2009-06-13

09.06.13 扇沼山(1615.4m)

ぬかるみの道も、イヤな岩場も、この時季ならまだ雪の下。扇沼山に登る最も快適な季節は今を置いてありません。






天候:雨
気温:3.1℃
風速:S15.0m/s



参加者:5名様
ガイド:土栄



行程
08:59 登山口 発
10:19 岩場 着
11:16 扇沼山 着
     お昼
11:24 扇沼山 発
12:07 岩場 着
13:29 登山口 着



所要時間:4時間30分
  登り:2時間17分
  下り:2時間05分
歩行距離:6.7km
累積標高:±497m
歩数:10709歩



山行の様子

雪融け水を集めて、ほとんど川となった道。歩き始めからしばらくは、この流れをたどります。

お天気は小雨模様。でも時折太陽がうっすら出たりして、思わず期待してしまいます。

標高1300mくらいから登山道が雪の下に消え、標高1500m付近の岩場はほとんど岩が露出していません。

夏なら大きな岩の上を慎重に伝うところですが、今は雪の上を楽々歩くことができます。

岩場上部からの眺め。ガスの向こうには旭岳の凛々しい姿が見られるはずなのですが・・・。そういえば今日はナキウサギの声も聞こえませんね。

岩場の上はまた雪が消え、ハイマツが出てくると山頂は間近。

ガスに包まれた山頂は、硫黄沼方面から吹き上げる強風にさらされていました。それでも咲いているお花を見つければ、やっぱり眺めてみたくなるものです。

目立っていたのは、まずミネズオウ。

そしてキバナシャクナゲ。他にもコメバツガザクラやウラシマツツジなどの常連さんが風に耐えていました。

山頂には10分も滞在せず(できず?)にまわれ右。早々に下山にかかります。道ばたには登りの時には気がつかなかった生まれたてのショウジョウバカマが佇んでいました。

2009-06-10

09.06.10 ニペソツ山(2012.9m)

例年よりも早い時季に登るニペソツ山。長い長い道のりですが、憧れの山頂目指して頑張りましょう!






天候:晴れ一時ガス
気温:11.6℃
風速:S0.4m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
06:24 登山口 発
08:35 天狗のコル 着
09:40 前天狗 着
11:31 ニペソツ山 着
     お昼
12:04 ニペソツ山 発
13:33 前天狗 着
14:30 天狗のコル 着
16:10 登山口 着



所要時間:9時間46分
  登り:5時間07分
  下り:4時間06分
歩行距離:14.8km
累積標高:±1566m
歩数:18529歩



山行の様子

トンネルを抜け三国峠に至ると、この景色が目に飛び込んできました。雲海の上のニペソツ山。これからあの山へ登るのですよ。

展望の効かない樹林帯を淡々と登り、小天狗をかすめて、天狗のコルへ。雪に覆われたコルから見えるのは前天狗。コル周辺では夏道を無視して真っ直ぐ雪を繋ぐことができました。

初めてなら誰しも声を上げてしまう、前天狗から眺めるニペソツ山。どっしりと存在感に溢れています。

でも、残念なことに山頂に行くには一旦大きく下らないとならないのですよね・・・。

そしてこの急登を登り返さなくてはならないわけです。でも、見た目ほど大変ではありませんからご安心を。ここから山頂まではほんの1時間です。

吹き行くガスの合間をゆっくりゆっくりと登ります。決して急がないのが、この山の頂を踏むコツです。

登山口から5時間以上かけて到着した山頂は、白いガスの中。

でも、徐々に遠望が効くようになり、ついには正面にトムラウシが!ガスの合間からチラリと山が見えると、いつも以上の感激があるものです。

帰り道もまた長いですよ。疲れてきていますから、岩場の通過もいつも以上に慎重にお願いします。

小天狗からの下りは登山道外の雪を一気に滑り下ります。頑張ったご褒美に最後は楽しみましょう。

2009-06-09

09.06.09 三頭山(1009.2m)

ピッシリ山・蕗の台コースに向かった私たちを待っていたのは、林道を塞ぐ重くて頑丈なゲート。やむなく目的地を変更し、三頭山に登ることになりました。





天候:曇り
気温:12.3℃
風速:W2.4m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
07:55 五合目 発
09:55 反射板 着
11:02 三頭山 着
     お昼
11:52 三頭山 発
12:46 反射板 着
14:25 五合目 着



所要時間:6時間30分
  登り:3時間07分
  下り:2時間33分
歩行距離:7.4km
累積標高:±658m
歩数:9443歩



山行の様子

雨煙別コースの林道を車で駆け上がり、五合目の丸山分岐から歩き始めます。あたりはむっちりと白い霧に包まれていますが、どことなく空気が乾いている感じはします。これからのお天気に期待しましょう。

とは言え、見上げる山腹は真っ白に霞んでいて、全貌を見せてはくれません。

そんなときに疲れを癒してくれるのは、次々と現れる花々。前半はシラネアオイが目を楽しませてくれました。

雪融け直後のドロドロで滑りやすい斜面を慎重に登っていきます。急登を登りきり、一息つくと

あれ、こんな看板あったかな?新しい看板が置かれていました。確かにこれだけの急登には「胸突き八丁」がお似合いです。

その先は、一頭山・二頭山・三頭山と小さなピークをたどる緩やかなルートに変わります。ここでキレイだったのはオオカメノキ。大きな装飾花・小さな両性花・ピンクの蕾と、どれも見事。

徐々にガスは薄くなっているようですが、山頂からは景色は望めず。見たかったなあ、一頭三角点からの展望。

小一時間休憩して下山開始。来たときよりも確実に雲は上がってきています。

グングン下って振り返ると、なんと三頭山がすっきりと見えていたではないですか!

雲はどんどんと少なくなっていき、青空がいっぱいに広がるように。最後の最後で好天を楽しむことができました。

2009-06-03

09.06.03 雌阿寒岳(1499m)

昨秋、噴火による入山規制で登れなかった雌阿寒岳。規制も解除されたので、旭川からはるばる4時間かけて行ってきました。






天候:晴れ
気温:15.1℃
風速:W7.5m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
08:13 登山口 発
09:14 4.0km 着
10:36 2.0km 着
12:01 雌阿寒岳 着

12:24 雌阿寒岳 発
13:10 剣ヶ峰 着
14:46 4.0km 着
15:38 登山口 着



所要時間:7時間25分
  登り:3時間48分
  下り:3時間14分
歩行距離:13.9km
累積標高:±906m
歩数:21784歩



山行の様子

阿寒湖畔コースは、前半:樹林、中盤:ハイマツと展望、後半:火山、と、変化に富むのが特徴。ゆるゆる登っていくのでさほど疲れることもありません。

登山道上には至る所に噴火についての注意書きが立てられ、ほんの2ヶ月前まで入山規制が行われるほどの火山活動があったことを思い知らされます。

樹林帯の平坦な道が終わり、若干の登りにさしかかると、徐々に背後の視界が開けてきます。薄くなってきた木々の間から雄阿寒岳。

再び登山道が平坦になると、そこからしばらくはハイマツの領域。覆い被さるハイマツをくぐり抜けて進みます。

やがて正面によく目立つピークが現れます。それは剣ヶ峰。あの頂には帰りに立ち寄りますよ。

剣ヶ峰の裾をぐるりとトラバースしていくと、突然視界が開けて、荒々しい火山地形が目に飛び込んできます。大きな火口壁の縁に出たのです。正面のゆるやかな丘が雌阿寒岳山頂。ここからは何にも邪魔されない展望を楽しみながら歩いていきましょう。

山頂に至ると新たな景色が見えてきます。青沼の背後に阿寒富士。96-1火口からはモクモクと噴煙が上がっていました。

振り返って剣ヶ峰方向。こちらから火口壁を巡るようにして登ってきたわけです。

帰りに立ち寄った剣ヶ峰。岩がごつごつと積み重なり、雌阿寒岳よりもはるかに山頂らしい雰囲気をまとっています。

岩の上に立つと見えるのはこんな風景。荒々しい岩と豊かなハイマツの緑と遠くに阿寒湖・雄阿寒岳。いつまでも見下ろしていたくなる景色です。

この日見られたお花についてはこちらでどうぞ。

2009-06-02

09.06.02 ピンネシリ(1100.4m)

樺戸山地の主峰ともいえるピンネシリ。山頂からの景色は絶品ですが・・・





天候:曇り
気温:10.4℃
風速:S0.6m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
07:40 登山口 発
08:46 車道 着
10:45 雪渓折り返し 着
     お昼
11:30 雪渓折り返し 発
12:34 車道 着
13:14 ゲート 着
13:49 登山口 着



所要時間:6時間09分
  登り:3時間05分
  下り:2時間19分
歩行距離:11.7km
累積標高:±778m
歩数:16389歩



山行の様子

林道脇の登山口は鬱蒼と茂る木々の中。今はまだ曇り空ですが、予報によるとこれから晴れるとのこと。期待していきましょう。

尾根に乗ると、うって変わって明るい白樺の道となります。快適快適と歩いていると・・・

笹・笹・笹。登山道を覆う笹に悪戦苦闘。かき分けくぐり抜け先に進みます。

よくなるはずのお天気は、むしろ悪くなっているような。あたり一面がガスに覆われるようになってきました。

さらに、急斜面にびっしりとついた雪が行く手を遮ります。慎重にステップを切って登っていきますが、

ここで断念。無理すれば登れたでしょうけど、お天気も悪いですし。

雪の上でお昼休憩をしていると、わずかに下界の景色が見えてきました。

下山を初めて半ば、青空も見えてきて。

マチネシリも出てきました。さっきまでいた斜面はどこになるかな?

その後、行きとは異なるルートを取って林道沿いに帰ることにしました。一般的にはこのゲートの前に車を停めて登ってくるようです。

この日見られたお花についてはこちらでどうぞ。