2011-08-14

11.08.14 白雲岳(2230.0m)

銀泉台から赤岳・白雲岳・黒岳を経て層雲峡に下る縦走を予定していましたが、前線が近づきつつあることを考慮して急遽白雲岳までの往復に変更しました。その判断の結果は・・・?





天候:曇りのち雨
気温:15.8℃
風速:W10.9m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
06:37 銀泉台 発
08:30 駒草平 着
09:48 赤岳 着
11:10 白雲岳 着

11:13 白雲岳 発
12:03 赤岳 着
13:05 駒草平 着
14:20 銀泉台 着



所要時間:7時間43分
  登り:4時間33分
  下り:3時間07分
歩行距離:13.9km
累積標高:±950m
歩数:19271歩



山行の様子

青空広がる銀泉台。まだお天気は良いようですが、これからの雲の変化には注意が必要です。

第一花園で思わず立ち止まる私たち。視線の先、カメラの先には咲いたばかりのチングルマとツガザクラ。雪融けの遅い箇所では今が花の盛りです。

第二花園ではもっと素敵なお花畑が迎えてくれました。チングルマ・ツガザクラだけでなくコザクラまで。それぞれが群落をつくって色をより鮮やかに見せ、群落同士がなすモザイク模様も見事です。

花・ハナ・はな、きれいな花に夢中になって、気がつけば最後の登りもあとわずか。振り返れば大雪山特有の広がりのある山景色。斜里岳や阿寒岳など道東の山々がすっきりと見えていました。

岩のごつごつした赤岳に到着。夏休み中の日曜日なのに登山者がやけに少ないのは、午後から崩れる天気予報のせい?それともお盆だから?

赤岳から白雲分岐にかけての広く平らな稜線は、大雪山を代表するルートの一つ。見晴らしが良いのはもちろん、

お花も独特です。7月にウルップソウやチョウノスケソウが咲いていたところに、今はクモイリンドウが楚々と佇んでいます。

白雲分岐付近からは遠くにトムラウシ山。高い層雲が空一面を覆ってはいますが、山には雲がかかっていません。風上側にも低い雲はなし。まだお天気は持ちそうです。

気持ちよく白雲岳山頂に到着。ぐるっと景色を眺め終えた瞬間、旭岳山頂が雲に隠され始めました。ぎりぎり間に合った、という感じです。これから天気は下り坂へ。

ときおりパラパラと雨が降るものの、まだ青空が広がる駒草平。ここで短いお昼休憩をとることにしました。こんなお天気なら黒岳まで縦走できたかも・・・。と全員が思ったことでしょう。でも、銀泉台に到着するまさに直前、雨は本降りに変わりその後激しく降り続けました。ぎりぎり間に合いました。そして予定変更大成功!

2011-08-07

11.08.03-07 穂高山行 全行程

佐久間が5年を過ごした思い出の穂高をご案内するプライベートガイド。上高地を中心に北穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳を二泊三日でぐるりと巡ります。



参加者:5名様
ガイド:佐久間・土栄

所要時間:23時間21分
歩行距離:29.7km
累積標高:±2877m

1日目:旭川~上高地
2日目:上高地~横尾~涸沢
3日目:涸沢~北穂高岳~穂高岳山荘
4日目:穂高岳山荘~奥穂高岳~前穂高岳~上高地
5日目:上高地~旭川

11.08.07 穂高山行 5日目

濡れものを乾かしたり、荷物の整理をしたり、お風呂で山行の疲れを取ったり、お土産を買ったり、ビールで乾杯したり。忙しい夜を過ごして翌る朝。今日は上高地から旭川まで長い距離を帰る日です。

朝食前のひととき。それぞれに早起きして皆さんめいめいお散歩に出かけていました。まだ早い時刻なのに河童橋はずいぶん賑わっていました。こんな景色や、

こんな景色が見られるのですから、当然と言えば当然ですが。

ひとしきり写真を撮ってから一度宿に戻り、朝食後に再びお散歩。開館直後のビジターセンターを一回りしてバスターミナルまで歩きます。ここでジャンボタクシーに乗り、長駆羽田空港まで。

渋滞を見越してかなり余裕を持ったスケジュールで、かつ車の流れが順調だったため、空港で4時間近く待つ羽目に。でもそのおかげで機上からきれいな日の入りを楽しむことができました。

残照を眺めながら、4泊5日の山行は終わりとなりました。

2011-08-06

11.08.06 穂高山行 4日目 穂高岳山荘~上高地

日本三位の高峰・奥穂高岳の山頂を踏む、今回の山行のクライマックス。できれば景色を楽しみたいところですが・・・。




天候:晴れのち雨



行程
05:55 穂高岳山荘 発
06:47 奥穂高岳 着

09:20 前穂高岳 着

13:00 岳沢ヒュッテ 着

13:45 岳沢ヒュッテ 発
15:40 河童橋 着


所要時間:9時間45分
歩行距離:9.4km
累積標高:+621m / -2097m



山行の様子

朝方降っていた雨も止み、一面を覆っていた湿ったガスも晴れつつあります。期待しながら出発。まずは小屋前の急登を数珠繋ぎになって登りましょう。

一登りしてふと後を振り返ると、そこにはガスから頭を出しつつある槍ヶ岳が。思わず感嘆が漏れる劇的な瞬間です。

奥穂高岳山頂もすっかり姿を現しています。

出発から小一時間、奥穂高岳山頂に到着しました。

雲海の上にたゆたうように高峰の頂が見え隠れ。その上には爽やかな青空が広がります。いつまでも見ていたい景色です。

奥穂高岳を辞し吊り尾根を前穂高岳に向かう途中、にわかにガスが立ちこめ、湿り気を帯びてきたと思ったらいつしかそれは雨に変わっていました。急いで雨具を着こみます。

紀美子平に荷物を置き、空身で前穂高岳を往復します。前穂高岳からはますます濃くなるガスに包まれて全く景色は望めませんでした。奥穂高岳で晴れていたのはほんの束の間のことで、それはとても恵まれたタイミングだったのですね。振り返って考えると。

前穂高岳山頂からはとにかく下り・下り・下り。岩を下り樹林帯を下りぐんぐん高度を下げます。すぐそこに見えているはずなのに、なかなか近づかない岳沢ヒュッテ。どこまで下り続ければ良いのやら。

ようやく到着したヒュッテで休憩しているうちに、一度止んだ雨が再び降り出しました。それもかなり激しく、遠くで雷鳴も伴って。土砂降りというのか本降りというのか、とにかく全身濡れてしまいました。

遊歩道に入り観光の方々とすれ違うようになると上高地はもうすぐそこ。最後は静かに流れる川に沿って。

2011-08-05

11.08.05 穂高山行 3日目 涸沢~穂高岳山荘

賑わう涸沢ヒュッテを後にして、北穂高岳・涸沢岳が連なる標高3000m台の稜線を目指します。




天候:晴れのち曇り



行程
05:50 涸沢ヒュッテ 発
08:46 北穂高岳 着

09:31 北穂高岳 発

12:06 涸沢岳 着
12:35 穂高岳山荘 着



所要時間:6時間45分
歩行距離:4.6km 
累積標高:+1119m / -434m



山行の様子

快晴の空に聳える山。そこに当たる朝日。最高のお天気で山行2日目が始まりました。今日はあの稜線を目指します。

まずは北穂高岳に向かって登ります。ハシゴ・鎖を駆使してとにかくグングン高度を上げていきます。

3時間登り続けてたどり着いた北穂高岳山頂は雲海の上に頭を出している状態。

奥穂高岳・前穂高岳も薄いガスの向こうに見え隠れ。

1時間ゆっくり休憩しているうちに、厚い雲に隠されていた槍ヶ岳も見えてきました。大キレットも、そこを歩く人も見えています。

ここからが今日の核心部。岩稜を伝って涸沢岳へ。登ったり下ったりを繰り返し、ときに鎖やハシゴの順番待ちをしながら少しずつ進みます。

距離は短いのにえらく時間がかかるのは、それだけ慎重になっているということでしょう。

最低コルから涸沢岳への登り返し。果てしなく岩だけが重なり、どこまでも岩を伝って登っていくのですね。

鎖に助けられながら最後の急登を終えると、パッと視界が開けて涸沢岳山頂はもうすぐそこに。景色が良さそうな山頂ですが、残念ながら今はガスの中となっています。

今日の宿・穂高岳山荘。前庭は沢山の登山者で賑わっています。こんな岩山の稜線にこんな立派な山小屋があるというのは、さすが北アルプスですね。

2011-08-04

11.08.04 穂高山行 2日目 上高地~涸沢

山行1日目は上高地から涸沢まで。前半はひたすら緩やかな道を行き、後半一気に標高を上げる行程です。




天候:晴れ



行程
08:00 河童橋 発
08:43 明神 着
09:38 徳沢 着
10:48 横尾 着

お昼

11:44 横尾 発
12:44 本谷橋 着
14:44 涸沢ヒュッテ 着



所要時間:6時間51分
歩行距離:15.7km 
累積標高:+1137m / -346m



山行の様子

宿で朝食をとり、ちょうど8時に河童橋発となりました。いつもの山行から比べるとひどく遅い出発ですが、短い行程なので問題ないようです。

朝の爽やかな空気の中、木漏れ日を浴びながら平坦な道を進みます。ここは車も通れる 道なのだそうです。広葉樹林の林床に笹。遠く離れた場所なのに、良く見慣れた風景が広がっています。

傍らを流れる梓川はときに近くときに遠く。見える度にその表情を少しずつ変え、単調な行程に刺激を与えてくれます。

明神を越え、徳沢を越え、やがて広い川原が見えてきたら、

すぐに横尾に到着です。ここでお昼休憩を取ります。私たちと同じく涸沢方面に向かう人、槍方面に向かう人、下山してきた人、とたくさんの登山者でごった返しています。出発してから既に3時間近く歩いてきたはずなのに、まだ下界にいるかのような賑やかさ。北海道の山とは人口密度が明らかに違います。

横尾からようやく登山道らしい道になります。屏風岩を間近に見上げながら本谷沿いに進み、

立派な橋を渡って川原で一休み。この辺りからガンガン標高を上げていきます。

鮮烈な清水を横目に、衝立のように聳える正面の山へ向かって登っていきます。ナナカマドなどの見慣れた樹木や、ツガザクラなどの高山植物もちらほら現れ、ここまで来てようやく山に入った気分になりました。やはり高山帯が近づくとほっとします。

わずかに残った雪渓を踏み、最後の一登りを終えると、そこはもう涸沢ヒュッテでした。3000mの稜線を背景に本館・新館・別館・売店と立ち並ぶ様は、ちょっとした「町」あるいは「市」。山の中にこれだけの規模の商業施設があるというのは、北海道の山からはとても考えられません。せっかくですからこの「異界」を楽しませてもらいましょう。

2011-08-03

11.08.03 穂高山行 1日目

穂高山行の一日目は旭川から上高地までの移動日です。今回、旅行部分の手配は全てりんゆう観光さんにお願いしていますので、私たちもただ楽々移動するだけです。

快晴の旭川空港。午前中の早い時刻だというのに既に蒸し暑くなってきています。お天気が良いのはありがたいのですが、先が思いやられる暑さです。

飛行機は羽田へ向かいます。本州上空には積雲が湧き、楽しみにしていた山景色はほとんど見られませんでした。

羽田で出迎えのジャンボタクシーに乗り換え。ねっとりとした空気がまとわりつき、ほんのわずかな時間外にいるだけで不快な汗が体中から噴出してきました。さすが東京。旭川の暑さとは全く別物です。

速度規制をきっちり守りながら中央道を羽田から松本へ。松本で高速道路を下りると看板に「上高地」の文字。いよいよ目的地が近づいてきました。

細く曲がりくねった道を登り、長いトンネルを抜けると、きれいな池が現れました。大正池です。松本付近で降り出したにわか雨もやみ、山々も徐々に見え始めてきています。あのあたりが穂高の峰々なのですね。

観光客で賑わう上高地。さすがにここまで来れば暑さはもうありません。かの有名な河童橋を渡り、

今日の宿は西糸屋さん。旭川からの長い長い移動、お疲れさまでした。お風呂で汗と疲れを流し去り、明日からの山行に備えましょう。