2011-08-06

11.08.06 穂高山行 4日目 穂高岳山荘~上高地

日本三位の高峰・奥穂高岳の山頂を踏む、今回の山行のクライマックス。できれば景色を楽しみたいところですが・・・。




天候:晴れのち雨



行程
05:55 穂高岳山荘 発
06:47 奥穂高岳 着

09:20 前穂高岳 着

13:00 岳沢ヒュッテ 着

13:45 岳沢ヒュッテ 発
15:40 河童橋 着


所要時間:9時間45分
歩行距離:9.4km
累積標高:+621m / -2097m



山行の様子

朝方降っていた雨も止み、一面を覆っていた湿ったガスも晴れつつあります。期待しながら出発。まずは小屋前の急登を数珠繋ぎになって登りましょう。

一登りしてふと後を振り返ると、そこにはガスから頭を出しつつある槍ヶ岳が。思わず感嘆が漏れる劇的な瞬間です。

奥穂高岳山頂もすっかり姿を現しています。

出発から小一時間、奥穂高岳山頂に到着しました。

雲海の上にたゆたうように高峰の頂が見え隠れ。その上には爽やかな青空が広がります。いつまでも見ていたい景色です。

奥穂高岳を辞し吊り尾根を前穂高岳に向かう途中、にわかにガスが立ちこめ、湿り気を帯びてきたと思ったらいつしかそれは雨に変わっていました。急いで雨具を着こみます。

紀美子平に荷物を置き、空身で前穂高岳を往復します。前穂高岳からはますます濃くなるガスに包まれて全く景色は望めませんでした。奥穂高岳で晴れていたのはほんの束の間のことで、それはとても恵まれたタイミングだったのですね。振り返って考えると。

前穂高岳山頂からはとにかく下り・下り・下り。岩を下り樹林帯を下りぐんぐん高度を下げます。すぐそこに見えているはずなのに、なかなか近づかない岳沢ヒュッテ。どこまで下り続ければ良いのやら。

ようやく到着したヒュッテで休憩しているうちに、一度止んだ雨が再び降り出しました。それもかなり激しく、遠くで雷鳴も伴って。土砂降りというのか本降りというのか、とにかく全身濡れてしまいました。

遊歩道に入り観光の方々とすれ違うようになると上高地はもうすぐそこ。最後は静かに流れる川に沿って。

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