昨秋に途中で撤退した無類岩山。楽して登れる残雪季を待って再挑戦です。
天候:曇り
気温:8.5℃
風速:W2.7m/s
参加者:1名様
ガイド:土栄
行程:
08:35 林道終点 発
08:57 入渓点 着
09:29 三股 着
10:19 二股 着
11:35 無類岩山 着
お昼
12:08 無類岩山 発
12:50 三股 着
13:44 林道終点 着
所要時間:5時間09分
登り:3時間00分
下り:1時間36分
歩行距離:5.2km
累積標高:±804m
山行の様子:
武利岳登山口に向かう林道から分かれ終点まで行き、林道の奥に続く作業道跡をたどって歩き出します。
30分ほど歩いて作業道が尽きたところが入渓点。水量は少なく、お客さまは長靴で、私は冬用登山靴で歩きました。
三股を過ぎてしばらくすると沢が雪で埋まり出します。
こうなればしめたもの。グングン高度を稼ぐことができます。雪は柔らかく斜度もそこそこ。長靴でも特に問題ありません。
途中何箇所か雪渓が途切れ短い距離ではありますが藪こぎを強いられます。そしてついに雪がついえて、ひどい藪こぎの始まり。さっきまでのはほんの練習に過ぎなかったわけです。
再び雪が増え、稜線に飛び出ると三角点の置かれた山頂は間近。作業道・沢・雪渓・藪と変化に富んだ登りでした。
絶景のはずの山頂は残念ながらガスに巻かれていました。諦めて下山しようとしたまさにその時!
あっという間に晴れ間が広がっていくではありませんか!慌てて降りなくて良かった!
間近に迫る武利岳。山頂は見えませんでしたが、9合目までは確認できました。さっきまでのことを考えると贅沢は言えません。
下山後、林道から見上げる無類岩山。谷に刻まれた雪渓の右側をたどって登ったのですね。