2009-06-03

09.06.03 雌阿寒岳(1499m)

昨秋、噴火による入山規制で登れなかった雌阿寒岳。規制も解除されたので、旭川からはるばる4時間かけて行ってきました。






天候:晴れ
気温:15.1℃
風速:W7.5m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
08:13 登山口 発
09:14 4.0km 着
10:36 2.0km 着
12:01 雌阿寒岳 着

12:24 雌阿寒岳 発
13:10 剣ヶ峰 着
14:46 4.0km 着
15:38 登山口 着



所要時間:7時間25分
  登り:3時間48分
  下り:3時間14分
歩行距離:13.9km
累積標高:±906m
歩数:21784歩



山行の様子

阿寒湖畔コースは、前半:樹林、中盤:ハイマツと展望、後半:火山、と、変化に富むのが特徴。ゆるゆる登っていくのでさほど疲れることもありません。

登山道上には至る所に噴火についての注意書きが立てられ、ほんの2ヶ月前まで入山規制が行われるほどの火山活動があったことを思い知らされます。

樹林帯の平坦な道が終わり、若干の登りにさしかかると、徐々に背後の視界が開けてきます。薄くなってきた木々の間から雄阿寒岳。

再び登山道が平坦になると、そこからしばらくはハイマツの領域。覆い被さるハイマツをくぐり抜けて進みます。

やがて正面によく目立つピークが現れます。それは剣ヶ峰。あの頂には帰りに立ち寄りますよ。

剣ヶ峰の裾をぐるりとトラバースしていくと、突然視界が開けて、荒々しい火山地形が目に飛び込んできます。大きな火口壁の縁に出たのです。正面のゆるやかな丘が雌阿寒岳山頂。ここからは何にも邪魔されない展望を楽しみながら歩いていきましょう。

山頂に至ると新たな景色が見えてきます。青沼の背後に阿寒富士。96-1火口からはモクモクと噴煙が上がっていました。

振り返って剣ヶ峰方向。こちらから火口壁を巡るようにして登ってきたわけです。

帰りに立ち寄った剣ヶ峰。岩がごつごつと積み重なり、雌阿寒岳よりもはるかに山頂らしい雰囲気をまとっています。

岩の上に立つと見えるのはこんな風景。荒々しい岩と豊かなハイマツの緑と遠くに阿寒湖・雄阿寒岳。いつまでも見下ろしていたくなる景色です。

この日見られたお花についてはこちらでどうぞ。

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