2013-05-07

13.05.07 浮島湿原

史上最悪の悪天候?に見舞われた大型連休中に催行できなかった浮島湿原ツアー。予報によると上川地方は「晴れ」るはずなのだが、さて、結果はいかに。





天候:雪



参加者:2名様
ガイド:佐久間



行程
08:30 浮島トンネル入口 発
09:35 浮島湿原入口 着
11:00 浮島湿原 着

11:25 浮島湿原 発
12:20 浮島湿原入口 着
13:15 浮島トンネル入口 着



所要時間:4時間45分
  登り:2時間30分
  下り:1時間50分
歩行距離:7.1km
累積標高:±235m


山行の様子

国道273号線浮島トンネル入口の駐車場に車を止め、スノーシューを履く。薄日が射したり、小雪が舞ったりの気まぐれな天気。

夏は車で通過してしまう林道も、雪に閉ざされているために歩かなくてはならない。が、徒歩ならではの発見もある。ヤナギ類の芽吹きもこの時期の楽しみの一つ。

林道の法面には上部にクラックが入っている箇所もあり、慎重に通過する。

1時間ほどで湿原の入口に到着。当然夏道は出ていないので、コンパスで方角を見定め、最短ルートで湿原を目指す。

背丈を超えるササに被われて見通しが良くない夏道とはちがって、この時期はどこを歩いても自由だ。夏道を大きく外れた場所に立つアカエゾマツの幹には、クマゲラの掘った大穴が空いている。

湿原が近づくと、植生はアカエゾマツの純林になる。枝についた樹氷は美しいが、今日は5月7日。季節外れにも程がある。

目的地に到着するが、視界はあまりよくない。1:25,000地形図上では、浮島の「浮」のあたりなのだが、浮島湿原ならぬ浮島”雪原”だ。

風のあたらない木陰で休憩を取る。

往路の足跡をたどって帰路につく。湿原を離れるとダケカンバ林が出てくる。小雪に煙って幻想的な光景だ。

林道にもどると、アラ、ビックリ。足跡が消えている。こんなこともあるので、積雪期には地形図とコンパスを使いこなせる腕が必要だ。

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