14.07.30-31 五色ヶ原ー高根ヶ原・全行程

プライベートガイドがキャンセルとなったため、代わりに催行することになった1泊2日の縦走ツアー。五色ヶ原と高根ヶ原、大雪山らしい稜線を満喫します。

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参加者：5名様
ガイド：土栄

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所要時間：18時間12分
歩行距離：28.6km
累積標高：+1722m / -1574m

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1日目：クチャンベツ登山口〜忠別小屋
2日目：忠別小屋〜高原温泉

14.07.31 五色ヶ原ー高根ヶ原・2日目

縦走2日目は忠別小屋から白雲小屋を経て高原温泉まで。長い一日になります。

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天候：曇り一時雨

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行程：
05:35　忠別小屋　発
07:13　忠別岳　着
08:03　忠別沼　着
10:13　三笠分岐　着
11:45　白雲小屋　着

12:30　白雲小屋　発
13:13　緑岳　着
14:57　第一花畑　着
15:43　高原温泉　着

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所要時間：10時間08分
歩行距離：16.2km
累積標高：+838m / -1237m

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山行の様子：

早朝、たなびく雲が紅色に燃えていました。今日も良いお天気が期待できるかな？

出発する頃から雲が目立ち始め、見る間に雲底が下がってきました。忠別岳山頂がちょうど雲に接しています。

その後は予想通りガスの中。ほとんど何も見えないまま歩いていきます。

目を楽しませてくれるのは早くも綿毛になったチングルマ。

三笠分岐ではウルップソウが待っていてくれました。ほんの1ヶ月半前には瑞々しい蕾を見せてくれていましたが…。大雪山の短い夏が過ぎゆくのを感じます。

ここでまさかの雨。そんなはずでは、と思いながらも雨装備をしっかり整えます。

こんな時こそ有り難みが染みる避難小屋。中に入れてもらってゆっくりお昼休憩とします。

小屋の外には昨日咲いたばかりというクモイリンドウが。

しっかり体を休めたら、気を取り直して下山にかかります。ガスと強風の緑岳を越え、

無事高原温泉へ到着。秘湯の湯で疲れを癒やしましょう。

14.07.30 五色ヶ原ー高根ヶ原・1日目

縦走1日目は沼ノ原・五色ヶ原を通って忠別小屋まで。どんな景色が見られるでしょう。楽しみです。

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天候：晴れ

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行程：
06:44　登山口　発
09:10　沼ノ原分岐　着
10:08　五色の水場　着
13:43　五色岳　着
14:48　忠別小屋　着

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所要時間：8時間04分
歩行距離：12.4km
累積標高：+884m / -337m

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山行の様子：

緑溢れる登山道。チラチラと光る木漏れ日に、これから見られる景色を期待してしまいます。

沼ノ原からは期待を裏切らない大展望。まずは池塘越しのトムラウシ。

同じく池塘越しの白雲岳。今日明日であそこに見えている山まで歩くのです。

五色の水場の先の急登。いつもはドロドロのぬかるみになっているのですが、つい先日の豪雨ですっかり流されて歩きやすくなっていました。

ゆるやかに流れる川のせせらぎを聞きながら歩く木道。気持ち良い場所です。

青空と雲とトムラウシ。

五色岳山頂間近、チシマノキンバイソウが大勢で迎えてくれました。

五色岳から眺める忠別岳。明日朝イチで登るピークです。

今日の宿・忠別小屋。雨漏りが酷かったのですが、すっかり改修されていました。

1階の床も新しく張り替えられていました。

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今日のパノラマ：

五色ヶ原からトムラウシ。

五色岳から北方向。忠別岳、凡忠別岳、旭岳が微妙に重なりながら見えています。

14.07.25 山カフェ・沼ノ原

豪雨被害で通行止めになっていた林道が開通し、4シーズンぶりに訪れた沼ノ原。今回はコーヒーも一緒に楽しむ。

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天候：くもり

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参加者：5名様
ガイド：佐久間

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行程：
07:05　沼ノ原登山口　発
09:20　沼ノ原分岐　　着
09:50　大沼　　　　　着

10:50　大沼　　　　　発
13:20　沼ノ原登山口　着

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所要時間：6時間15分
　　登り：2時間45分
　　下り：2時間30分
歩行距離：8.2km
累積標高：±385m

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山行の様子：

急な巻き道からいきなりの徒渉で始まる沼ノ原コース。今日は水量も少なく、穏やかなスタートだ。

大きく崩れた急斜面の登山道を、木の根に注意しつつ登る。

爽やかな風が吹き抜ける沼ノ原湿原に出る。トムラウシは見えないが、大きな景色は変わらない。

石狩岳方面はクッキリと見える。

モウセンゴケに捉えられたルリイトトンボ。湿原ならではの光景だ。

腐朽した木道の付け替え工事が行なわれており、大沼伝いにコースは迂回する。

遠目に作業風景を見ながら大沼へ。

この夏は雨が少ないせいか、沼はかなり干上がり、中沼？くらいの大きさになっている。残念ながらトムラウシは雲の中。

木道の資材を運ぶヘリコプターが頻繁に飛んでくる。

お楽しみのコーヒー。おなじみのエチオピア産・イルガチェフェ。香り高いのが特徴だ。グルッと沼を一周し、来た道を帰る。

14.07.21 五色ヶ原

2010年8月の豪雨以来、林道が通行止めとなり訪れることのできなかったクチャンベツ登山口。4年ぶりの林道開通を祝って沼ノ原から五色ヶ原を目指します。

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天候：曇りのち晴れ
気温：14.7℃
風速：S3.3m/s

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参加者：3名様
ガイド：土栄

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行程：
06:43　登山口　発
08:36　沼ノ原分岐　着
09:33　五色の水場　着
11:07　五色ヶ原　着

11:49　五色ヶ原　発
12:52　五色の水場　着
13:34　大沼　着

14:06　大沼　発
15:43　登山口　着

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所要時間：9時間00分
　　登り：4時間24分
　　下り：3時間54分
歩行距離：15.8km
累積標高：±773m

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山行の様子：

久々の林道開通かつ海の日の三連休ということもありクチャンベツ登山口はたくさんの車で賑わっていました。途中の林道沿いにも路上駐車がちらほら。幸い一台分のスペースが空いていました。

以前はエゾマツの大木を橋代わりにしていましたが、飛び石伝いに渡るようになっていました。

とっぷりとガスに包まれた沼ノ原。

こんなときは足元の花を愛でるのが一番です。露をまとったツルコケモモがそこここに。

視界の効かない中ぐんぐん進んで五色ヶ原へ。チングルマがきれいに咲きそろっているところを今日の目的地としました。お昼休憩を終え、さて歩き出そうかというところで青空が見えてきました。なんというタイミング。

沼ノ原に下るころにはすっかり快晴。朝は見えなかった石狩連山があんなにはっきりと。

沼ノ原は初めてというお客様にとっては、ガスも快晴も楽しめるお得な一日だったかもしれません。

大沼越しのトムラウシも見ることができました。

せっかくなので湖畔でしばらく休憩することに。

どちらを見ても素晴らしい景色。水がある風景というのは本当に癒やされるものです。

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今日のパノラマ：

まっすぐ続く木道の向こうに石狩連山。

満々と水をたたえる大沼とその向こうにトムラウシ。

深い青を見せる池塘と広がる空。3枚いずれも沼ノ原。