2006-08-06

06.08.06 緑岳(2019.5m)

森を登って、お花畑を歩いて、岩を登る。メリハリの効いた緑岳登山。白雲岳から高根ヶ原・トムラウシまでが間近に眺められる眺望の良さも人気の秘訣です。

登り始めて1時間ほどで着く第二花畑。チングルマ越しに目指す緑岳が見えています。

雪融水がたまり、小さな池となっています。そのほとりには咲いたばかりのエゾコザクラの群落が。

平らなお花畑の越えると、こんな登りも待っています。よっ

こい

しょ。

こうして頑張れば、当然景色もよくなります。行く手に高根ヶ原の平らな稜線が現れ、

道なりに行くと今度は緑岳が目の前に。ここから山頂までは1時間の登りが待っています。頑張りますよ!

この日の緑岳は黒山の人だかりで大にぎわい。夏休み中の好天の日曜日ですからね。大雪山ではあまりない光景です。

山頂から小泉岳方面。ゆるやかに続く広い尾根はまさに大雪山。今日は行きませんが、ここを歩くのも気持ち良いものです。

山頂から白雲岳。北海道第三の高峰が間近。麓の野営指定地には色とりどりのテントが張ってありました。夏休みなんですねえ。

催行日:2006年8月6日(日)

天候:晴れ

気温:20.0 ℃

風速:W 4.3 m/s

参加者:
庄司さん・進藤さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

07:37高原温泉 発
08:07見晴台 着 
08:27第一花園 着 
09:24岩場前広場 着 
10:33緑岳 着(お昼)
11:33   発 
12:44岩場前広場 着 
13:43第一花園 着
14:32高原温泉 着

所要時間:6時間55分
歩行距離:9.0 km
標高差:772 m

一言:

絶好の山日和の日曜日、大勢の登山者と一緒に山頂を目指しました。下界の暑さとは無縁の涼風に吹かれ、まだまだ見頃のお花を楽しみ、山頂からの遮るもの一つ無い景色に見惚れる。最高の夏の過ごし方ではないでしょうか。

(土栄)

2006-08-05

06.08.05 愛別岳(2112.4m)

旭川から見ると、表大雪の一番左に少し離れてそそり立つ山。それが愛別岳。どの登山口からも遠く、なかなか行けない憧れの山の筆頭です。

森や沢や泥や笹薮の中、愛山渓から3時間ほど登ると、ようやく視界が開けます。見える山は永山岳。あそこでようやく登り行程の3分の2。先は長いですよ。

近づいた永山岳は岩のコブといった感じ。そこから見えるのは・・・

振り返れば綿雲の下に沼ノ平。そして、

深い崖を隔てて、すぐそこに愛別岳。ようやく目指す山を望むことができました。右から巻くように登って行きます。

安足間岳との分岐を越えると細尾根が始まります。この尾根上に愛別岳への分岐があります。

ほら。分岐点から愛別岳を眺めます。この角度だとあまり高度感が出ませんが、

逆の角度から撮ると、この通り。ほとんど崖となっている箇所を下ってくるのです。途中、緊張する箇所が2つあります。気をつけて。

尾根上の分岐から1時間ほど。憧れの峰は目前に。最後にガレ場のもう一登りが待っています。

山頂からの眺めは、登り6時間かけるに値します。

帰りは来た道をえんえんと下ります。へとへとになってたどり着いた登山口からは、さっきまで居た愛別岳の姿が・・・。登山の締めとしては最高です。今日は1日良く歩きました。

催行日:2006年8月5日(土)

参加者:
浅野さん・乙井さん・長谷川さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

06:12愛山渓 発
07:36沼ノ平分岐 着
09:20ベンチ 着 
10:04永山岳 着 
10:52愛別分岐 着 
12:07愛別岳 着(お昼)
12:43    発
13:35愛別分岐 着 
14:14永山岳 着
14:52ベンチ 着
16:07沼ノ平分岐 着
17:24愛山渓 着

所要時間:11時間15分
歩行距離:14.5 km
標高差:1073 m

一言:

長くキツい登りを終え、崖尾根を慎重に渡って、ようやく出会える憧れの峰・愛別岳。最高の快晴と、出会う人もなくほとんど貸し切りの静けさが喜びを増してくれました。

(土栄)

2006-08-02

06.08.02 裾合平

山楽舎のツアーはいつも山頂を目指すばかりではありません。たまにはのんびり散策します。花の大群落で有名な裾合平。さて、今の咲き具合はいかが?

歩き始めは旭岳を覆っていた鱗雲。どんどん晴れていくのを眺めながら歩くのは最高の気分。

ところどころに秋の気配が感じられます。ナナカマドの実が早くも赤く熟しかけているのですから。

裾合分岐からは当麻岳から安足間岳に至る稜線がくっきり。先を急ぐことはありません。ここでしばし休憩をして、裾合平へと足を踏み入れます。

大塚・小塚・安足間と白雲。

旭岳の斜面には白鳥の雪渓。・・・白鳥に見えますか?

高く青い空の下。続く木道はどこまで?

裾合平にも秋を思わせるワタスゲが。風情あります。

お昼の休憩は木道の上で。登山者が多いときにはできない業です。今日はのんびりゆったり1時間をすごしました。

裾合平は秋の気配ばかりではありません。場所によっては、エゾコザクラの群落や、

チングルマが見頃を迎えて私たちを待っています。

催行日:2006年8月2日(水)

天候:曇りのち晴れのち曇り

気温:21.6 ℃

風速:SW 0.8 m/s

参加者:
森さん

ガイド:土栄

行程:

07:33姿見駅 発
08:28ベンチ 着
09:22裾合分岐 着 
09:55裾合平 着(お昼)
11:00    発
11:18裾合分岐 着 
12:08ベンチ 着
13:00姿見駅 着

所要時間:5時間27分
歩行距離:8.2 km
標高差:158 m

一言:

秋の気配を感じさせる空の下、そよ風に吹かれながら、山裾に抱かれてきました。他の登山者ともほとんど出会わず、気兼ねなく花や風景の撮影ができたのはなにより。ゆっくりと裾合平の夏を楽しむことができました。

(土栄)

2006-07-30

06.07.30 美瑛岳(2052.3m)-美瑛富士(1888m)

十勝連峰の日帰り縦走の中では、最もきつい部類に入るこのコース。延々歩き、ひたすら登り、一旦下って登りかえして、と、かなりの健脚者向けなのです。
スタート地点・望岳台から眺める美瑛富士(左)と美瑛岳(右)。あそこまで歩くの?はい、歩くんです。

途中、雲ノ平では高山植物が見頃でした。特に目立っていたのはイソツツジ。丸くて可愛いヤツです。

そこでうっかり顔を上げると、これからの苦難の道が見えてしまいます。下から上まで標高差610mを一気に登るのです。

最初は木々の中、次いでハイマツ帯、そして岩れき地。植生の変化を体感しつつ、こんな急登を行きます。

登るに連れて見えてくる景色を楽しみに。十勝岳を眺めて一息入れます。

遠かった山頂が間近に。頑張りました。

いよいよ美瑛岳到達!ところがなんと、ここに来てガスにまかれてしまいました。さっきまであんなにみえてたのに!?

お昼休憩の間に、ガスが晴れ、次の山・美瑛富士が見えてきました。こうでなくっちゃ。

と思いきや、美瑛富士山頂に着く頃には、またしても濃霧の中・・・。なぜ、こんなタイミングで?

天気なんていつもこんなもの。都合良くいく方が珍しいのです。美瑛富士から下って振り返ると、ほら。すっかり晴れちゃってるんですから。

催行日:2006年7月30日(日)

天候:晴れのちガスのち晴れ

気温:12.5 ℃

風速:SE 6.3 m/s

参加者:
進藤さん・細川さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

06:30望岳台 発
07:50雲ノ平 着 
08:45ポンピ沢 着
09:35分岐 着 
11:03美瑛岳 着(お昼)
11:43    発
12:27十字路 着 
12:58美瑛富士 着
13:28十字路 着 
15:03ポンピ沢 着
16:55望岳台 着

所要時間:10時間25分
歩行距離:15.9 km
標高差:1115 m

一言:

さすが健脚者向けのコース。望岳台からはるか遠くに見える二つの山を登って下って見事歩き通しました。一番いいところでガスにまかれてしまったのは残念でしたが、直前までの天気予報を思えば、些細なことです。

(土栄)

2006-07-17

06.07.17 黒岳-お鉢平 周遊

表大雪の核心部、お鉢平を一気にまわる剛毅なコース。見晴らしのいい高山帯が延々と続く登山道は、楽しさと厳しさを教えてくれます。
リフトから見上げる黒岳。
背後には青空。

黒岳8合目から上では百花繚乱の様相を呈しています。
特に目立っていたのはチシマノキンバイソウ。

黒岳を越え、石室を越え、北海岳へ向かう道。
ツガザクラとチングルマに囲まれた道。

北海岳への登りでは、今年もイワブクロの白花に出会えました。
高貴・・・

来し方、黒岳をかえりみる。

そしてようやく北海岳。
一人佇み何を眺めているのでしょう?

それはお鉢平。
2~3万年前に噴火した跡。
その後しばらくは、湖になっていたという話です。

北海岳から間宮分岐までは、タカネスミレの独演会。
登山道の両脇がずうっと黄色で染められています。

北海岳を振り返る。
おや、ガスが出てきたようですね。
怪しい雲行きです。

間宮分岐で和気藹々とお昼休憩。
この後、雷が鳴りだしあんな恐ろしい目に遭おうとは・・・

催行日:2006年7月17日(月・祝)

天候:晴れのちガスのち雨一時雷

気温:17.6 ℃

風速:N 1.0 m/s

参加者:
安藤さん・岡田さん・高野さん
田中さん親子・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

06:40黒岳7合目 発
08:05黒岳 着 
08:36黒岳石室 着
10:25北海岳 着 
11:22間宮分岐 着(お昼)
11:55     発
12:42北鎮分岐 着 
13:55黒岳石室 着
14:45黒岳 着 
16:01黒岳7合目 着

所要時間:9時間21分
歩行距離:16.3 km
累積標高:1344 m

一言:

青空の下、展望とお花を楽しんだ前半と、ハイマツの陰に身を潜め、雹と雷をやり過ごした後半。優しい顔と厳しい顔。山の両面を見た気がします。

(土栄)