深川から留萌に向けて高速道路を走っていると、真正面に見えるどっしりとした山。それがポロシリ山です。標高700m程度の低山ではありますが抜群の眺望を誇ります。さすがの一等三角点。
天候:晴れ
気温:2.4℃
風速:N3.8m/s
参加者:4名様
ガイド:土栄
行程:
07:47 除雪最終点 発
08:20 ダム 着
09:11 312m 着
11:03 572m 着
11:50 ポロシリ山 着
お昼
12:35 ポロシリ山 発
14:04 312m 着
14:52 ダム 着
15:21 除雪最終点 着
所要時間:7時間34分
登り:4時間03分
下り:2時間46分
歩行距離:14.7km
累積標高:±858m
山行の様子:
今年もダムのはるか手前で除雪が終わっていました。あそこに見えているあの山のてっぺん目指して長い行程の始まりです。
標高点312mまで約一時間半歩き、そろそろ飽きてきたころにようやく林道から外れます。沢沿いにつけられた作業道をたどってそのまま道なりに尾根に取り付き、ゆるゆる登っていくと山頂直下の白い三角形が予想外に間近です。
標高点572mまで今日一番の急登をこなし、雪庇の発達した吊尾根を慎重に渡り、
これが最後の登りです。ダケカンバの白が青空に映えてなんとも見事。
ほとんど真っ平らな山頂部。これで景色の悪かろうはずがありません。
振り返れば増毛山地。暑寒別岳を中心に、左に南暑寒岳・信砂岳、右に雄冬山・天狗岳と白い山々が連なっています。
一番目立つのは三頭山を含む山塊。すぐ隣に先日登った長留内岳も控えめに見えていました。
少し霞んでいましたが、大雪山も見えていました。それも北大雪~表大雪~十勝連峰まで全てが。さらに天塩岳・芦別岳まで見えるのですから、やはり絶景の山。
その絶景を眺めながらお昼休憩できるなんて、こんなぜいたくはありません。知らず言葉を失ってしまう、最高のひとときです。
大満足で山頂に別れを告げ帰途につきます。下るに連れて重くなる雪をものともせず、林道までは1時間ちょっと。でもここからが長いんですよね。満足感と余韻に浸りながら単調な林道歩きを頑張りましょう。