13.06.10 暑寒別岳（箸別コース）

「呼吸も出来ないほどのヤブ蚊の大群」が出撃を開始する前の残雪期を狙って毎年のように訪れている暑寒別岳。増毛〜留萌間のJR線が冬の一時期不通になるほどの豪雪に見まわれた今季、山はどんな感じなのだろう？

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天候：風弱く快晴

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参加者：4名様
ガイド：佐久間

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行程：
05:45　除雪最終地点（419m）　発
06:10　避難小屋
09:10　5合目
11:15　9合目
11:50　暑寒別岳　着

お昼

12:25　暑寒別岳　発
14:20　5合目　
16:10　避難小屋
16:35　除雪最終地点　着

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所要時間：10時間50分
　　登り：6時間05分
　　下り：4時間10分
歩行距離：20.3km
累積標高：±1144m

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山行の様子：

山開き前には除雪が入らないのか、車で登山口まで到達できず。30分程歩いて避難小屋に到着。登山口からすぐに雪上歩行になる。

雲ひとつない快晴・無風。雪の上とはいえ日向は暑く、木陰に入ってようやく人心地がつく。

高い木がなくなり、かんかん照りの下ひたすら高度を上げる。

8合目付近から夏道になる。登山道脇には、エゾノハクサンイチゲ・チングルマ・ミヤマキンバイ・ミヤマアズマギク・シラネアオイなどが咲き、思わず歓声が上がる。

歩くこと5時間半にしてたどり着いた暑寒別岳。さあ，お昼だ、お昼だ。

山頂から西側の展望。右手中景が西暑寒岳、遠景は右から雄冬岳・浜益岳・群別岳・奥徳富（おくとっぷ）岳。

こちらは東側の展望。南暑寒岳から雨竜沼方面。

帰りは尻セードで快調に飛ばしたり…

新緑がまばゆいばかりの残雪の尾根歩きを楽しむ。

長い一日お疲れさまでした。すっかり影が伸びた道路を車へと向かう。