2007-01-21

07.01.21 三段山(二段目まで)

山スキーの聖地・三段山。たくさんの山スキーヤーやらテレマーカーやらが山頂を目指し登る中、ゆっくり寄り道しながら二段目を目的地とします。そこまで登れば森林限界上で結構景色がいいんです。

登山口は吹上温泉。この青空を見てしまうと歩き出す前から気分が昂ぶってしまいます。すごい青!

どっしり重そうに雪をまとった木々を縫い、徐々に高度を上げていきます。

空の青さのこの深さ。

やがて木々の間から前十勝が見えてきます。二段目の登りももうすぐです。

二段目を登るにつれ展望が広がり、山肌の樹林も一望。あの中を歩いてきたのかな?

お昼ご飯は前十勝を間近に望む特等席で。

振り返れば富良野岳も見えるし。

横を向けば三段山。山頂までの間に登る人・滑る人が点々と動いていて、飽きない眺めです。

せっかくだから下りは誰の跡もない斜面を下りましょう。

わしわし足跡をつける楽しさは冬ならではですね。

催行日:2007年1月21日(日)

天候:快晴

気温:-6.0 ℃

風速:SE 0.8 m/s

参加者:
石井さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

09:26吹上温泉 発
10:00一段目 着 
11:05二段目 着
11:49二段目 発
12:50吹上温泉 着

所要時間:3時間24分
歩行距離:3.7km
累積標高:359 m

一言:

文句なしの最高の天気!こんな日は森林限界を超えて眺めを堪能するに限ります。目前に迫る前十勝に圧倒され、富良野岳・十勝岳を間近に、遠くは旭岳までを一望の下。ぽかぽか暖かく、絶好のスノーシュー日和でした。

(土栄)

2007-01-20

07.01.20 望岳台

夏にはまず歩くことのない白金温泉から望岳台に続く遊歩道。雪に覆われ、車で望岳台まで行けなくなる冬こそ、静かにゆっくり歩いてみましょう。

意外に幅広い遊歩道。左右はエゾマツが立ち並びます。見上げるその先にあるものは・・・?

青空の下の立派なエゾマツでした。雪帽子をかぶってかわいい姿になっています。

車だとあっという間に着く望岳台も、雪の中を歩くと2時間はたっぷりかかります。たどり着いた感慨もひとしお。

青空は見えているのですが、なかなかとれない山の雲。十勝岳は最後まで姿を見せてはくれませんでした。残念。

代わりというわけではありませんが、この見事な針葉樹林の森。白と濃緑が混じり合ったなんともいえない色合いに見とれてしまいます。

そんな景色を眺めながらお昼をとります。ほとんど風がなく、そんなに寒くは感じません。

下りもエゾマツの森の中を。最後まで森の木々に抱かれた一日でした。

催行日:2007年1月20日(土)

天候:曇り時々晴れ

気温:-4.5 ℃

風速:N 0.5 m/s

参加者:
石井さん

ガイド:土栄

行程:

09:40駐車場 発
10:40車道 着 
12:01望岳台 着
12:37望岳台 発
13:23標柱 着
14:51駐車場 着

所要時間:5時間11分
歩行距離:7.2km
累積標高:342 m

一言:

長い登りに行く手を阻む積雪。なかなか歩きごたえのあるコースでしたが、雪をかぶったダケカンバやエゾマツを愛でながら見事歩き通すことができました。もう少しで見えそうだった十勝岳だけがちょっと心残り?

(土栄)

2007-01-14

07.01.14 キトウシ山(456.6m)

ここ1週間の雪続きで、ようやく低い山でも深雪を楽しめるようになりました。道に束縛されずに小さな山を縦横無尽に歩き回る快感は一度味わうとやみつきになります。

出発は温泉ホテル下の駐車場から。雪こそ降っていないものの、すかっと気持ちの良い天気というわけにはいかないようで。

早速地形図とコンパスをチェックしてらっしゃいます。昨日のコンパス講習会の復習ですね。

すっかりマスターしたようで、次の目標地点まで先導してもらいました。そして徐々にあたりが明るくなって・・・

針葉樹のただ中で空を見上げると、枝にびっしりと着いた雪の白さが際だっていました。

今日の目的地は南端展望台。

東川から旭川方面を一望できます。

林をぐんぐん下って、あのイワイワしたところが南端展望台です。

最後の締めは当然すべり台!今日も一日楽しい雪遊びでした。

催行日:2007年1月14日(日)

天候:薄曇りのち晴れ

気温:-0.5 ℃

風速:S 0.3 m/s

参加者:
工藤さん

ガイド:土栄

行程:

09:22駐車場 発
10:05お城 着
10:26展望台 着
10:58南端展望台 着
11:28南端展望台 発
12:10駐車場 着

所要時間:2時間48分
歩行距離:3.0km
累積標高:220 m

一言:

ぽかぽか暖かい陽光が差し込む明るい林をあっちに行ったりこっちに行ったり寝ころんだり滑り降りたりゆっくり休憩したり。。低山の楽しさが凝縮された一日でした。

(土栄)

2007-01-13

07.01.13 コンパス講習

コンパスと地形図の使い方、覚えたいと思っていてもなかなか機会がなくって・・・。そんな方のために毎冬実施していますコンパス講習。雪が積もってどこでも歩ける冬こそがコンパスの練習にもってこいなのです。

真剣に地図・コンパスと向き合う時間 室内編

真剣に地図・コンパスと向き合う時間 屋外編

進む方向がわかればこっちのもの。
いざ進め!

行く手には雪の壁が立ちふさがっていたりしますが・・・
そんな艱難辛苦も乗り越えて。

たどりつくのはカモ沼、

ワサビ沼。
無事到着、良くできました◎

催行日:2007年1月13日(土)

天候:曇り時々雪

気温:-6.9℃

風速:W 0.5 m/s

参加者:
梶さん・工藤さん

ガイド:土栄

行程:
赤線:コンパスを使用しての歩行

10:00 
座学@旭岳VC
10:30 
10:40山麓駅 発
11:07すべり台 着
11:48カモ沼 着
12:11ワサビ沼 着
13:11ベアモンテ脇 着

所要時間:2時間31分
歩行距離:3.7 km
累積標高:121m

一言:

難しいようで、やってみると意外と簡単な地図とコンパスの使い方。練習するのは一面の雪の上を自由に歩ける冬に限ります。今回の講習を忘れないうちに一度どこかの山で復習をしてみてください。完全に覚えられるようになりますよ。

(土栄)

2007-01-07

07.01.07 キトウシ山(456.6m)

北海道は大荒れの一日。姿見の池を散策すべく、旭岳温泉に向かった私たちを待っていたのは、とんでもない猛吹雪!スノーシューをあきらめない私たちはコースを変更して東川町内のキトウシ山へと山道を下りました。

すると、さっきまでの吹雪がウソのように穏やかな下界。ここまで降りてきて大正解です。積もりたての雪に思い思いの足跡をつけて行きます。

さっきまでの大雪でまっしろに雪化粧した木々。幻想的な風景です。

そんな林の中を自由気ままに縦横無尽に行ったり来たり。

途中東川の田園風景を見下ろします。冬の田んぼもいいものです。

南端展望台にてお昼をいただきます。雪に座ってしばし休憩。

グングン下って仰ぎ見る南端展望台。

最後まで美しい木々を堪能しました。

催行日:2007年1月7日(日)

天候:吹雪のち曇り

気温:0.6 ℃

風速:N 1.3 m/s

参加者:
小野さん・原田さん

ガイド:土栄

行程:

10:50駐車場 発
11:35お城 着 
11:56展望台 着
12:27南端展望台 着
12:52南端展望台 発
13:38駐車場 着

所要時間:2時間48分
歩行距離:2.8km
累積標高:224 m

一言:

旭岳温泉まで行ってはみたものの、あまりの猛吹雪にすごすごと退散・・・。行き先を変更して向かったキトウシは、まるで別世界のように無風。ぽってりと雪をまとった木々と時折見える太陽の中、ふかふか雪歩きを楽しめました。

(土栄)

2007-01-06

07.01.06 旭山(295.5m)

2007年のスノーシュー歩き初めは、かの有名な“旭山”。動物園の喧噪から離れて、静かな低山ハイクを楽しみます。

スタートは新装なった動物園東口から。開園前の閑散とした駐車場を背に坂道を登ります。

まず向かうのは旭山山頂。全く目立たないピークは黒い木々の中にあります。意外と三角点も設置されているんですよ。

そこからお次は鉄塔群まで尾根歩き。途中で夏道を外れて林をうろうろ登ったり下ったり。

短いなりに変化に富んだ山です。尾根道を行き、

林を塗って。

途中で木の実に夢中になったりするのも楽しいものです。

比布側の景色がどーんと開けていい感じ。

催行日:2007年1月6日(土)

天候:高曇り

気温:-5.0 ℃

風速:E 0.8 m/s

参加者:
工藤さん

ガイド:土栄

行程:

09:02動物園東口 発
09:57旭山山頂 着 
10:52鉄塔 着
11:07   発
11:35動物園東口 着

所要時間:2時間2分
歩行距離:3.1km
累積標高:183 m

一言:

旭川市民におなじみの“旭山”で2007年の初歩き!低くい山ですが、道を外れて林を縫えば、これがなかなかの歩きごたえがあります。木々の間から遠く旭岳・十勝岳も望めました。今年もよい年になりそうです。

(土栄)