12.05.04 幻の沼

当初予定されていた小旭岳ツアーは悪天のため中止となりましたが、せっかく道外からのお客様がお申込くださっていたので、雨でも楽しめるコースに変更して催行しました。目的地は幻の沼。そろそろ雪の下から水面が現れてきつつあるころです。

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天候：小雨
気温：11.4℃
風速：E1.0m/s

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参加者：2名様
ガイド：土栄

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行程：
11:30　駐車帯　発
12:55　幻の沼　着

お昼

14:05　幻の沼　発
15:38　駐車帯　着

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所要時間：4時間08分
　　登り：1時間25分
　　下り：1時間33分
歩行距離：5.1km
累積標高：±289m

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山行の様子：

そぼ降る雨の中の出発。でも、雲間には青空も見え隠れしています。もしかすると期待できる？

ぐんぐん進む雪融け。木々のまわりを中心に地面が露出しつつあります。これを避けなければならないため、進みたい方向に真っ直ぐ進むことができず、ちょっと苦労します。

たどりついた幻の沼。旭岳は7合目くらいまで見えています。沼はまだうっすらと水が浮き出したくらい。

ツェルトを張って雨よけにして、ゆっくりお昼休憩にしましょう。

取り出したるはまだ新しいガスバーナー一式。山での使用は今日で三度目というこの道具でコーヒーを淹れてくださるそうです！

雪のテーブルにカップを並べてお湯が沸くのをワクワクしながら待ちます。

おお、良い香り。雨の音を聞きながら膝つき合わせてコーヒーを嗜むなんていうのは、あるいは山の楽しみの一つなのかもしれません。

帰り道。「動物が見たい」というお客様のリクエストに応えて（？）現れたサービス精神に溢れたエゾリス。少しずつ場所を違えながらいろいろなポーズを見せてくれました。

最後は咲き初めのリュウキンカで締め。

デジカメ一眼と携帯電話。いろいろなレンズを向けられて、どこか誇らしげな春の花々です。