天候:快晴
参加者:2名様
ガイド:土栄
行程:
08:46 林道終点 発
09:09 作業道終点 着
09:41 三股 着
10:10 折返点 着
10:41 折返点 発
11:47 林道終点 着
所要時間:3時間01分
登り:1時間24分
下り:1時間06分
歩行距離:3.4km
累積標高:±355m
山行の様子:
林道終点の広場に車を置いて出発!
作業道はぬかるんでいたり崩落していたり若木が生い茂っていたりして、微妙に歩きにくい状態です。
見上げると真っ青な快晴の空に半月がぽっかり浮かんでいます。澄み渡る空気。これは山頂からの展望が期待できますね。
作業道が尽きたところで入渓。水量は少なく、傾斜も緩く、歩きやすい沢です。足下は長靴をご用意いただきました。
日陰には数日前に降った雪が残っていますが、陽光燦々と降り注ぎとにかく暖かな日です。行動中は半袖でもよさそうなくらい。
三股を過ぎると水量がぐんと減り、沢の感じが優しげに変わります。
見上げるとやっぱり真っ青な空。雲一つない快晴。こんなお天気は一年間通してもそうそうあるものではありません。
しかし!好事魔多しとはよく言ったもの。とあるお客様にとあるアクシデントが発生してしまいました!協議の結果全員下山すること。
ま、こういう日もあります。さらさら流れる水を慈しみながら下りましょう。
帰りに林道から見返す無類岩山はやっぱり真っ青な快晴の下にいたのでした。次の機会に来ますからね。
2 件のコメント:
私が「とある」です。
土栄さんはすごく気を使って奥歯に物の挟まったような言い方をしてくれてます。有難うございます(でも、私は、これで山を諦めるようなプライドの持ち合わせは、ほとんどありません)。申し訳ありませんでした。
とにかく、お分かりの方は、もうお分かりだったと思います。
そして、「とあるアクシデント」は同日付のSNのとおり、長靴の底が剥がれたものです。原因もご紹介のとおりです。
責任は私にあります。
無類岩山のリクエストをして、長靴使用の選択もあるとネット上の情報から知りつつ、事前準備の試し履きも、直前の点検も怠ったのですから。
実は、靴の崩壊の経験は2度目です。ただ一度目は前日の登山靴の点検で気づき、事なきを得ました。
しかし、このとき「よ~く」考えなかったのが(古くなったプラブーツの使用は止めましたが)、今回の失敗の遠因になっています。
今回は、二度と同じような失敗を繰り返さないように、(責任論を離れて、また単なる教訓を超えるため(さもないとすぐに忘れるようです))、失敗の原因、対処法、結果を分析して、今後に役立てたいと思っています。
でも、自己分析での事故分析は限界が有りそうです。難しい。
ただ、今言えることの一つは、絶好の日和に「(自身も含む)全員下山」という、辛いけれど、もっとも安全な選択を可能にしてくれた、同行のお客様の(撤退するという勇気ある)提案をする、という対処方法の素晴らしさです。
改めて、お詫びと感謝を申し上げます。
行きがかり上、簡単に事後の経過を報告します。
長靴メーカーに、念のため修理可能か問い合わせたところ、接着不具合による自主回収品に該当するため、代価支払いまたは代替品の選択をして欲しいとのことでした。
(メンバー登録していれば個別に通知が来ていたようです。元々が釣具なので登録はしていませんでした。)
丁寧な説明に従い、代替品を選択すると、不良品の返送キットが送られてきました。もちろん送料はメーカー持ちです。
斯界のブランドメーカーだからなのか、感心させられる対応でした。
振り返って、登山靴のメーカーのときはすべて実費対応でした。
山関係の雑誌も注意を促すだけでした。
製造物責任法制定等との関係があるか、時間の前後関係は調べていませんが、「なんだかなあ」と思いました。
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