2006-09-17

06.09.17 音更山(1932.0m)

先日の石狩岳に続いて、お隣の音更山に挑戦します。早めに稜線に出るので展望が良いコースですが、その後微妙な登り下りを繰り返し、最後にどーんと急登が待っています。

登山口からしばらくは沢沿いの林の中を行きます。

岩場の通過は慎重に。

新調された十石峠の標識とユニ石狩岳。ここから稜線歩きとなります。

細かいアップダウンの途中、ブヨ沼を通過。

ハイマツや笹や広葉樹が登山道に覆い被さっている区間も長く、ややしんどくなった頃、

ようやく音更山の全貌が見えてきます。山頂は左奥。

急登で一気に高度を上げます。ここが頑張りどころですよ。

山頂直下はちょっとした台地になっています。

長い登りを終えたどり着いた山頂。間近に石狩岳がどっしりと構えていました。

うららかな陽光を浴びながら円になってお昼の時間。ナキウサギも出てきました。

催行日:2006年9月17日(日)

天候:

気温:9.5 ℃

風速:E 0.6 m/s

参加者:
安藤さん・稲葉さん・笹本さん
竹中さん・長谷川さん・渡辺さん

ガイド:土栄

行程:

06:42登山口 発
07:14鳴兎園 着
08:14十石峠 着 
09:20ブヨ沼 着 
10:14大岩 着
11:05音更山 着(お昼)
11:50    発
13:18ブヨ沼 着 
14:07十石峠 着
15:49登山口 着

所要時間:9時間07分
歩行距離:13.7 km
標高差 :811 m

一言:

いくつもの小ピークを越え、登って降りてを繰り返し、たどり着いた山頂からは表大雪が一望の下。大変な登りの後にはそれに見合う展望が待っているものです。ナキウサギも登頂を祝福してくれました。

(土栄)

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 紅葉黄葉とナキウサギと山頂台地で劇的に広がる展望、とてもいい山でした。
 ところで、穴のそばに置かれたキノコはナキウサギが食べるのかとの○○さんの疑問、地衣植物のことで土栄さんに教えてもらった北海道新聞社「大雪山の自然2 高山植物」に載っていました。
 ナキウサギは植物ならほとんどなんでも食べる、キノコが好物のよう、として、ニシキタケを食べるエゾナキウサギの写真を載せています。私の冗談、干しキノコを作る、訳ではありませんでした。

匿名 さんのコメント...

あのアップダウンには、まいった。まいった。 いろんなものが凝縮された山登りで楽しかったです。
ナキウサギの岩場の棲みかには驚きです。干草作りの現場も見れたし・・まさか毒キノコは、食べないでしょうね~~。もしかしてあのきのこがニシキタケなのかしら・・・。
数箇所同じキノコでしたよね・・。
あ・あ・・ホントに会えてよかった!・・

匿名 さんのコメント...

 残念ながらキノコの種類は分かりません。知ってる人は教えてください。
 でも、ナキウサギがキノコ中毒になる心配はないようです。ご安心ください。先ほどの本にあります。
 「ドクベニタケは弱いながらも毒性があるので(人は)口にしてはならないが、エゾナキウサギは平気なようで、時々ドクベニタケを食べている。一般に野生動物は食べられない物は決して口にしないので、エゾナキウサギにとってのドクベニタケは貴重な食料の一つなのだろう。」

DOEI Takuma さんのコメント...

あまり遠くに移動できない分、なわばり内で食べられるものは何でも食べるのでしょうね。
山頂付近でウラシマツツジの赤い葉をくわえているナキウサギはホント絵になっていました。