2006-08-20

06.08.20-21 オプタテシケ(2012.7m)

頑張れば日帰りで行けるオプタテシケ往復を、敢えて山中泊で楽しむ今回のツアー。その分ゆっくりと、そして朝晩の景色も満喫できるのです。

1日目

日帰り装備に寝袋・マット・食器にその他細々と荷物が加わって、ザックは結局こんな大きさになってしまいます。大丈夫ですか?大変ですけど頑張って!

山の上の方は薄くガスがかかっています。まあ、山頂を目指すのは明日ですから、今日は曇ってもらって結構。

荷物の重さにヒイヒイ言いながら、ようやく着いた美瑛富士避難小屋。小さいながらも居心地の良い小屋です。

一旦ガスにまかれた後、ちょうど夕食後にさーっと晴れ間が広がりました。食後の一時、景色を眺めに外に出ます。

夕陽を浴びる石垣山。

薄紅から深紅まで。濃淡織り交ぜて色を変える夕景。

美瑛富士の上空もピンクに染まります。夜には星空も楽しみました。


2日目

一日の始まりを朝焼けの空の下迎える。こんな素敵なことがあるでしょうか。

ベベツ岳への登りから振り返ると、石垣山・美瑛岳・美瑛富士が雲海の上に頭を並べていました。

途中、できたてのクマの足跡を発見。前足・・・かな?幅10cm程度なので、親離れしてない子グマでしょうか。

行く手にはオプタテシケ。ようやく姿を拝むことができました。あそこまで行きますよ。

2日がかりでようやく到着!はるばる来たぜオプタテシケ。最初はガスの中でしたが、休憩しているうちに、

下界が見えてきました。白金方面。

そこから延々と下り駐車場まで来ると、お疲れ様でしたと言わんばかりに、青空が迎えてくれました。

催行日:2006年8月20日(日)~21日(月)

参加者:
高野さん

ガイド:土栄

行程:

1日目:駐車場~避難小屋

10:05駐車場 発
12:12天然庭園 着
14:45避難小屋 着 

所要時間:4時間40分
歩行距離:6.1 km
累積標高:+ 827 m / - 23 m


2日目:避難小屋~オプタテシケ~駐車場
06:13避難小屋 発
07:20ベベツ岳 着
08:52オプタテシケ 着 
09:34       発 
10:49ベベツ岳 着 
11:53避難小屋 着(お昼)
12:52     発
14:26天然庭園 着 
16:13駐車場 着

所要時間:10時間00分
歩行距離:13.9 km
累積標高:+ 829 m / - 1635 m


2日間計
所要時間:14時間40分
歩行距離:20.0 km
累積標高:+ 1658 m / - 1658 m

一言:

岩・ザレ・泥の登山道を歩けば、普段経験することのないザックの重さに、自然とヒザも笑います。初めての山小屋の夜は、次々色を変える夕映えを楽しみ、深夜、稜線にかかる星と眼下に見える街灯りを一人占め。ツラくて、でもその分何倍も楽しい、これが山中泊なのです。

(土栄)

2006-08-17

2006-08-10

06.08.10 赤岳(2078.0m)

ホソバウルップソウ・チョウノスケソウなど、7月前半にお花の最盛期を迎える赤岳。そんな花々が咲き終わり、8月にはめぼしい花がもうないか、というと、そんなことはありません。とっておき夏のエースが待っています。

朝から快晴の銀泉台。朝8時前・標高は1600mを越えるというのに、気温は26℃に達していました。今日も暑くなりそうです。というか、既に暑い。

7月は雪に覆われていた第一花園。今や雪は見あたりません。代わりに、マルバシモツケや、

チングルマが目立ちます。

駒草平まで登ると、足下に赤くなりかけた葉がチラホラ。ウラシマツツジです。花を咲かすのも紅葉するのも、いの一番。気の早いヤツです。

駒草平から赤岳方面。もう少しでこの斜面が赤い帯に縁取られるのですから、山の季節の移ろいは早いもの。

第三雪渓沿いには、チングルマの綿毛が。綿毛の後は葉の色変わりが待っています。

赤岳山頂の岩場。平日ということで、静かなもの。ここで早めのお昼をとり、お茶でも飲みながらのんびり景色を眺めて、ゆっくり休んだら荷物を置いていざお花探し。小泉岳方面に向かいます。

赤岳から旭岳方面。

チングルマの綿毛とはチト違う。チョウノスケソウの綿毛です。

真打ち登場、クモイリンドウ。これを見にわざわざやってくる人もいるくらい。白地に濃緑が飾らないおしゃれという感じ。大人のたたずまいを醸し出す落ち着いたお花です。

催行日:2006年8月10日(木)

天候:快晴のち曇り

気温:23.9 ℃

風速:S 1.0 m/s

参加者:
柿本さん・長尾さん

ガイド:土栄

行程:

07:37銀泉台 発
09:07駒草平 着 
10:20赤岳 着(お昼)
11:33   発 
12:22駒草平 着 
13:26銀泉台 着

所要時間:5時間49分
歩行距離:8.4 km
標高差:598 m

一言:

下界の暑さを思いながら、あたたかな山頂で涼風を浴びる。さわやかなお昼休みを優雅に過ごしてきました。朱に染まりかけた葉を愛で、蕾からふくらみ始めたクモイリンドウを見て。この時期ならではの楽しみです。

(土栄)

2006-08-06

06.08.06 緑岳(2019.5m)

森を登って、お花畑を歩いて、岩を登る。メリハリの効いた緑岳登山。白雲岳から高根ヶ原・トムラウシまでが間近に眺められる眺望の良さも人気の秘訣です。

登り始めて1時間ほどで着く第二花畑。チングルマ越しに目指す緑岳が見えています。

雪融水がたまり、小さな池となっています。そのほとりには咲いたばかりのエゾコザクラの群落が。

平らなお花畑の越えると、こんな登りも待っています。よっ

こい

しょ。

こうして頑張れば、当然景色もよくなります。行く手に高根ヶ原の平らな稜線が現れ、

道なりに行くと今度は緑岳が目の前に。ここから山頂までは1時間の登りが待っています。頑張りますよ!

この日の緑岳は黒山の人だかりで大にぎわい。夏休み中の好天の日曜日ですからね。大雪山ではあまりない光景です。

山頂から小泉岳方面。ゆるやかに続く広い尾根はまさに大雪山。今日は行きませんが、ここを歩くのも気持ち良いものです。

山頂から白雲岳。北海道第三の高峰が間近。麓の野営指定地には色とりどりのテントが張ってありました。夏休みなんですねえ。

催行日:2006年8月6日(日)

天候:晴れ

気温:20.0 ℃

風速:W 4.3 m/s

参加者:
庄司さん・進藤さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

07:37高原温泉 発
08:07見晴台 着 
08:27第一花園 着 
09:24岩場前広場 着 
10:33緑岳 着(お昼)
11:33   発 
12:44岩場前広場 着 
13:43第一花園 着
14:32高原温泉 着

所要時間:6時間55分
歩行距離:9.0 km
標高差:772 m

一言:

絶好の山日和の日曜日、大勢の登山者と一緒に山頂を目指しました。下界の暑さとは無縁の涼風に吹かれ、まだまだ見頃のお花を楽しみ、山頂からの遮るもの一つ無い景色に見惚れる。最高の夏の過ごし方ではないでしょうか。

(土栄)

2006-08-05

06.08.05 愛別岳(2112.4m)

旭川から見ると、表大雪の一番左に少し離れてそそり立つ山。それが愛別岳。どの登山口からも遠く、なかなか行けない憧れの山の筆頭です。

森や沢や泥や笹薮の中、愛山渓から3時間ほど登ると、ようやく視界が開けます。見える山は永山岳。あそこでようやく登り行程の3分の2。先は長いですよ。

近づいた永山岳は岩のコブといった感じ。そこから見えるのは・・・

振り返れば綿雲の下に沼ノ平。そして、

深い崖を隔てて、すぐそこに愛別岳。ようやく目指す山を望むことができました。右から巻くように登って行きます。

安足間岳との分岐を越えると細尾根が始まります。この尾根上に愛別岳への分岐があります。

ほら。分岐点から愛別岳を眺めます。この角度だとあまり高度感が出ませんが、

逆の角度から撮ると、この通り。ほとんど崖となっている箇所を下ってくるのです。途中、緊張する箇所が2つあります。気をつけて。

尾根上の分岐から1時間ほど。憧れの峰は目前に。最後にガレ場のもう一登りが待っています。

山頂からの眺めは、登り6時間かけるに値します。

帰りは来た道をえんえんと下ります。へとへとになってたどり着いた登山口からは、さっきまで居た愛別岳の姿が・・・。登山の締めとしては最高です。今日は1日良く歩きました。

催行日:2006年8月5日(土)

参加者:
浅野さん・乙井さん・長谷川さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

06:12愛山渓 発
07:36沼ノ平分岐 着
09:20ベンチ 着 
10:04永山岳 着 
10:52愛別分岐 着 
12:07愛別岳 着(お昼)
12:43    発
13:35愛別分岐 着 
14:14永山岳 着
14:52ベンチ 着
16:07沼ノ平分岐 着
17:24愛山渓 着

所要時間:11時間15分
歩行距離:14.5 km
標高差:1073 m

一言:

長くキツい登りを終え、崖尾根を慎重に渡って、ようやく出会える憧れの峰・愛別岳。最高の快晴と、出会う人もなくほとんど貸し切りの静けさが喜びを増してくれました。

(土栄)

2006-08-02

06.08.02 裾合平

山楽舎のツアーはいつも山頂を目指すばかりではありません。たまにはのんびり散策します。花の大群落で有名な裾合平。さて、今の咲き具合はいかが?

歩き始めは旭岳を覆っていた鱗雲。どんどん晴れていくのを眺めながら歩くのは最高の気分。

ところどころに秋の気配が感じられます。ナナカマドの実が早くも赤く熟しかけているのですから。

裾合分岐からは当麻岳から安足間岳に至る稜線がくっきり。先を急ぐことはありません。ここでしばし休憩をして、裾合平へと足を踏み入れます。

大塚・小塚・安足間と白雲。

旭岳の斜面には白鳥の雪渓。・・・白鳥に見えますか?

高く青い空の下。続く木道はどこまで?

裾合平にも秋を思わせるワタスゲが。風情あります。

お昼の休憩は木道の上で。登山者が多いときにはできない業です。今日はのんびりゆったり1時間をすごしました。

裾合平は秋の気配ばかりではありません。場所によっては、エゾコザクラの群落や、

チングルマが見頃を迎えて私たちを待っています。

催行日:2006年8月2日(水)

天候:曇りのち晴れのち曇り

気温:21.6 ℃

風速:SW 0.8 m/s

参加者:
森さん

ガイド:土栄

行程:

07:33姿見駅 発
08:28ベンチ 着
09:22裾合分岐 着 
09:55裾合平 着(お昼)
11:00    発
11:18裾合分岐 着 
12:08ベンチ 着
13:00姿見駅 着

所要時間:5時間27分
歩行距離:8.2 km
標高差:158 m

一言:

秋の気配を感じさせる空の下、そよ風に吹かれながら、山裾に抱かれてきました。他の登山者ともほとんど出会わず、気兼ねなく花や風景の撮影ができたのはなにより。ゆっくりと裾合平の夏を楽しむことができました。

(土栄)