2013-06-09

13.06.09 十勝岳

山開き前の静かなうちに十勝岳山頂を目指します。まだ残る雪で楽しむのも目的です。





天候:快晴
気温:12.5℃
風速:NE3.0m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
05:39 望岳台 発
06:49 避難小屋 着
07:51 1720m 着
08:57 十勝岳 着

お昼

09:34 十勝岳 発
10:27 避難小屋 着
11:15 望岳台 着



所要時間:5時間36分
  登り:3時間18分
  下り:1時間41分
歩行距離:10.2km
累積標高:±1136m



山行の様子

快晴の望岳台。6月の北海道は爽やかでいいですね。

開いたばかりの瑞々しい若葉が朝の太陽に照らされてキラキラ光っていました。

避難小屋を越えたら夏道から逸れ、雪の上を一直線。この斜面は帰り尻滑りするのに最適なのです。

1720mに出ると十勝岳山頂が眼前に表れます。

再度、雪の急登を終えると、山頂まではあとわずか。

快晴の山頂に到着!十勝岳名物・山頂の虫たちも、まだ出現していません。快適快適。

美瑛岳越しに表大雪・トムラウシ・東大雪。

境山から下ホロカメトク。

富良野岳の向こうに日高山脈。

上川盆地方面。ぐるり一面どこを向いても雲ひとつない快晴。遠く羊蹄山も見えていました。

2013-06-08

13.06.08 三国山

石狩・十勝・北見の国境を画す三国山。山頂からの景色は抜群で、そこに至るルートも、短いながらも変化に富んでいます。





天候:晴れ
気温:20.1℃
風速:S1.1m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
09:01 駐車場 発
09:56 上二股 着
10:57 大分水界 着
11:24 三国山 着

お昼

12:01 三国山 発
13:10 駐車場 着



所要時間:4時間09分
  登り:2時間23分
  下り:1時間09分
歩行距離:4.3km
累積標高:±479m



山行の様子

綿雲流れる三国峠。爽やかな初夏の陽射しを浴びて出発。

トンネル脇に入ると沢沿いにはまだたっぷりと雪が残っていました。進むに連れて厚くなる残雪。上二股はご覧の通り。

急登を焦らずゆっくりと。

稜線に出ると景色が一変します。ナナカマドの若葉越しに三国山が見えています。

三国山手前のちょっとしたピークに「大分水界」標識が置かれています。ここは十勝川・石狩川・常呂川の分水点となっていて、それぞれの川は太平洋・日本海・オホーツク海に至ります。ある意味北海道の中心とも言えるピークなのです。

青空には雄大な雲。その下に表大雪。

若干の下りと登り返しを経て三国山に到着。背後には音更山・石狩岳。

三国を画する山頂からはごらんの眺め。十勝国方面にはニペソツ山・ウペペサンケ山。

北見国方面には武華山・武利岳。

石狩国方面にはニセイカウシペ・平山。なんとも贅沢な眺めです。

2013-06-03

13.06.03 化雲岳第二公園

「初夏の雪山」を楽しもうという触れ込みのこの企画。六月に入り旭川では真夏日も記録されたが、さて、山の状況はどうだったのだろう?





天候:くもり後晴れ



参加者:2名様
ガイド:佐久間



行程
05:50 天人峡 発
07:05 滝見台
09:20 第一公園 着


09:50 第一公園 発
11:50 滝見台
13:10 天人峡 着



所要時間:7時間20分
  登り:3時間30分
  下り:3時間20分
歩行距離:9.9km
累積標高:±878m


山行の様子

天人峡から三十三曲がりを登りはじめるとすぐに登山道に残雪が出てきた。

滝見台の手前ですでに登山道は消え、森にはミスティな雰囲気が漂う。

この時期の雪面にはいろんなものが落ちていて、けっこう賑やかだ。

あちこちに残る森の大工さんの仕事跡にカメラを向ける。

こんな大仕事は見たことがない!

ギョウジャニンニクの群落も。一儲けできそうな量だが、もちろん取っていいのは写真のみ。

コンパスを頼りにたどり着いた第一公園。気象ロボットの足下にはまだ3m近い残雪。

霧に浮かぶダケカンバをバックに記念撮影をする。目的地はさらに上部の第二公園だが、ホワイトアウトにちかい視界の中を歩いても仕方ないので、無理せず引き返すことに…。

下山を初めて一時間ほどすると、意地悪なことに視界が開けてきた。木の間越しに山が見えてきたので、おもわずパチリ。

もうちょっと早く視界が開けて欲しかったなぁ〜。とはいえ、新緑の森と旭岳を眺めながら、ゆっくりと楽しむランチは最高でした。

2013-06-02

13.06.02 ピウケナイ山

旭川で初の真夏日を迎えた翌日、山で最高のコーヒーを楽しもうと旭川市最奥部の林道に入る。天気はまずまず、今季初の山カフェの味はいかに?





天候:晴れ後くもり



参加者:2名様
ガイド:佐久間



行程
06:45 林道最終点 発
08:35 尾根取り付き点
10:35 ピウケナイ山 着

お昼

11:10 ピウケナイ山 発
12:15 尾根取り付き点
13:50 林道最終点 着



所要時間:7時間05分
  登り:3時間50分
  下り:2時間40分
歩行距離:16.2km
累積標高:±793m


山行の様子

21世紀の森から林道に入ると、いくらも走らないうちに路面が雪に覆われて走行不能になる。標高は600m弱。山頂まで約650mの登りとなる。

林道脇のリュウキンカは今が見頃。

青い空と白い雪に新緑のダケカンバがよく映える。

振り返って新緑の森を眺める。

森の大工さんの見事な仕事。

高度を上げるにつれて木々の芽吹きも少なくなり、季節が逆戻りしてゆく。

しだいに雲が増えてきたが、山頂からはこの展望!

そしてお待ちかねの山カフェ開店。本日のコーヒーはマンデリン。

展望とランチで心もお腹も満たされた後は、新緑のなかをゆっくりと下山する。

下山途中にはこんな”森の精”?も登場。今日も楽しい一日でした。

13.06.02 旭岳

山開きを2週間後に控えたこの時季。冬山と夏山の狭間を楽しみに北海道最高峰を目指します。





天候:曇り
気温:6.6℃
風速:NW1.3m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
08:21 姿見駅 発
09:21 6合目上 着
10:06 8合目 着
10:53 旭岳 着

お昼

11:37 旭岳 発
12:21 6合目 着
12:55 姿見駅 着



所要時間:4時間34分
  登り:2時間32分
  下り:1時間18分
歩行距離:5.6km
累積標高:±707m



山行の様子

ロープウェイ駅前駐車場から見上げる旭岳。山頂が若干隠れているものの、青空も広がりまずまずのお天気です。

ところが、歩き出してすぐに、雲は黒さを増し低く垂れ込めてきました。

8合目を越えたところでついに雲の中に突入。今日の展望はこれまでか、と一同諦めかけましたが・・・

いつまでたっても乳白色のガスが濃くならず、むしろ私たちの歩みに合わせて少しずつ雲底が上がっているような?

旭岳山頂に到着。これなら景色が見えそうです。ついさっきまで雲に隠れていた山頂ですが、なんとタイミングの良いこと。

最初のうちは周囲一面雲が見えるだけでしたが、小一時間休憩している間に、後旭岳が見え、白雲岳が見え、

熊ヶ岳も北鎮岳も見え、

ついにはトムラウシが見えました!こんな雲がちな日に、さっきまで隠れていたトムラウシが現れてくれるとは。

未だ雪深い山景色を堪能した後は、折々尻滑りで下っていきます。

最後はロープウェイ山麓駅裏の湿地でリュウキンカとミズバショウを楽しみました。