昨年10月23日に夏山シーズンの締めとして登った西クマネシリ岳。今年もほぼ同じ時期に登ることになりました。昨年は雨から雪に変わる天気でしたが・・・
登山口からしばらくは沢沿いの林道を行きます。
天気は高曇り。青空こそ見えないものの、途中三国峠からは西クマネシリの姿はばっちり見えていました。このまま何とか持っておくれ。
気温はかなり下がっていたようです。沢しぶきを浴びた枝には氷りが成長中でした。
二股を過ぎ、沢の水音が聞こえなくなった頃、ようやく山頂を見ることが出来ます。雲の隙間から空も見えています。いいぞいいぞ。
昨日の天塩岳は標高700mで積雪があったというのに、三国峠を越えて東大雪に来るとぐっと降雪量が減るのでしょうか。山頂近くまで登ってもほとんど雪は見られません。まだ秋の佇まいです。
山頂直下の岩場急登。少ないながらも雪が残り、これがまた曲者なのです。スリルいっぱい、慎重に慎重に登っていきます。
無事山頂到着。他の登山者の皆さんとここから見える山のお話などしてきました。
たとえば南クマネシリ。
たとえばクマネシリ。遠くの山はさすがに雲の中でしたが、かなりの展望を楽しむことができました。
下りは太陽も少しサービスしてくれました。落ち葉の上に暖かそうな木漏れ日です。
催行日:2006年10月22日(日)
天候:曇り
気温:-0.7 ℃
風速:NW 0.9 m/s
参加者:
笹本さん
ガイド:土栄
行程:
08:22 | 登山口 発 |
08:58 | 二股 着 |
09:34 | 尾根取り付き 着 |
10:38 | 西クマネシリ岳 着(お昼) |
11:07 | 発 |
12:07 | 尾根取り付き 着 |
12:28 | 二股 着 |
13:09 | 登山口 着 |
所要時間:4時間47分
歩行距離:7.9 km
累積標高:721 m
一言:
表大雪に比べると雪の少ない西クマネシリ。途中まで深まる秋を楽しんでいましたが、山頂直下で環境が一変!雪の残る岩場のスリルはなかなかのものでした。ようやくたどり着いた山頂からはそれに見合う景色が眺められました。
(土栄)