14.05.04 浮島湿原

昨シーズンにつづき、残雪期の浮島湿原を訪れる。去年は吹雪期の浮島"雪原"だったが、雪解けの早いことしの湿原はどんな様子になっているのだろう？

---

天候：雨のち曇り

---

参加者：2名様
ガイド：佐久間

---

行程：
09:05　浮島トンネル入口　発
10:05　右奥平林道分岐　着
11:25　浮島湿原　着

12:00　浮島湿原　発
12:40　湿原入口　着
13:45　浮島トンネル入口　着

---

所要時間：4時間40分
　　登り：2時間20分
　　下り：1時間45分
歩行距離：7.3km
累積標高：±235m

---

山行の様子：

旭川を出る頃からポツポツと小雨が降り出す。浮島トンネルの上川側入口からの出発時も小雨がパラつく。天候回復を願いつつ、スノーシューを履く。

旭川では桜が咲き始めたというのに、山ではようやく柳の花が開いたばかり。

ふだんジックリ見ることのないヤナギの花を観察。

歩くこと一時間。湿原入口の手前で、気になる看板を発見する。「パブリックの森」の→の先に「通行止め」の標識が…。地形図で確認したところ、ひょっとしたら近道になるかもしれないことが判明し、ルートを変更してこちらの林道から行くことにする。

すこし歩くと、閉鎖されたゲートが顔を出す。「パブリックの森」なのに入れない？という意味不明な「右奥平林道」を行く。

森のなかをさらに進むと、クマゲラのものと思われる見事な食痕を発見！

いや〜、いい仕事してますね。

たどり着いた浮島湿原はご覧のとおり。ところどころに池塘が顔を出している。迂闊に歩き回ると、足下がズボッと抜けたりするので、慎重に進む。雨はやんで、すこし青空も見えてきた。

湿原でお昼を食べた後は、本来のコースを夏の「湿原入口」へもどる。

ちょっと長い道のりの帰りの林道も、「お土産」を集めながら春を楽しんで歩く。というわけで、浅春を堪能した一日でした。