2006-07-17

06.07.17 黒岳-お鉢平 周遊

表大雪の核心部、お鉢平を一気にまわる剛毅なコース。見晴らしのいい高山帯が延々と続く登山道は、楽しさと厳しさを教えてくれます。
リフトから見上げる黒岳。
背後には青空。

黒岳8合目から上では百花繚乱の様相を呈しています。
特に目立っていたのはチシマノキンバイソウ。

黒岳を越え、石室を越え、北海岳へ向かう道。
ツガザクラとチングルマに囲まれた道。

北海岳への登りでは、今年もイワブクロの白花に出会えました。
高貴・・・

来し方、黒岳をかえりみる。

そしてようやく北海岳。
一人佇み何を眺めているのでしょう?

それはお鉢平。
2~3万年前に噴火した跡。
その後しばらくは、湖になっていたという話です。

北海岳から間宮分岐までは、タカネスミレの独演会。
登山道の両脇がずうっと黄色で染められています。

北海岳を振り返る。
おや、ガスが出てきたようですね。
怪しい雲行きです。

間宮分岐で和気藹々とお昼休憩。
この後、雷が鳴りだしあんな恐ろしい目に遭おうとは・・・

催行日:2006年7月17日(月・祝)

天候:晴れのちガスのち雨一時雷

気温:17.6 ℃

風速:N 1.0 m/s

参加者:
安藤さん・岡田さん・高野さん
田中さん親子・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

06:40黒岳7合目 発
08:05黒岳 着 
08:36黒岳石室 着
10:25北海岳 着 
11:22間宮分岐 着(お昼)
11:55     発
12:42北鎮分岐 着 
13:55黒岳石室 着
14:45黒岳 着 
16:01黒岳7合目 着

所要時間:9時間21分
歩行距離:16.3 km
累積標高:1344 m

一言:

青空の下、展望とお花を楽しんだ前半と、ハイマツの陰に身を潜め、雹と雷をやり過ごした後半。優しい顔と厳しい顔。山の両面を見た気がします。

(土栄)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

雷は怖かったけど、過ぎた後、晴れ渡った清々しい空気のなか、黒岳への登りの途中から振り返って見渡した山々が、本当にきれいで感動しました。
あと、北海岳への道が貸切状態で、静かに道々のお花を満喫できて、幸せした~。