2007-11-10

07.11.11 石垣山(525.1m)

今年の夏山締めは石垣山。旭川に近く標高が低いこの時季に最適の山です。




天候:曇り一時雨
気温:9.0 ℃
風速:0.0 m/s(平均)



参加者:進藤さん
ガイド:土栄



行程
09:10 登山口 発
10:52 石垣山 着
11:12 石垣山 発
12:19 登山口 着



所要時間:3時間09分
  登り:1時間42分
  下り:1時間07分
歩行距離:4.4km
累積標高:+ 412 m
歩数:5601歩



山行の様子

登山口は発電所の脇。こういう雰囲気の登山口はちょっと珍しいかも。

すっかり種を出し切って空になったオオウバユリに晩秋を感じます。

30分ほど落ち葉の道を登ると眼前に現れる岸壁。

ここからしばらくは岸壁の基部を歩きます。

見上げる岩は迫力満点。所々にクライミング用の支点やロープが残されています。ここをよじ登る人がいるんですね。

そして突然の「九合目」の標識。一合目から八合目までは一つもなかったのに・・・。

九合目からぐいっと一登りして岸壁の上に出ます。そこからの眺めは・・・

眼下の石狩川。

真正面には、冬にスノーシューで登る中愛別岳。

三角点のある本当の山頂へは行かず、事実上の山頂「見張りの岩」へ。ニセイカウシペはまだ雲に隠れきらず姿を見せてくれました。下りはのんびりじっくり最後の夏山を慈しむように。

07.11.10 マチネシリ(1002m)

催行人数に達せずツアー中止

2006年10月30日 マチネシリ山頂から日本海に浮かぶ雲を見る

2007-11-07

07.11.07 隈根尻山(971.4m)

アイヌ語で「物乾し棚のような山」という意味のクマネシリ。その名の通り、棚のように長く平らに続く稜線を歩きます。




天候:曇りのち晴れ
気温:7.7 ℃
風速:S 2.0 m/s(平均)



参加者:金田さん
ガイド:土栄



行程
07:48 登山口 発
09:06 浦臼山 着
10:43 樺戸山 着
11:27 隈根尻山 着
     お昼
11:55 隈根尻山 発
12:32 樺戸山 着
13:54 浦臼山 着
14:58 登山口 着



所要時間:7時間10分
  登り:3時間39分
  下り:3時間03分
歩行距離:16.1km
累積標高:+ 1473 m
歩数:24697歩



山行の様子

砂防ダムから始まる登山。浦臼山を越えるまで、寂れた林道歩きが続きます。

厚い雲に覆われていた空から陽光が差し込み、見る間に晴れていく様子は圧巻でした。

浦臼山まで行ってようやく見える隈根尻山。ここから長い尾根歩きがはじまります。

笹とダケカンバの尾根はゆるやかに起伏を繰り返し奥へ奥へと。左右の展望も効き、気持ちよく歩くことができるのです。

樺戸山から見る隈根尻山はどっしりと落ち着いた山容。山頂までは、一旦下って登り返しが待っているのですが・・・

この区間がとにかく酷い!急斜面はずるずる滑り、その上、丈2m以上はあろうかという笹藪漕ぎ。ほとんど廃道寸前です。

なんとか藪を抜け出せば、隈根尻山山頂はもうすぐそこ。

山頂からは360°の展望が広がっています。札幌方面は遠く霞んで、

ピンネシリ・マチネシリは近くにくっきりと。この季節としては格段に暖かい気温の中、ゆったり休憩してきました。

行きには暗い色をしていたカラマツが、帰りには陽光を浴びて黄金色に輝いていました。ここまで来れば登山口はもうすぐそこ。

2007-11-04

07.11.04 オダッシュ山(1097.7m)

山楽舎初登場となるオダッシュ山。低いながらも景色は抜群です。樹林帯の尾根歩きも趣があります。




天候:快晴
気温:2.8 ℃
風速:W 6.8 m/s(平均)



参加者:金田さん・工藤さん・藤田さん
ガイド:土栄



行程
09:12 駐車場 発
10:01 白樺平 着
11:05 前峰 着
11:25 オダッシュ山 着
11:35 オダッシュ山 発
     お昼
12:16 前峰 着
12:59 白樺平 着
13:52 駐車場 着



所要時間:4時間40分
  登り:2時間13分
  下り:1時間48分
歩行距離:6.7km
累積標高:+ 696 m
歩数:9714歩



山行の様子

登りはじめはカラマツの植林地をかすめて。朝の光が葉を黄金色に染めます。

黒土の滑りやすい急登を終えると、景色が一気に広がります。正面には前峰。まずはあのピークを目指しましょう。

標高1000m付近になるとうっすらと雪が。やや氷がかっているので気をつけて。

前峰までくればキツい登りは終わり、後は楽しい尾根歩きだけ。

ダケカンバを縫うように尾根を歩くと、

見上げれば真っ青な空。こんなお天気の日に山にいられる幸せ。

ゆるやかに延びる稜線をバックに、最後の登り。

快晴の山頂から見える景色は?

新得の町並み、十勝平野、真っ青な空、浮かぶ白雲、遠くに白い雪を抱いた東大雪の山々。

強風を避け、山頂から少し下ってお昼ご飯。11月とは思えない暖かなひとときでした。

2007-11-03

07.11.03 三頭山(1009.1m)

悪天の予報が出ているうえ、平野部でも積雪が見られたこの日。行けるところまで行ってみようかと歩き出してみれば・・・




天候:曇り一時雪のち晴れ
気温:- 0.6 ℃
風速:W 3.4 m/s(平均)



参加者:金田さん・工藤さん
ガイド:土栄



行程
07:55 三合目 発
08:39 五合目 着
09:49 七合目 着
11:25 三頭山 着
     お昼
11:57 三頭山 発
12:47 七合目 着
13:45 五合目 着
14:26 三合目 着



所要時間:6時間31分
  登り:3時間30分
  下り:2時間29分
歩行距離:10.5km
累積標高:+ 812 m
歩数:16496歩



山行の様子

雨煙別コース3合目。林道はすっかり雪の中。本当は5合目まで車で行く予定でしたが、ここから先は雪深すぎてあきらめました。

雪の林道をサクサクと歩けば、濃いガスの中から時折見える三頭山。

標高を上げるにつれ、どんどん雪の量は増えていきます。幸い歩きやすい雪質で、急登も不安なく登れました。

むっちりと濃い霧とはらはら降る雪。まだ雨でないだけマシではあります。

山頂まであとわずかのところで、やや視界が回復。ちょっとでも景色が見えて良かった・・・

三頭山への最後の登り。あれ、雲が薄くなってきた?

そして山頂に立った瞬間、ウソみたいに劇的に雲が晴れる晴れる!こんなタイミングあり!?

暖かな太陽まで浴びることができ、山頂でしっかりお昼休憩を取ることができました。ずっとガスの中を登ってきただけに、この景色には感動です。

下りでも周りに広がる景色を楽しみながら。雪に覆われた山はやっぱりキレイなものです。

最初から最後まで続いた雪中登山。初冬の山はいかがでしたか?