2013-06-23

13.06.23 高原温泉沼巡りコース

 残雪期の定番コースとしてすっかり定着した感のある「高原温泉沼巡りコース」。毎年6月第3週に設定しているのだが、今年は当初催行中止になった。第4週に設定した扇沼山が、林道の不通のために催行できなくなり、急遽、復活して催行の運びになったが、さて、ことしの高原はどんな残雪状況だろう?





天候:晴れ



参加者:2名様
ガイド:佐久間



行程
08:30 ヒグマ情報センター 発
09:00 ヤンベ分岐 着
09:30 緑沼 着
11:30 空沼 着

12:00 空沼 発
13:00 ヤンベ分岐 着
13:35 ヒグマ情報センター 着



所要時間:5時間05分
  登り:3時間00分
  下り:1時間35分
歩行距離:7.1km
累積標高:±485m


山行の様子

コースに入って最初のミズバショウ大群落。例年ならすでに見頃を過ぎているのだが、残雪が多い今年はようやく見頃に入ってきた感じ。

こちらはヤンベの橋。建築現場用のビデ足場を利用して仮設の橋が架けられた。以前の木橋とはルートが大きく違っているのがわかる。

清流とミズバショウの群落。ここの流れ込みでは夏にはバイカモが繁茂する。

土俵沼にて。雪が解けるとこの辺りに小さな沼が出現する。

青空を水面に写して翡翠色に輝く緑沼。悪天の兆しと言われる上空の波状高積雲・通称「みずまさ雲」が気になる。

エゾ沼の沼越しに見る緑岳。残雪期でないと見ることのできないアングルだ。

続いて式部沼。新緑の茂みの奥に頭だけ見えるのは音更山。

大学沼はまだ4〜5メートルの雪の下にある。

この時期にしか見れない景色をしっかり目に焼きつけ、画像に残す。

夏になると水が涸れるので空沼(からぬま)というのだが、この時期は透き通ったクリスタルウォーターで湛水されている。好天に恵まれ、最高の残雪&新緑ウォークだった。

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