んでくる旭岳。なかなかの好天です。

目印一つ無い雪原、視界が悪くなっても帰ってこられるよう、“デポ旗”を使用します。ほぼ50m間隔で立てていきます。

通称“ゴジラの背中”から見る安足間岳と北鎮岳。青空です。

かなり風が強かったこの日。綿雲が飛ぶように流れて行きます。北鎮岳も雲に出たり入ったり。

みんなで順番にデポ旗を打ちす。大切な役割ですよー。

中岳温泉も間近になると岩が露出しています。スノーシューを脱いで、

さあ、あと一息。

これが雪の中の秘湯・中岳温泉。例年よりも雪が多いようですね。

お昼ご飯は岩の陰で風を除けて。みんなで固まって。

帰り道、ロープウェイ駅直前でこの猛烈なガス!ほんの少し前の仲間が消えかかっています。デポ旗の大切さを再認識しました。

2007-04-28

07.04.28 大麓山(1459.5m)

東大演習林の敷地内にある大麓山。長ーい登りをがんばれば、広い山頂から普段見ることのない角度で立ち並ぶ山々を眺められます。そうそう、入林許可はきちんと取りましょうね。




天候:快晴のち曇りのち晴れ
気温:-0.5 ℃
風速:W 9.7 m/s



参加者:笹本さん・長谷川さん・堀さん・渡辺さん
ガイド:佐久間・土栄



行程
06:16 林道ゲート 発
07:00 前山林道入り口 着
09:30 1062m 着
10:06 1178m 着
11:20 大麓山 着
11:56 大麓山 発
12:30 1178m 着
     お昼
13:05 1178m 発
15:00 前山林道入口 着
15:37 林道ゲート 着



所要時間:9時間21分
  登り:5時間04分
  下り:3時間06分
歩行距離:19.3 km
累積標高:+1076 m



山行の様子

午前6時。林道ゲート前に車を停め、出発の準備をします。さあ、長い一日が始まりますよ。

昨日降った雪がまだ溶けずに残っています。雪をかぶる木々なんて見るのは久しぶりです。

木漏れ日の中、林道をたどります。これがまた単調で長い!

見上げた空はこの通り。なんて良い天気でしょう。これは山頂からの眺めもさぞ・・・

標高1000m付近でようやく拝める大麓山。ここまでくればあともうひとがんばり。

といっても、それが急登なわけで。小一時間は優にかかります。

ようやくたどりついた山頂は背の低いエゾマツがお出迎え。気がつけばすっかり空は暗雲立ちこめております。

でも景色は見えましたよ。下ホロカメトック。

トウヤウスベ山の向こうに十勝連峰。平均風速毎秒10m。せっかくの山頂ですが長居せずに下山となりました。

下りは下りでまた大変。本当に長い長い歩き、長い長い1日、お疲れ様でした!

2007-04-22

07.04.22 佐幌岳(1059.5m)

冬のスノーシュープログラムは近場の山に登ることが多いので、佐幌岳は久々の遠出となりました。見晴らしの良い稜線歩きが続くこの山には、片道2時間30分をかけるだけの価値があります。




天候:曇りのち快晴
気温:4.9 ℃
風速:W 3.3 m/s



参加者:笹本さん・佐藤さん・長谷川さん・渡辺さん
ガイド:土栄



行程
08:40 狩勝峠 発
09:30 842m 着
10:27 桜山 着
11:35 佐幌岳 着
     お昼
12:25 姿見駅 発
13:12 桜山 発
14:02 842m 着
14:40 狩勝峠 着



所要時間:6時間00分
  登り:2時間55分
  下り:2時間15分
歩行距離:10.4 km
累積標高:+925 m



山行の様子

天気予報では一日“晴”マークだったはずですが、登山口となる狩勝峠は意外にも曇り空の下。山自体は見えているので、まずまずの天気ではあります。

すぐに稜線歩きが始まります。ところどころに生々しい全層雪崩の跡が。雪庇が崩れ落ちそうな箇所も見られます。くれぐれもルート取りに気をつけましょう。

ぎゅっと登って中間地点の桜山に到着。目指す佐幌岳がぐんと間近になりました。

目を転じると十勝連峰。普段見ている姿を正面とすると、後ろ姿を見ていることになりますね。高山帯は真っ白な雪に覆われています。

最後の急登、ここがんばりましょう!振り返るとたどってきた稜線がずっと見えています。

祝到着!広々とした山頂は青空の下。360°の視界が広がっています。思い思いに眺めるその先には・・・

東大雪方面には、ニペソツ・ウペペサンケ。

続いて北日高方面はほのかに霞の中。あたたかい陽射しの中、ゆっくり展望を楽しんできました。

出発時のどんより曇り空がウソのように、帰りは暑い陽射しを浴びながら。皆さん日焼けは大丈夫でしたか?

2007-04-15

07.04.15 旭岳・姿見

スノーシューの大定番、姿見コース。今年は天気に恵まれない日が多いのですが、今日は景色を堪能できるのでしょうか?




天候:ガスのち曇り
気温:- 1.5 ℃
風速:N 0.6 m/s



参加者:安藤さん・進藤さん・原田さん
ガイド:土栄



行程
10:48 姿見駅 発
11:49 姿見の池 着
12:27 姿見駅 着
     お昼
13:20 姿見駅 発
14:53 第二天女 着
15:44 旭岳VC 着



所要時間:4時間56分
  姿見:1時間39分
  下り:2時間24分
歩行距離:5.8 km
累積標高:+98 m / -596m



山行の様子

ロープウェイに乗って標高1600mの姿見駅へ。さあ、出発!・・・って、この濃いガスはいったい何?

10mほど離れただけでこの有様。150m先にあるはずのロープウェイ駅が全く見えなくなります。年に何度かあるこんな視界の悪い日は、どれだけ歩き慣れたコースでも緊張します。細心の注意を払って歩きましょう。

姿見の池に着くとわずかに見通しが効くようになりました。こんな日にも旭岳山頂を目指す登山者はいるのですね。

一旦駅舎にもどり、ぬくぬくお昼休憩をして、今度は下りにかかります。やや天気が回復してきたかな?

マツの葉にかかった粉砂糖のような雪。

豪華なかんざしのようなツララ。雪と氷の造形を存分に楽しみながらゆっくりゆっくり下っていきます。

ときには急な斜面も。一歩ずつ慎重に!

針葉樹に囲まれたスキーコース沿いを行くころには、徐々に青空が見えてきました。


無事ビジターセンターに到着。みなさんお疲れ様でした。