天候:晴れ
気温:-4.3℃
風速:SW0.6m/s
参加者:3名様
ガイド:土栄
行程:
08:00 駐車帯 発
08:55 林道終点 着
10:04 931m 着
10:54 テラス 着
お昼
12:08 テラス 発
13:01 777m 着
13:35 803m 着
14:42 駐車帯 着
所要時間:6時間42分
登り:2時間54分
下り:2時間34分
歩行距離:9.7km
累積標高:±835m
山行の様子:
天気予報をはるかに上回る好天の朝。すっきりと広がる青空は間違いなく今シーズン一番の快晴です。雪面に映る木陰が陽光の強さを表しています。
林道を詰め尾根に取り付き標高点777mまで登ってくると、梢の間から見えるのは目指す於鬼頭岳。
このあたりから木々が真っ白に雪化粧していました。きらきら光る林の中を歩けば気分も高揚するもんです。
標高点931mを越えると今日一番の急登が待っています。一歩一歩頑張れば、背後には道北の山並みが広がってきます。
キツい登りを終え、山頂直下の広いテラスに到着です。ここで残念なお知らせ。本来ここから左側の斜面を巻いて雪庇の間から山頂に立つ予定でいましたが、いくつかの条件から雪崩の危険性が高いと判断し登頂を取りやめました。もう目と鼻の先なのですが・・・安全第一。
でも、このテラスからでも充分に展望が得られるんです。近くは岩尾内湖を挟んで糸魚岳と岩尾岳。右手にはウェンシリを中心とした山塊。遠くに三頭山・ピッシリ山・ピヤシリ山。かなり遠くまではっきりと見通すことができました。
春の陽射しを浴びて、1時間以上たっぷりと展望のお昼休みを満喫しました。下りは昨夜積もりたてのフカフカ雪の中を自由自在に。
標高点777mまでは登りと同じルートを使い、そこから先は林道に下りずに尾根通しで帰ることにしました。
まずはあの標高点803mのピークを目指して。ちょっと登り返しがありますが、頑張りましょう。
そうすれば、ほら、この展望!なかなか風格のある山ではありませんか。さっきまであのてっぺん近くにいたのですね・・・。
2 件のコメント:
於鬼頭岳、いい山でした(振られた女はいい女という感慨もあるかな)。
さて、山名です。なんと読むのでしょう?
三省堂コンサイス日本山名辞典(の古いの)では、「おきとだけ」於鬼頭川の源頭とあります。
ネット上の記録の多くもこれを採っています。
しかし、地元の人の記録に「おけとだけ」としているものもありました。
いずれも根拠(の考証)までは載っていません。
因みに、連想される置戸町の「置戸」は、本田貢著「北海道地名漢字解」(の古いの)では、オo・ケツket・ウンun・ナイnai=河口に・(魚干し用の)皮張り枠・がある・川、とあります。
二等三角点があるので、困ったときのGSI(基準点成果)では、点の記はありませんでした。ただ、「雄鬼頭岳」とされていました。
以上、調べた事実のみ報告します。
於鬼頭川の現地はどうなのでしょう。
いずれにしても、雪の状態のいいときに山頂から東側を眺めて見たいものです。
オケトに於鬼頭を当てて、漢字に引きずられてオキトと読むようになった、というところではないでしょうか。
ツキサップが月寒になりツキサムになったような。
地元の方がオケトと読むならそちらが元の音に近いのでしょう。
山楽舎的にはオケトを採用しようかな?
山頂はいずれ行きましょうね!
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