2010-05-09

10.05.09 当麻乗越

ゴールデンウィーク明けの定番、当麻乗越。秋の紅葉が有名ですが、残雪の時季に訪れるのもとてもすてきな場所です。





天候:曇り
気温:3.9℃
風速:NW2.1m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
08:48 愛山渓温泉 発
10:41 沼ノ平入口 着
12:19 当麻乗越 着
     お昼
12:51 当麻乗越 発
13:21 沼ノ平入口 着
14:23 愛山渓温泉 着



所要時間:5時間35分
  登り:3時間31分
  下り:1時間32分
歩行距離:8.7km
累積標高:±861m



山行の様子
いつになく残雪の多い今年。愛山渓温泉の駐車場にもずいぶん雪が多く見られました。夏道沿いにある看板もほとんど埋まっています。

まずは淡々と樹林を塗って登っていきます。沼ノ平に近づき斜度が緩くなるこ、あたりにはとっぷりと霧がたれ込めました。視界に入るのは時折現れるダケカンバのみ。白一色の世界です。

何も見えない中、コンパスを信じて進んでいきます。たまに霧が晴れた瞬間に現在位置を確認。ここは六の沼。

反対側には当麻岳です。霧の向うに見える山はどことなく幻想的ですね。

当麻乗越に向けて最後の登りにとりかかると、再び霧が視界を奪います。今までよりも深い深い霧です。

雪の中に岩場が見えてきたらそこが当麻乗越。夏に何度も訪れる場所ですが、雪のある時季に見るとどこか変わって見えるものです。

岩に腰掛けてお昼休憩。少しでも景色を眺めたいところですが、残念ながらついに視界は得られず。

目を楽しませてくれたのは足下の植物でした。長い冬を越した越冬コケモモ。秋よりも甘みが増しているのかもしれません。

帰りの道のりも半分以上を終えたところでようやくガスが晴れてきました。上川の町越しに摺鉢山方面が見えています。

登りで苦労した急登は尻滑りで一気に下ります。雪質が良くなくてあまりスピードがでないかったのが残念です。

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